2012年04月23日
・雑草対策で牧草を生やしている畑のノゲシ・スイバ・ギシギシ・アレチノギク・スイバなどを退治。これらは背丈が高く専有面積が大きくトゲなどがあって有害かつ駆除が面倒な植物なのだが、今の時期だと駆除がとても楽な事が分かった。これら広葉雑草が面倒なのは越冬して根を張っているので大きな株に成長していたり温度が上がると爆発的に成長するからである。しかし耐寒性が低い物が越冬するためにはロゼット状になっているので、三角ホーで中心部を狙って振り下ろせば面白いようにサクサクと駆除出来た。これなら面倒な草刈り機を持ち込む必要もない。山羊はスイバやギシギシなども食べるのだが、すごい好んでという訳でもないし、高刈りして食べるのでロゼと状の間はあまり食べてくれないのだ。以前から気になっていたイネ科の雑草は今の時期に穂を付けだしたのでハルガヤではないかと推察。ただ穂の形がちょっと違う。むしろイヌムギかな?どちらもそれほど害はないし、ハルガヤは牧草なので山羊に食べさせるが、踏圧にすごい弱くて山羊を放牧したら周辺一帯が枯れ込んだ事もある。
・今年はブドウの芽欠きが蕾の間に出来そうだ。ブドウでは新梢が発芽したら芽を欠く事が多い。理由として水揚げが始まっているので傷から水が落ちたりするし、樹勢を確認してから欠損部を残したいというのもあるだろう。でも、発芽直前に芽を欠いても別段問題ないみたいで、私は最初そうならった。まあ、そういう適期は短いので、発芽後にやるケースも多いんだけど、発芽して養分を浪費する前に欠く事で樹勢を強く出来る訳で、よほど強樹勢で困っている木でなければ今の時点から欠いても問題ない・・・と思う。多分。
・トラクターのグリスニップルはとても多い。チャック式じゃないと難しい事もありチャック式のフレキノズルを買った。で、ちょっと思ったのだけれど、なんで車はグリスニップルが少ないのだろう?バイクだとリアのリンケージ付近に残っているけど、普通車でグリスニップルがある車ってあまり無い。正直グリスガンでグリスを注す方法はかなり雑なグリスアップ手段であり、古いグリスが残るとかシールが抜けるとか問題が多い事は承知している。そっちの解決ももちろん必要だろうし、10万キロ単位でそういうメンテいらない車もすごいんだけど、逆にそのために犠牲にしている部分もあるとしたら、ニップル付けてメンテ出来る形にすりゃいいのにと思う事も。あと、油圧重機の動作オイルって添加剤とか効くのかな?
Posted at 2012/04/23 22:03:22 | |
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2012年04月22日
・山羊を放牧するために移動するのは大変だ。山羊は道すがら草を食おうと立ち止まるし、仲が悪い山羊同士は頭突きをはじめる。先走ろうとする奴もいれば常に立ち止まろうと踏ん張る奴もいる。種雄と雌を発情期に一緒にするのも間違いの元だ。一度に歩かせられるのはMAX2頭で何度も往復するのは時間の無駄だし疲れる。そこで突然イギリスの田舎の羊の事を思い出した。
・イギリスではパブリックパスと言って、私有地でも通行権が慣例法で認められており、牧草地のど真ん中が登山道の一部という事がよくある。確か湖水地方のどこかだったと思うが、そういう道を歩いていたら羊の群れが道一杯を走ってきた。その土地では放牧地は石垣で区切られていて、パブリックパスは石垣の間の道がそうだったのだが、そこを数十頭の羊がセールの時のおばさんのように走ってくる。最初は大きい奴で、最後には小さい羊が走ってきた。私は石垣の隙間だったかで群れが通過するのを眺めていたのだが、結局その羊の波の意味は良く分からなかった。まあ牧草地を移動してるんだろうけど。
・で、今思うと、あの石垣通路を使った羊の移動というのは、とても便利なローテーションの仕組みだったのだろうと分かる。おそらく群れの後ろは牧羊犬か何かが居て、追い出しているのだ。そう言われてみれば石垣の通路には時々ストッパーがあり、また二重ゲートの入り口もあった。ただパブリックパスはそこは通過せず、石垣についている階段で渡った記憶がある。ともかく、幹線通路は石垣で完全に区切って、ゲートとストッパーを使ってローテーションをかけていたのだ。
・もちろん、全ての境界が石垣という事はなく、通行しない側の境界は木の柵だったと思う。念のためグーグルアースで見てみたら、ウィンダミアの綺麗な田舎はほんとそんな感じで、羊らしき物体まで映ってたりする。たとえばホークスヘッドあたり。あー、なんか見てたら行きたくなった。まあ、ああいう羊道は今は車道を兼ねているようなので、やっぱりそう簡単に応用出来る物じゃないか。犬もいないし果樹は食べられちゃうし。
Posted at 2012/04/22 23:55:29 | |
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2012年04月20日
・昨日は一日中マイクロユンボで畑をいじりまわしていたので非常に疲れた。全身がグラグラする。以前のように三班換気感(ほんとATOKもどんどん馬鹿になってきているねぇ、ジャストシステムも以前よりIMEが駄目になってるってどういう事よ)もとい三半管器官が狂って船酔いする事はなくなったのだけれど・・・思うにユンボの揺れに対応したので体が能動的にバランスを取っており、それで疲れるのではないかと思う。もちろん振動そのものの影響もあるのだろうけど。かなりの傾斜でも人間は頭を水平に保っているので、逆に横旋回するとアームがすごい斜めで回ってびっくりする事がある。
・そう、ユンボの大きな問題の一つに作業機は水平を前提に作られているのだけれど、傾斜地で使う事が多い機械なので、車体のズレが大きく影響してしまうという問題がある。バケットだって車体が斜めなら削る形も斜めに刺さるし、ブレードなんかも斜めだと片方だけ引っかかる。旋回にしてもそうだ。そもそも車体が安定しないので掘削時に揺れやすい。特に大きい方のアームを降ろすのがくせ者で、これの降ろす方は全作業レバーの中でもっとも反応が早い。というのは、爪をツルハシのようにたたきつける使い方をする時に、そこが遅くては意味がないからだ、と思う。ま、一番重量物が激しく動くのはここなのだが、アームを伸ばして降ろす時に振られて車体がガクガクする。多分だけど、ここは油圧リリースだけで落としているのが多分にあるので、あんまりレバーで調整出来ない。
・で、一番良いのは74式戦車のような油気圧式車高調整装置を搭載して姿勢制御を行う事だろうとは思う。よく考えたら戦車の照準も相手に対して必ず2軸で射撃せにゃならんわけで、よく当たる物だと思う。まあ、弾は水平とかないから(APFSDSならあるんだろうけど、ま、実際は角度は関係ないはず)、やっぱりユンボこそ水平装置が欲しい。でもユンボのキャタにはサスペンションがない。走行性能を考えるとそこにサスが付くことは悪くはない気もするが・・・もう一つは土台と本体を結びつけてる旋回リングをフロート構造にするなり何なりして、そこを油圧で動かせるようにする事だろうか。ただ、そこは一番衝撃を受ける場所なので、安易な装置では壊れるし、かと言って大きな構造を挟み込むと重心が上がってしまうって問題がある。あるいは、車輪式ユンボであるようにアウトリガーを持って、ブレードと合わせてその場その場で水平を出すというのも手かも知れない。
・まあ、そこまで考えると今度キャタじゃなくてもいいんじゃね?という問題も出てくる。キャタピラってのはアレで結構ずさんな代物で、整地にはいいが移動には問題が多い。とくに傾斜地でターンしようとすると、坂上側のキャタは荷重が抜けて空回りするので、下側のキャタのみで回らなければならないという問題が出てくる。ユンボは油圧モーターなので操作は楽だが、エンジン直結の作業機だと毎度シフトしてやらなければならないので不便。基本的に旋回をスキッドステアリングのようなずらし構造で回るのには無理が多い。
・そうすると「多脚制御」か「爪足」ってのが士郎正宗ファンなら思いつく所だ。そういえば一時期軍事目的で多脚の試作品が多く出たけど、結局実用化されたのだろうか?今のテクノロジーなら制御は出来るだろうし、メリットも多いはずだが、MGSとかSFでしか見ない。爪足はドミニオンに出てくる可変キャタピラで、恐らく車軸に取り付けて使う事も出来る技術だと思う。やる気になれば、ユンボの油圧モーターはいくらでも増設は出来るはずなので、電気自動車のように複雑な車輪制御だってできるはずだが、値段がなぁ・
Posted at 2012/04/20 08:36:51 | |
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2012年04月14日
・先日穴焼きの炭を作ってなかなか良かったのだが、消火で苦労した。消す事は割と簡単なのだが、完全に消火しなくて熾火で灰になってしまったし、水を大量にかけるので成分の散逸も気になった。まあ昨年より歩留まりは3割以上良いのだけれど。で、消防に入っていた頃に泡で消すという話しを勉強していた。水に界面活性剤を混ぜた物に圧縮空気を入れて発泡させてから送ると泡になって、対象に付着して酸欠にさせたりホースが軽くなったり水損が無くなったりと効果が大きい。ある研究だと10~17倍もただの水より効果があったそうだ。って事はそういう装置を使えば効果的に消火できるのではないかと。
・ただポンプと水と界面活性剤(石鹸でも出来るそうな)はいいとして、圧縮空気はいかにも面倒だ。代替シャボン玉作るのに圧縮空気なんか使わなくたって出来るんじゃないか?と思って調べたら東消形簡易発泡装置というのが見つかった。これはノズルの前にネットを貼り付けておいて放水するとネットがシャボン玉作ってくれるという代物である。飛距離は多少減りそうな気もするが、私の場合はそんな必要ないし、消火能力からすると普通の水道用ノズルに取り付けて実用性能がある(はず)である。
・で、もっとすごい興味を持ったのは、これ、消毒に使えね?農業の消毒は薬剤の付着率の低さが課題である。おおよそだが、ドリフト防止スプレーノズルは新広角などのキリタイプの2倍以上の防除価があり、SSなんかは3倍ぐらい手散布より付着が悪いと言われている。で、ドリフト防止スプレーは言ってみれば消火ノズルと同じような物なので、これが泡になればものすごい効率が良くなる気がする。例えば手洗い石鹸なんかも、今はフォームタイプが多い。実際には泡と消毒は関係がなくて、作業用には泡が立たない石鹸もあるけど、洗った感じがしないしすぐに流れ落ちてしまう。ドリフト防止スプレーもそうで、付着はするけどすぐに流れ落ちるという欠点がある(霧も別に良くはないけど)。混ぜる物に展着剤という物があって、パラフィンなどを混ぜる事で付着性を良くする工夫は見られるが、これは長期的な付着性の話しである。
・そう思って検索すると、やっぱり前例発見。研究段階のようだ。ただ発泡剤が何であれ農薬扱いになるからなー、許可取らないと商業的には使えないよな-。ポジティブリストになり物、あるいは肥料扱いの界面活性剤があるかなだー。界面活性剤なら浸透圧を減らす意味でアプローチIBとかあったはずだけど、普通は界面活性剤は薬液の付着量を減らしてしまうという事で嫌われる訳で、どうなんだろう?
・ミライースが納車されたみたいだ。私はもうノータッチったらノータッチ。
Posted at 2012/04/14 22:47:34 | |
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2012年04月14日
・春先は轢かれた猫を見る事が多い。春になって浮かれているのか、必ずしも若い猫ばかりでなく車に轢かれてたりする。で、見つけた時、どうするだろうか?私はミンチになってなければ道路脇に移動させている。今月は2件ほどそんな事があったが、「轢かれる」と言うけれど猫の轢死体はあんまり痛んでない事が多い。むしろ死んでいるのが不思議な感じだし、猫の目も「あれ?」って顔したままな事が多い。もちろん悲惨な死骸もあることにはあるんだけど。道路に死骸をそのままにすると、気がつくドライバーが車線を変更して事故る可能性もあるし、ミンチになっちゃったのだって轢きたくはないし。ま、ここらへんはマナーの問題。
・次にどうするかだが、多分正しい答えは「市役所に連絡して回収してもらう」だろうと思う。道路清掃局が焼却場に持っていってくれる。が、普通こういうのを見つけるのは夜中だったり仕事に向かう途中だったりして、連絡がつながらないというのが一つ。もう一つは飼い主がいる猫の場合、突然失踪してしまって探してしまう可能性がある。最近よく地方新聞のさがして欄に飼い猫を探しているという投稿があるが、結構な確立で市役所が回収してしまっているんじゃないかな?まあ、回収依頼しても特徴などはある程度把握していてくれるとは思うけど・・・そんな訳で猫がいなくなったら道路脇によせてあるかも知れない。さすがに酷い死骸だったら埋葬してやった方がいいけど(スコップ常備してるし)、そういう事は今のところない。タヌキとハクビシンの死骸はあったら喜んで踏みたい所だが、車線の中で見た事が全く無い。不思議だ。死骸はしばらくして消えなかったら連絡してる。
・ドライバーとしては速度を控え目にして、生け垣とかから突然出てこないか注意して運転したい所だ。大抵突発的に走り抜ける猫には後続がいることが多い。人間の子供と一緒だな。
Posted at 2012/04/14 13:13:44 | |
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