2016年11月07日
・今日はベランダのサンルーム化、最後のビニール張りだった。ビニペットのビスを増し締めして、新しいフィルムを貼ったのだが、結局端っこは一枚もので畳んでやる事にした。切ると後が面倒だし。また天井部分は隙間を減らすためにビニペットの場所や長さを作り直して正確に取り付けた。この加工で昨年買ったままの各種工具を投入したのだが、万能切断機のチップがビニペットを綺麗に切るのにはびっくり。切断砥石だと火花散らして溶かしながら切るのに、こいつは綺麗に切れる。しかし、飛び散る切りカスが手にあたって滅茶苦茶痛い。大きな粒でスパスパ飛んでいくので、安全ゴーグル必須。ボール盤でも穴あけたが、新品のドリルが何故か逃げるので早速グラインダーで研いで使ったら、気持ちよく食いついてくれた。なんか新品の刃が明らかに間違った感じだったので、ダイソーのドリルも二流が造るのが増えたのかも知れない。
ビニール貼った後だが、温度はぐんぐん上がるのだが、扇風機の能力の問題でイマイチ部屋に熱風が吹き込む感じにはならなかった。まあ16度の部屋が30分ぐらいで22度まで上がったのはいいし、空気だけの温度上昇ではないのでじんわりと余熱があるのだが、昨年は30度ぐらい余裕だったのにな。朝から晴れる事とか色々条件がありそう。また、温度計で計測した所、黒塗りトタンが45度、ソーラーヒートコレクター(自称)は76度にもなっていた。熱くて触ってられない温度であるが、空気を強く当てている訳じゃないので、その温風が出てくる訳ではない。ま、その仕組みはまた後日だ。
・あとは窓の閉まりが悪い所は天井裏に潜って吊り束の小さいようなヤツの釘を外して、ジャッキアップしてビスで止め直した所、気持ち開けやすくはなった。気持ちというのは、この障子レール、吊り束が不規則な付き方しているのだ。私はてっきり小さい束で吊ってるのだと思っていたが、それが付く太い束もレールまで延びている。深い場所なので、そこでどう接合しているのか分からないのだが、調整代があるのか分からない。でもジャッキアップすると少しだけビスの刺さる位置がずれたので、動いている事は動いているみたい。面倒だったら、天井いじるよりレールの上を削った方が良さそうだ。下いじっても変化がなかったのは、幅は上と下の間で決まるのだが、歪みが出ている方を削らないと結局障子が曲線かいてスライドする形になってしまうからみたい。まあ電動カンナ使えば一瞬かな。
その過程で断熱材の具合を見たのだが、私の記憶が大分間違っていたらしい事が分かった。和室はかなり盛った積もりだったが、当初はここには断熱材がなく、50㎜を使ったはずなので、2層で100㎜ぽっちみたい。以前はそれでも感動したが、やっぱり150以上欲しい。洋室は新築時からのがあったが、おそらく50㎜だし性能が低いタイプだ。という事で100㎜のグラスウールを買ってきたので、これもまた入れなければならない。天井が50㎜とか冗談みたいな薄さだったのだなぁ、よくそんなので平気だと思っていたなぁ。一階こそ150㎜は入れてるのに。
・オーディオラックの素材カットしてもらってきた。パネルソーの仕組みも見学していたのだが、自作系との大きな違いが分かった。普通自作系は丸ノコがパネル手前にあって手で上下させる。既製品は裏側に丸ノコがある。この違いで重要なのは板の押さえだ。既製品は全面に何もないので、クランプを接地し、それが切りカス流れにもなる。一方自作系は固定パーツをフロントに置く事が出来ない。リア側に置く事ももちろん出来ない・・・というか裏表逆みたいな装置を作らないと無理。一番シンプルに真似るとしたら、やっぱり背面につけた丸ノコを表側から動かすしかない。
丸ノコは固定の回転スイッチがあるので、本体の電源入れっぱなしでラインにスイッチ入れるなりコンセント抜き差しすれば一応は出来そう。丸ノコの上下はワイヤーを循環させる形で張っておけば出来る。パネルソーは上から下に切るのが原則(下のレールに押しつける形で切って行く、逆だと浮く恐れがあるが、まあ固定されていれば関係ない)で、さすがにノコ刃の出し入れを真似るのは無理なので、先に丸ノコを上に持ち上げてワークをセットして切り下ろしていく形になるだろう。うちの丸ノコは古くて重いので、ほとんど自重落下で切って行けばいいような気もするが、万一途中で止まると厄介なので、やっぱり理想は循環ロープで落下防止に最後だけゴム止めかな。やるならだけど。
あと、合板の直角が出ていなかった。精度が必要な物ではないので、現物合わせで切って貰ったが、本当なら捨て切りで直角出す所だ。最近は合板の質が落ちてきていると言っていたが本当なんだろうか?あ、自前で切らないのはヘタなのと運ぶの楽だからです。きっとコンパネ切断すら楽しい人には楽しいに違いないけど、絶対ずれるよね。
・ラック本体はその後スライドマルノコで足を切って固定した。強度的には十二分にある。12ミリ合板って普通に床に使っているんだし、これ二枚にするほど重いオーディオ使ってなかった。で、オーディオ積めるようになったので、今度はオーディオのメンテ。CDP-1515ALを作業台で分解してエアブロー、割れたジャックを戻して清掃、ピック部分はカバー外してアルコールで清掃、ブローで乾燥。綺麗にして最近うちのリファレンスになりつつある2424+のデジタルアンプとダイヤトーンのDS1000につないで1630と比較。結果、やっぱり1515の圧勝だった。1630で全然不満を感じてなかったのに、一度聞いちゃうと1515の方が音がなまめかしい。余韻というか、1630だとチェロの音が木綿で少し向こうが透けて見える感じなのに、1515だと詰まったビロードのようで透けている感じが無い。次は大物のアンプの清掃なのだが、その前にラック設置できるように部屋掃除しないといかんのと、ピンケーブルが良くないので対策考えている。上で使っているピンケーブルは特に音楽用でもなんでもない、少しだめマシな金メッキプラグだ。ところが、音楽用で使っているテクニカの古い奴はあんまり音が好みじゃないというか、むちゃくちゃ長いので取り回しが良くない。切ってつなぎ直して清掃したいし、コネクターを手配して何本か増やしてもいいかも。名前からするとこのコード、セラミック配合とかかな?オーディオテクニカはケーブルにチタンとか異種素材の多いよね。
・DIY作業では机の上にゴミが良く出るので、ハンディークリーナーの弱ったのを使ってみたが、あまりにパワーがなかったので100均の充電池を汎用ボックスに入れて無理やり詰めてみた。元はサブCの6セルね。結果的に動くことは動いたけれど、若干不満も残る結果となった。まずニッカドでもサブCは放電能力が大きいので単三セルだと若干弱い気がする。まあ吸うか吸わないかで言えば吸うけれど。あと、サブCセルは半田付けでめちゃくちゃな形にして押し込んであるので、汎用ケースは収まりがちょっとだけ悪かった。最大の問題は、鉋屑など軽いゴミはケースに落ちずフィルターに全部張り付いてしまってすぐに効率が落ちてしまうことが分かった。これは砂とか毛とか綿ぼこりとかの、重いとか張り付かない汚れ専用のようだ。
・ミライースのアルミテープチューンの最終段階をかねて、助手席ドアのデッドニングを行った。やっぱりレジェトレックスは施工が楽で、すぐに終わったが、インナーのサイドのウレタンってなんなんだろうね?普通に考えたらサイドインパクトの安全対策なのかとも思うが、場所的に意味あるか?
比較のために最初ベルリオーズの幻想交響曲をかけていたのだが(中二っぽい名前だがれっきとしたクラシック、構成も5楽章とマーラーの中二病の先を行っていたな)、ダイナミックレンジが広すぎるため渡辺美里を入れていたのを忘れて再生したら、出だしのドラムの音が馬鹿でかくてびっくりした。でも、前からそんな音は出てなかったので、思った通り「デッドニングしないでもめちゃくちゃ聞こえる助手席が一番耳への影響が大い」ので、デッドニングの効果も大きく出たようだ。逆に言うとバランスは著しく変化して、これまでバランスは左右いじらずセンターだったのが、ライトに+4してやっとセンターぐらいになってしまった。軽自動車はスピーカーの向きが狭いので、セパレートにしてつけないと色々難しいかもねぇ。でもセパレートまで投入するのは・・・
音質も安物のヒュージョンの悪い部分が前に出て、どういじってもニュートラルな音にならない。これがSRT1630あたりを最初から入れてれば全然問題なかったのだろうにね。どうせ親はオーディオは使ってないみたいだし。アルミテープの方は私は良く分からないので、特にテストはしてません。
・飯は栽培ナメコを買ったのだが、天然とはビミョーに香りが違う。天然はクヌギの葉っぱの香りがするんだけど、栽培はコーンコーブの香りがする、気がする。それはどうでもよくて、肝心なのは「栽培ナメコはレンチン出来る!」というびっくりなお手軽調理法が紹介されていて出来た。レンジで3分でナメコってこれすごい。というか、キノコって茹でると結構ゆで汁に成分抜けているので、それで渋くなくなる反面もったいない部分もあったのではないかと。特にナメコの表面の糖質(ぬめり)とかもったいない。天然物の場合、どうしても土や枯れ葉がついているので、丁寧に何度か下洗いしてから茹でる必要があるけれど、栽培物ならその必要はない。生のナメコをレンチン保存しておけば、インスタントでも味噌汁に入れると簡単にナメコ汁に出来るので、今後活用したい。
・アニメ断ちと言いつつ楽しみな「たわわ」、原作がツイッターにあげてた作品集というか半分設定エピソード集みたいなのだと知った。女性からは「こういうのが好きでしょ」と露骨にアピールされているのが不評らしいけれど、ファンタジーなんですよきっと、電車乗った事ないけど。ロリ巨乳というジャンルについては多分女性陣が嫉妬する必要は全くないと思うというか、むしろ女性同士での問題じゃなかろうか。若さについては大いに嫉妬しろ、私も嫉妬する。
・他のサブカル話題だと侍道3はやっぱり面白くなかった。まずルート選択が良くわからん。例えばコレをギャルゲーだとするなら、フラグ管理表示キャラ(アマガミとかなら妹)がおるやろ?そういうのが不在で、唯一ルート表示があるだけ。どっちに進んでいるのか分からんし、エンド数が滅茶苦茶多い。ボリュームを増やした結果、初代のように選択ダイヤグラムで特定のルートに入るというスタイルではなく、恐らく好感度パラメター的な何かになっていると思うので、なんか話の脈絡がおかしい(これはよくある事だが)。また、ボリュームと言えば勢力も多すぎる。他のゲームそうだが、大きな勢力って3つぐらいが限界だと思うのだが、このゲームだと「主善」「桜井」「農民」「町民」「信長」がほとんど平等に出てくる。2でも「遊郭・町人」「奉行署」「ヤクザ」にくわえ、幕府が裏ではいるんだけど、幕府勢力は隠れ要素だった。つまり問題の根底は脚本のボリュームを増やさなければならないという根幹にあったのではないかと。さらに言うと、開発ベースが複雑化して、それに見合うコンテンツという要望があったのだろうと思う。多分侍道1の4倍のスケールの侍道2、その2の4倍の3ぐらいの規模になってる。1なんて1/16ぐらいの内容なので、そりゃまとまりはいいだろうけどさ。
そういう膨大なボリュームを成立させるために、プレーヤーの自由度が低くなった気がする。本来ゲームだと自由な発想でいろんな事を「試す」楽しみがある。特に忍道などはマップ自由度だけじゃなくて、攻略自由度がとても高くてストレスがなかった。ところが、侍道3はマップこそ広いが、その途中でやれる事がぜんぜん無い。一例としては、侍道3は抜刀するとNPCが対応して戦闘になるのだが、抜刀したNPCを誘導してさらに他のNPCと戦わせたりする事が出来るのね。まあ、これはちょっとシステム的にどうかな?って部分もあるんだけどさ。ところが、これで主要人物を巻き込んで倒しちゃったりしても、何故か自キャラの責任になってる。いや、確かに正しいんですけどね、ゲームとして全然楽しくない。
で、最終的に感じるのは、「制作者はプレーヤーを楽しませたいんじゃなくて、実はゲーム作らされている購入者に恨みでも持ち出しているんじゃないか?」って感じですね。ほら、仕事でお客さんが来ても、馬鹿な上司に割り振られているとお客さんもありがたくない、あんな感じがする。だから、シナリオの分岐を踏み外してドラマツルギー崩壊すると、登場キャラから心底冷えるような酷い罵倒をもらう事になります。これが意図的にカオスプレーした結果とか、チート行為があったのなら分かるけど、お前らの脚本がヘタでどうすりゃいいのかわからんかっただけなのに、10日目のガキンチョのサムライカッコワルイ宣言とかヒロインの「戦う事しか脳がない」とか呼ばわりは、これ制作者の本音出ちゃってると思うのね。
Posted at 2016/11/08 21:53:31 | |
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