2018年02月17日
・今朝も大分冷えた。温度はマイナス8度程度だったが、9までマイナス5度とかなので冷える冷える。温度計も朝5度あったのが昼間に4度を切りだしたので暖房入れる。昨晩は外出したので、6時時点で12度にしてから放置していて、12時で9度、翌日9時で5度だから、1度温度が上がればそこそこ温度を保っている事が分かる。外気との温度差も考慮しないといけないが、大雑把に6時間3度@温度差10~15度って感じか。一方ベランダ温室は快晴で快調、15度ぐらいにしてくれる。うーん、パッシブ装置造りたい、でも作業しないといけない。体感温度からすると、やっぱり3度ぐらいは高く感じる。以前の感覚がすでに怪しくなっているのだが、裸足スリッパで居ても平気だし、暖房点火までの間も震えている訳でもない。大雑把 外気マイナス8度の朝の室温と体感はこんな感じ。
床の断熱材無し 室温0度台 保温性は暖房切るとすぐ下がる 暖房してても足から冷えてくる。あまり居たくない。
根太間42㎜グラスウール32kgボード追加 室温3度台 保温性は暖房していればまぁまぁ許せる。床の冷気だまりは感じない。
根太間断熱+スタイロ3種ボード50㎜ 室温5度台 保温性は薪が熾火状態でもそこそこ暖かく感じるが、温度上げようと思わない 床は一番熱が逃げづらくなったので、目線温度より1、2度高い温度になる(暖房かけると上昇気流で天井付近から暖かくなるので逆転はする)。
・仕事はB園の剪定片付け、片側の枝全部払うみたいな特殊な縮伐をかけているのでアレだが、一本の剪定自体は割とサクサクと終わる。枝運び出しも一緒にやっているので、ちゃんとできれば1日仕事のはずだったが、途中で壊れた機材の修理を試みて逆に無駄に時間を浪費してしまった。壊れたのは新型のMAXのテープナーで、以前から気にはなっていたのだが爪のリリースボタンになるパーツが片持ちの曲げパーツで、ちょっとクランプ失敗すると枝を挟んで曲がってしまうんだが、それがまた曲がったらそのまま折れた。素材は0.8㎜の薄い薄い鉄板で、軽量化とプレスのしやすさを狙ったんだろうが、以前のがちゃんと別のパーツで押していた事に比べると設計思想の退化というか劣化だよね。確かに古いの持ち出すと重さや硬さは感じるけど、堅牢でぶっこわれる所が少ない。MAXはパーツ供給はあるはずなんで、後日発注かけるからいいとしても、結構いろんなパーツが固まっている所なので2000円はしそう。それ以下だったら一応許容するけど、駄目だったらMAXサイテーって言って互換品改造して使うわ。
・あとは畑には相変わらず猫が良く来る。冬はこんなに来るんだとびっくり。少しは私への警戒も薄らいで、作業眺めてたりする。うちの猫は最近後ろ足いじるのが楽しみ、立ち上がっている時のがほんと面白い。あれ、膝に見えてるのはカカトなんだけど、よくもまあこんな高い所にカカトついてんなと。馬とかもそうだけど。
・週間ダイヤモンド買いに行ったら来週号が特集だった、ちょっと腹が立ったので、アマゾンで注文。最近本屋行っても目当ての物がない事が多くて探す時間が無駄、どうせ買うつもりの物だったらネットでいいかという気分になってる。交通費や時間考えたら通販の方が安いというか、別に送料だって取られないしね。でも、そうすると他の本を立ち読みして他に繋がらないのが問題ではあるが。
Posted at 2018/02/18 20:52:33 | |
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2018年02月17日
・午前中はボランティア、暖かくて作業ははかどった。昼はB園の剪定、猫が7匹ぐらい固まって日向ぼっこしていて、みんな逃げて言ってしまったので申し訳ない。そろそろ繁殖期だから、その後もニャーナー鳴きながら沢山来た。まるで社交場だな、道理で地面が綺麗になってる。剪定は伐採しようと思いつつ、なかなか減らせないもんだよね。今年も少しは残そうとかいらんこと考えてしまう。あとは薪補充。
・夜はワイン会、のはずだったが、日本酒めっちゃ飲んだ。ワインを期待していった人はひそかに落胆していたと思うが、日本酒を温度違いで飲んだり、山廃の意味の解説を聞いたり、持ち込みで面白い物が飲めたり、へんな食い合わせデリカッセンで困惑したりと私は楽しめた。日本酒は以前は極端な端麗ブームで、いまは濃厚になてきてはいるそうだが、酸味が足りないと感じていた。しかし、今日のはどれも酸味が際だって単体でも飲み飽きない。それにしても日本酒は酔いが回りやすい。山廃が山卸廃止酛という作り方である事は知っていたが、わざわざ廃止した方の名前が残っているので、じゃあ普通のは山卸なんかと言うともちろんそんな訳はなく、速醸系と言われる方法で作られているそうな。腐造防止の乳酸発酵を蔵付き乳酸菌で行う(というかなっちゃう)のが山卸、人工的に乳酸菌を足してやるのが山廃仕込、そして培養した乳酸そのものを足してやるのが速醸系という事らしい。ここだけの話、ワインも大分この手の技術が発達してきていて、以前は自然酵母の自然発酵だったのだが、近代は培養酵母を投入するようになっていて、さらに今は特定の酵母が持つ分解酵素自体を単離して投入する事で選択的に香りを造り出す事が出来るようになっている。香りの前駆物質自体はワイン側に含まれるため香り付けではないのだが、限り無くそれに近いと私は思う。
ワインはソーベニヨン・グリという珍しい品種のボルドー、プリミティーボというイタリアのジンファンデルと同じ品種、シルクロードのメルロの甘口、安曇野のコンコードの氷結だった。ソーベニヨン・グリは名前からして分かるようにソーベニヨン・ブランの若干の有色亜種だそうだが、見た目でその痕跡はほぼ無い。若干味が厚くなるという事ではあるが、私はむしろ純粋なソーベニヨンブランより細いというか鋭く感じた。その前に日本酒飲んで慣れていたのもあるのだろうが、日本酒の酸味が主に乳酸(稀に酢酸)なのに対し、葡萄由来の酒石酸とか、果実由来のリンゴ酸の持つミネラリーな酸味を感じる。ジンファンデル、メルロ、コンコとも甘口でタンニンが弱い系だったが、コンコードはちょっと驚くほど酸味が強かった。これを嫌う人もいたが、私は氷結は甘ったるくなる対策で酸味も高い方が好きなのでアリ。メルロは草原系のニオイという話だったが、私はどこかスペインのワインのような土着感を感じた。
・お店の客に関しては今日もあまり多くは無かった。まあ山賊バーガーは売り切れだったので、お客のピークが別の時間にあったのかも知れないが、飲食店はどこも客は入ってない印象。大型化して駐車場から遠くなるデメリットとか、すべてが噛み合ってない感じ。なんで農家のオヤジが分かるような欠点が放置されてんのか分からんけど、あるいは本体の儲けはそれで出ているんかもな。
・今期アニメのOP.EDはすっごい好きなのと、そうでないのが割とハッキリ。OPで一番なのは博多豚骨ラーメンズで、岸田教団&明星ロケッツのストレートな声が魅力の「ストレイ」にやられる。昨今のオサレアニメの勘違いトレンディー歌ってみたの腹から声だしてねえ男のなよなよた女々しい声の対極にある。声にイフェクトかけるのはほんと駄目だな。他はダークホースだったゆるキャンがいい出来で、ジャクソンファイブに怒られそうなOPもそうだが、EDや挿入でのギター弾き語りにほっこりする。他にも世界で一番遠い場所もOPはアイドル風で、EDは弾き語り風という似た系統で、こっちもいい。同じくアイドル色が強いのが刀使ノ巫女かな。
EDだけだとグランクレスト戦記が割と好き、というか似た系統の魔弾の王がOPで良かっただけに、あそこまでのは準備出来なかったかという感じも。そしてED神、OP嫌いなのがダリフラ、ねっとりしすぎ。02というキャラがああいう所がある、という提示なんだろうけど、歌っている奴が自分に酔っている感があって受け付けない。
ロボットアニメのOPというのはスーパー時代は水木一朗アニキや渡辺宙明節の熱くて擬音満載で子供が歌えそうな物から、リアル系タイアップのガンダムとかマクロスとかを経て、セカイ系の高橋洋子(エヴァシリーズ)や石川智晶(ぼくらの、SEEDやOOシリーズもやってるけど)、坂本真綾(ヘミソフィアとか)らへんで一通りやっている。悪く言うと、内容から導き出される歌の期待値みたいなのが出てくる。例えばフルメタだとリアルよりだから下川みくにとか山田さんなんかは似ている。
その弁で行くとダリフラはセカイ系ダウンタイプだから、本当はそっち系の人にやって欲しかったんだけど、なかなか居ないんだよね、あの手の不思議ちゃんシンガーソングライター、繰り返すとくどくなる系だし。で、セカイ系OPの逃げの悪手がガイナのメタシュール系オサレソングだと思うの、トップ2のアッアアッアー(曲名すら知らん)とかさ。エヴァで言えば宇多田に翼を下さい歌わせてみるとか、あんな感じのシュールさよ、なんだあれ。いやな、作曲間に合わない時に仮歌でこういうイメージを与える物、って入れるのは分かるんだけど、本ちゃんにそのまんま入れてどうするよと。誰だこのけだるい不健康なナルシー歌手と思ったら中島美嘉、誰もコメすらしてなくて知らなかったけど、聞けばほんとああいうアレだ、アレ。そのイメージがくれる物は「ああ、ダリフラってその程度の作品なんだな」という印象でしかない。きっとグダってまやかして終わって何も残さない、みたいな。メッセージ性があるなら絶対に選ばないと思う。ソニーのゴリ押しか?
EDは女性キャラソン合唱という安直さなのに悪くない、まあアイドル作曲家のキャラソンそのもので、歌手と映像の補正がかなりかかっているが、EDとして嫌われる要素があんまり無い。もちろんOPの曲に感じるままにアニメが展開してしまう可能性はある。もう内部がグチャグチャになる展開で、正直見たくないが、今の路線は決してそこから遠い場所には居ない。そう考えると、「OP、EDの曲が好き嫌い」というのは、その作品コンセプトが好きか嫌いかに近いはずである。実際、上げた好きな作品は普通に本編もいいとおもう。本編にOP.EDが追いついてない作品はあるけれど(約束された大作ほどその傾向がある、艦コレとか)、OP/ED詐欺みたいな作品はそう多くはないのではないかと。ダリフラは監督がトップ2だし、全てのコンセプトはトップ2にあまりに似すぎている。フランクス=バスターマシン 02=ノノリリ 名前ではなく数字のバスターマシン達 あがり、コウリュウという謎の敵=どう見てもバスター軍団でしょ。
で、調べるとトップを狙え!NEXT GENERATIONという企画が存在し、トップ1と2の間の1万2千年ぐらいの歴史を書いているらしいのだが、ちまちま映像化、漫画化されつつ未完である。ダリフラをその中間に入れるのはとても簡単というか、もう確信に近い。しかしトップ2!はトップ1を上手く引き継ぐ形で終わる部分だけやった作品なので、その中間部分に綺麗に終わるポイントは存在しない。ダラダラと人類は内紛で疲弊劣化するプロセスにある。そこがガンダムと違う所で、歴史年表で表に出て来ないか、紛争程度を拾ってるのがガンダム、年表のはじまりとかどでかい事案を拾ってるのがガイナ系なのである。
だから、最後にちょろっと「あの物語と繋がってましたよ」が出来そうだとしたら、02がノノリリになる瞬間だけだろうと思う。そこにカタルシスは感じないだろうが。もっとも、002という番号は動かしがたく、無理に設定をいじるなら第六世代2号機、ノノリリの妹相当の通算8号機は今のところ空席ではある。あるいはダイバスターを8号に数えて9号か?OP・ED論から大分脱線したな。
・明日はB園伐採続き、飲み会他。
Posted at 2018/02/17 13:45:03 | |
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2018年02月15日
・床のスタイロ張り、完全に終わらせて床もビスで閉じて終了。なんか段取りと首の調子が良ければ1日で出来そうでもあったが、終わってみればいい経験だった。肝心の効果だが、昨日今日と暖かくてあまり参考にはならないのだが、いくつか分かる事を。まず床の温度は確かに上がった。下手すると室温より床温の方が高く出ている時すらある。また暖房の効きも多分良い・・・と思う。しかし、以前は足元が冷えるのでストーブを全開でファンも全開で空気かき回していたのだが、今は体感的に暖かいので、実際の温度は以前より低く熾火運転で不満がなくなっている。ほてる暖かさではなくて、じんわり不感温度で快適みたいな感じか。おそらく体感温度は5度ぐらい違う。保温性も上がっているはずだが、また寒くなったら改めてリポートしたい。一番思うのは、ちょうど天井に断熱材を敷き込んだときに、内装からは全く違いがないのに、なんかそこに存在している包まれている感、あれが足側からもある感じ。ちょっとだけ不満を書くと、廊下もグラスウールを敷いて寒さは大分和らいだと思ったのに、台所でより良い状態を経験すると改めて寒く感じる。軽装になるのでなおさらか。
薪ストーブは今期はほとんど時間で全開運転にはしていない。排気ダンパーを絞りきって吸気だけで微調整している。排気の熱損失は薪ストーブではかなり大きいので、そこで放熱出来てちゃんと煙突効果も維持出来れば、あとは暖房能力との兼ね合いだ。あと二次燃焼とまでは言わないが、煙も燃やしてニオイも少なく出来る。実際、うちの煙突から白煙は見えないし、焚いているニオイも外に居ても分からない事が多い。この状態ならおそらく一番寒い時期でも薪ストーブだけで台所の暖房は足りるはず。消費量はコンテナ一杯で大体6時間かな、燃やしているだけなら8時間ぐらいは可能だけど。
・ロードバイク、残念ながら34Tはリアディレーラーの守備範囲外らしく、調整できなかったので諦める。30Tの手持ちと交換してみるか。ペダリングの練習方法でケイデンスを上げて引き足をペダルから浮かすというのがあるのでMTBでやってみたが、ぐいぐい進むんだけど腰が浮いてしまう。きっと下死点でまだ力が残っていて浮いてしまうのだろう、難しいもんだ。あと、ハイケイデンス走りは速度感覚が狂ってブレーキがギリギリになる事が良くある。まだフラペで慣れないと怖いな。
・アマゾンからトグルクランプが届いた。どういう物なんか正確には把握してなかったのだけれど、面白いっちゃ面白い。平面につけるクランプで90度アームが動く。レバーがロックになれば強力に固定出来るけれど、その範囲はかなり狭く微調整が必要そう。またアームは平面より下を押さえる構造で、思いっきり上げても5㎜クランプ出来ないぐらい。下には25㎜ぐらい行けそう。下のガイドは38㎜なので、そこに取り付けるとボードの固定に多少足りない感じがする。また1箇所だけなので、良く見るパネルソーの垂直固定バーみたいには出来ない。もちろん上側にクランプを取り付けたりは出来るが、クランプで平行移動する押さえバーを動かせないか?という考えは否定された。90度も上がるし、どうやってバーとクランプを接合したらいいのか分からん。まあ無理に言うなら金属の棒にネジ切って横からクランプの押さえを刺せるようににしておく方法ぐらいか。まあ現実には下側クランプを2箇所にしてガイドバーにしっかり固定、平行はスライド精度を信頼するしかないか。
・やっと床の方が終わって一段落したので作業スペースの清掃片付け、ノコ刃に断熱材カスが焼き付いてしまっているのでスクレイパーで除去。自転車もMTBのハブが心配だったのでグリスアップしようとしたが、フロントは多少ゴリゴリ感があったので分解したが、チキソグリースのお陰で綺麗な物、グリスは一応足したが玉当たり調整だけで静かに回るようになった。リアは最初からその状態だったので良いだろうと判断して触らず。このベアリングの問題だが、ロードが強いほど点接触になって削れるように感じる。私は多少ガタがあった方が寿命も抵抗も下がるように感じている(他にも理由はあるが)。作業場のベニア板もとりあえず移動させたので、最近切れ味が落ちてきているドリル類を研ぐ事に。どうもディスクグラインダーだと綺麗に研ぐのが難しいので、両頭グラインダーでやってみたら、もうびっくりする位綺麗に研げた。治具作ろうかと思っていたが、これならいらないな。敢えて言えばドレッサー買って修正でもかけた方がより良いかな?ぐらい。折ってしまった奴もほんの10秒ぐらいで再生出来る。ただ、グラインダーの回転が高くて怖いぐらいなので、1度回したら定常回転数になってから電源切って、惰性で削っている。削っていても軽く3分ぐらい回っているからすごいもんだ。
・暖房がてらの料理はゆで卵作ってまた煮卵(というか漬け卵)、豚汁とホワイトシチューをそれぞれ鍋一杯ずつ作る。作業時にピーラーがなくなって片付けながら探してたら、洗い物スポンジの裏にあった。お陰でキッチン片付いたからいいか。ラジオで日本茶の話をやっていたので、久々に棒茶を入れて飲む。おいしい。紅茶はミルクを入れる事で完成するが、緑茶はそのままで頂くのが美味しいかな。
・ドイツ戦闘機開発者の本読了、てっきり古い本だと思ったら平成16年とそこまで古い資料ではなく、巻末に「ガンダムのオタ知識が出る前は、ドイツ機オタが同じような地位であった」という面白い説明があり、今の若い人には説明するのにガンダムの喩えを使った方が通じるなんて話も。まあ、平成16年以降もガンダム世界は広がって、いささかやりすぎな感もあるんですけどね。記号的にもFW190Dのさらなる改良型が最初FW190Ra(Ta152)となっていて、「ああ高機動型ザクのアレはここからか」とか思ったり。この感じで行くと、ジェットとかロケットがサイコミュ兵器にあたるんかね。He100がヅダというのも繰り返された話だが、そうするとザクがBf109な訳か?でも、ザクってどっちか言うとFW190とか零戦とかの方向だよね。
Posted at 2018/02/15 23:06:12 | |
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2018年02月14日
・今朝はかなり冷え込んで厳しかったのだけれど、昼間は日照があってとても暖かかった。仕事はB園の片付けなどをした。その後、床下のスタイロ張り、最後の仕上げな訳だが、これがまた面倒だった。束が85cmぐらいで置いてあるため(しっかりと同じ位置ではない)、床下にスタイロを入れるのに60cmぐらいに切って突っ込む必要があるし、そうすると留め具も多く入れないといけない。さらに留め具として今回M字金物を使ったのだが、正直失敗だった。スタイロの留め具としてあまりお勧め出来ない。確かにZ金物と違って後施行出来るしヒートブリッジにはならないが、シビアに位置決めするとスタイロが差し込めなくなる。特に最後の一枚は差し込む余裕がないので、後から止めるしかないけど、打ち込み金物はそれがやりづらい。また土台、大引きは比較的硬い材を使うので、鋭いとは言っても刺しづらい場面が良く出てくる。硬いと打つ場所が単なる曲げただけなので滑って危ない。今はドリルドライバーが小型で高性能になっているから、押さえ材をビス止めした方がいい。どうせ端材でも胴縁でも小さく切ってビスを刺しておけば、現場では一瞬で施行出来る。あと火打ちの場所はやっぱり苦労した。30㎜の隙間だが、やっぱり30㎜スタイロを入れると摩擦などで入ってくれない所があった。25㎜だとスムースに入る。本当ならこういう薄い場所こそ高性能な物を使いたいが、いちいち買うのが面倒なので買い置きの物などを使用。まあお陰でスタイロは購入分で全部まかなえたのでいいか。今回はスタイロだが、結局グラスウールは飛散するのでマスク必須で疲れる。
・昼は大型ショッピングモールに出店した農協のお店に行って来た。驚いた事に、3月で閉店するとアナウンスがいきなりされたからだ。9月末(ほぼ10月)オープンだから、たった5ヶ月、半年もしないで閉店ってあまりに酷すぎないか?確かに店舗構成とか売価とか店員教育とかに怪しい点はあるけれど、見切り発車で改善していくのに、もう切り捨てかよと。上層部は現場スタッフを簡単に切り捨てるコマ程度に思っているのだろうが、こういう運営を繰り返せば世間や元スタッフからどう思われるか分かってないんだろうし、農家には自分達でいろいろせいと自助を押しつけながら(それは当然な部分もあるが)、自分達じゃろくな成果を出せてないと、ほんと金融部門だけの組織じゃんと思う。てか、そういう保守の非生産な金融が儲かる世界経済がだいっきらいだ。日本の失われた30年はバブルで不動産とかが高くなった事だよほんと。
さて、もう閉じてしまう店だが、ラジオで宣伝していた山賊バーガーを頼んだ。単品で430円もする価格設定は内容をとわずバカとしか言いようが無いが、まあ食べ応えがあって野菜が豊富に入っていて味も良かった。ちょっとバンズの上の脂(バター?)がベトベトで手で食べるには難があるし、大口あけてかぶりつくしかないのは問題だが。山賊を縦にスライスして薄くしてくれたら嬉しい。そしてジュース付きで500円だが、ジュースはワイナリーで300円で出している奴なのでコスパは最高というか、きっと販促で出したんだろうなと。逆に山賊バーガー自体の利益率高いから出来るんだろうけどな。私なら薄くした肉の奴で300円が妥当だと思うが、この価格設定自体にこの出店の大きな問題点が感じられる。テナント料が馬鹿高くて顧客単価を下げられないのだろう。
なんでそんな強気なのかと言えば集客力があると運営が思ったからなんだろうが、実際はそうでもなかった。前も書いたが渋滞を警戒していた割に、オープンして半年以前ですでに交通量は以前と同じレベルまで戻っている。理由はテナントがろくでもないし、実店舗に魅力がもうなく価格も高く水平移動距離が長く車前提で市街地中心部に渋滞覚悟で来るアホがもういないという事だ。じゃーなんで作ったのかと言えば、多分大地主と市の政治とかのアレだな。実は集客力が無いのは特に一部の施設で、食事スペースはそこそこ賑わっているという噂だ。本来はそこまで広い施設はいらなかったのだが、地主が使わない地所を一括でそこに売ったか賃貸した感じで、結局ここでもバブル不動産問題があるように思う。あとは農協が大型モール運営に通常販売するルートのためおつきあいでいれたんやろうな・・・そして役員とかは建設費でペイバック受けてそう。
出店説明会ではどうせ農協関係者で固めた賛同意見だけ拾って失敗時の説明をせず、赤字が出たら誰も責任取らず説明もせず逃げ出して赤字額の説明もない。当然農協トップの引責辞任や役員報酬返納もないし、これでJA改革とか片腹痛いですよ。すでに歯抜けになってるテナントもあるし、まずはモール運営にテナント料の大幅値引きを迫り(多分集客力の過剰な見積もりがあったはずだし。それを自前でチェックしなかった農協も無能だが)、最低1年はやってみて季節変動を調べる。大体この寒い中、徒歩客前提の立地の建物とかで人来るはずがない。そして農協には農家顧客という強みがあるんだから、イベントとか農家向け販促(クーポンとか)とかやればいいんですよ。それすらやってない。また商材も間違ってました。大型スーパーの中に別のミニスーパー作ってどうすんだと。価格も高いし立地も悪い。そこは全部捨ててデリカッセンのイートインに絞るべきでした。そこで素材を農協に絞って完成品を出す、これがアンテナショップの役割でしょう。
まあ閉店アナウンスを再び覆すというのは無理でしょう、無能だけどプライドだきゃ高いからハイランド。だからせめて、折角開発した料理をですね、直売所とかに残して欲しいですね。バーガーは望まれてますし、素材としてわるくない。特に今女性客は野菜の多さには敏感です。肉を減らした分野菜をもっと詰め込んでサラダバーガーでいいんですよ。それを300円でテイクアウト可能にする、これはずっと直売所売店でやって欲しいと言われていた物です。
・ドイツ戦闘機開発者の戦いの本、やっとクルトタンク技師の項が進んでFW190が出てきた。私はずっとフォッケウルフ社というのはタンク技師が専属だったんだろうと思っていたが、実はフォッケさんとウルフさんとナウマンさんという3人が作った会社で、クルトタンクは一時的にはメッサーシュミットなんかにも居てフォッケウルフに入った形になる。操業者3人は事故死したり別会社を作って出て行ったりしているので、まあ目玉技師はクルトタンクではあるのだが、これまでハインケルとメッサーシュミットの項を読んできて分かるのだが、フォッケウルフがユンカースやハインケルをさしおいて制式採用戦闘機メーカーになったのは多分に政治的な思惑と周辺事情が強い。
つまり、反ナチ的であり、技術的にはおそらくトップだが実験機作りすぎでエンジン供給のバランスも考えない、ある意味純粋な技術バカ集団がハインケルで、当然RLMからは距離を置かれている。一方のメッサーシュミットも初期のルフトハンザの事故で不誠実な対応を取ったためミルヒに嫌われて足の引っ張り合いの泥仕合になっていたし、技術的にもハインケル系の色が強い技師の作品だけ良かった。そんな中、過度に先端技術に頼ったりリソースを浪費せず、手堅いけれどエンジンやらパーツ供給まで配慮を見せ、メッサーシュミット時代にミルヒにメッサーの設計のまずさを率直に伝えていたクルトタンク・フォッケウルフは、中小規模ではあったがRLMからは使い勝手がいいメーカーだと思われていたようだ。だから、本来は種類を増やしたくない制式戦闘機に大抜擢されているし、実際性能は際だっていた。
とは言え私も勘違いしていたのだが、コマンドゲレートという自動エンジン制御装置(今なら機械式ECUとでも呼ぶべきか)なんかは、エンジン製造元のBMW側が開発していた物らしい。そもそもFW190は初期はBMW139というエンジンを使っており、それだと冷却等に問題があったので801が開発されて乗せるようになったので、双方ですり合わせはなされたと思うが。
他に面白かったのは、ドイツ機の試作機やプランの多彩さと面白さだ。書いたようにドイツは決して繋戦能力に優れた大国ではなく、日本が短期決戦を目指したように本来は世界大戦をやる気はなかった。というか初期作戦目標で有利にして停戦する事に失敗したと言って良い。日本で言えばハワイ進駐であり、ドイツであれば英国陥落だった。それはともかく、大国でない分技術力で勝負という面が非常に強く、制式機は日本よりはるかに絞り込んでいるにも関わらず、開発だけはかなり勝手にやらせている(その結果、主力の開発が停滞したり実験機を制式にしようとして迷走してたりもするが)。ホルテンの無尾翼ジェットもすごかったが、Me262にしてもHG系という後退翼機が考えられ、ほとんど今のブレンデッドウィングの戦闘機のデザインになっているし、可変翼機すら作られている(さすがに飛んでいる間に可変させる機構は搭載されてなかったが)。あとはMe163コメートなどロケット戦闘機、サラマンダーのようなジェット戦闘機だけではなく、冷型ロケットだのパルスジェットだのV1ロケットの有人型戦闘機だの、よくまあこんな危ない物に人乗せようと思った物だというのも多数。逆にMe262は機首にレシプロ詰んだ複合動力機でテストしていたためフレームアウトでも生き残れただの、まあ色々やってる。
結果論から言えば、小国が独立を維持するために技術立国を目指したのは間違いではないし、そのために試作を多数作った事もまあ分かる。相対的に戦う相手が強すぎたという事の他は、RLMと企業とのゴタゴタが敗因だろうとは思うが、日本のように軍部が理想で要求書を書くのもアレだし、泥縄的な粗造戦闘機は似てはいるが、一応特攻機スレスレでも脱出装置を作ったのはえらいなと。
よくドイツや欧州機は最初から余剰発展性があったので大戦を通じて使えたと言われているが、そこまで差があったとは言えない。ゼロ戦を魔改造していたみたいに、場当たり的にいじってはいた。また後継機開発に第1メーカーが失敗している所もそっくりで、本来であればドイツもBf109は次のモデルに更新するはずだったが、Me309が失敗策で、その間に戦況も悪くなってジェット機のMe262まで開発が飛んだに過ぎない。Bf109にしてもF型以前のバージョンは同じ機体とは思えないほど古めかしいし。
ここらへん車にもちょっと思想が似ている。一時期日本車のモデルサイクルが短すぎて、アメリカなどのの長期発売モデルと対比されていた。長く売ると部品やノウハウのストックがなされるのでエンドユーザーはありがたいが、時代遅れな部分もキャリーオーバーされるし流用は容量を大きくする側で行われるので、小型軽量化しづらい。結果的に車では頻繁なフルモデルチェンジが良しとなったが、景気だのなんだので現在は一時期より落ち着いているし、性能の向上のためなのかはやや疑問ではある。
Posted at 2018/02/14 23:49:40 | |
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2018年02月13日
・寒さがまた戻っているが、B園のチェックに行ったら、中でカラスが死んでた。寒さなのか餓えなのか知らないが(棒立ちで死んでるので外敵や中毒ではないと思う)ほんとカラスは冬にもっと減って欲しい。毎日山に行くのはやっぱりアレがあるからで、アレがカラス個体数増加につながってるんだろ・・・B園は今年全く収穫しなかったナイアガラを伐採、研ぎたてのチェンソーで幹までバラバラにしてすぐに薪置き場に詰めるぐらいにしておきました。伐採直後に玉切りすると切りやすく乾燥も早いんですよね。あとは枝をもう1度運びだす必要があります。デラの部分はどこまで切るかが悩みです。全部切ってしまうと暇すぎるしお金にならなすぎるけれど、自然樹形で縮伐をかけると強剪定になって暴れて混入が心配。
・断熱材カット、どうも精度が出ないのがくやしいが、一応組んでみて問題が出ない程度には出来た。切りカスだが、発生したのが全部丸ノコのベースプレートにくっついてくる感じ。静電気がすごいから当然か。長さは2等分だと思った通り横に入らないが、3等分なら余裕で入る。あとは火打ち部分をどれだけ薄くすればいいか計測して入れればいい。専用金物も出して見たが、思っていた以上に先端が尖っていて危ないぐらい、これなら簡単に打ち込めるわな。
端数は金物で止めるのが難しいので、最後に出入り口部分の調整で受け材を取り付けてやることになるだろう。
・ミニキャブはエンジン換装からこっち、どうも気乗りしないで放置気味だったが、最近冷えている時の不安定さや燃費の悪さが気になってメンテしてみた。そして農協の整備の雑さや知識の浅さにウンザリしたのだが、自分もいい加減分かってない事が多くて勉強になった。点火時期をここで取るなんて調べなければ想像すら出来なかったが、ここだとリアルタイムで簡単に調整出来るし、珍しく三菱なのに心配りが良くてびっくり。もっとも、BTDC10度までしか調整出来ないので、困る人もいるだろうけど。
前のカローラとかはボンネット裏のコーションラベルに点火時期が明記してありました。うろ覚えですが、800rpm(アイドル)BTDC5度とか8度だったと思います。でもミニキャブにはボンネットはありませんし、そういうシールも見た覚えがありません。検索すると違う車ですが、3G83で900rpm±50でBTDC6±2°とかあります。そもそも、暖気後でこの数字ってなってますが、進角を止めるダイアグみたいなのがあって強制的に止める事もあるので、ほんと正しいのか分かりませんが、とりあえず8°ぐらいで調整してみました。
結果ですが、高回転がどえらく軽く回るようになりました。レッドまでこれまではぎゅいーんと頑張って引っ張っていたのですが、「こんな軽く回るのか」って感じで軽く回ります。軽く回るんですが、抵抗がなくて軽い領域で回る感じで、アクセルベタ踏みしてもノック感ないんだけれど、逆にトルク感も薄くなった感じがします。良く吊るしのまま乗ってる軽トラを爺さんがぎゅいんぎゅいん言わせて乗ってる状態ってこうなんだろうなと思いますが、燃費がとても悪くなりそう。また中回転も回転は軽いけれどスカスカした感じもちょっとします。ちゃんとシフトしてれば、これはちょっと遅すぎるかな?もっともプラグ清掃と燃焼室洗浄も同時にやったので、全てが点火時期だけの影響とは言えませんが。1°刻みぐらいでベストを探してみるのもいいかも知れませんが、点火時期いじると再び燃調もいじってという循環ですね。そもそも進角特性はいじれないのですが。あとシフトも楽に入るようになりました。多分アクセルオフですぐトルクが抜けるのでギアが簡単に抜けるんだと思う。アナログだと簡単にここらへん分かるんだけど、逆に調整するのは難しいな。
・ルビーが届いた。やっぱり小さいもんだけど、とても綺麗でガラスとはなんか違うなぁと感じる。こういうのはてっきり光源にかざせば透過光で綺麗に見えるのだろうと思っていたが、実際は透過光で見ても薄暗くて全然綺麗には見えない。施されているブリリアントカットというのはダイヤを綺麗に見せるためのカットだとは知っていたが、要は入射光を綺麗に回して再び上面に出すカットらしく、上から見るのが正しいみたいだ。これまた正確には物質特有の屈折率で作るのだそうだから、ダイヤモンドとルビーでは多分異なるのだろうが、この小ささでそんな事分からん。ともかく、象嵌してもちゃんと光って見える、という事ですわ。
・ソーラーのお湯が良く出るので風呂で暖まると疲労(そんな無いが)が抜けて良く眠れる。風呂はいい文明だし最高の暖房だ。
Posted at 2018/02/14 02:37:28 | |
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