
今日の腕時計は、ちょっと珍しいロシア製の腕時計ポレオッ(POLJOT)です。
旧ソ連時代の1930年第一モスクワ時計工場で製造がはじまりで「地球は青かった」の名言で知られる、世界初の宇宙飛行士・ユーリ=ガガーリンが1961年4月12日、腕につけていたのが「第一モスクワ時計工場」の腕時計でした。つまり世界初の宇宙時計です。1970年には、現社名である「ポレオット」に名称を変更(POLJOT=「飛行」の意味)しました。ソ連製の製品の中では最高の性能を誇り陸・海・空軍への供給、軍将校の時計として使用されてきました。
旧ソ連の宇宙開発計画「ソユーズ」では、数多くの宇宙飛行士がこの時計をつけて飛び立ちました。1990年には、同計画に参加した日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛氏も、ポレオット社製の時計を腕につけて飛行しています。
現在、ポレオット社は民営化され、ヨーロッパやアメリカでも販売されるようになりました。ポレオットの腕時計は、各モデルの生産数が500本~1,000本程度と少なく、その大半がヨーロッパに輸出されています。
宇宙使用のなごりか、このメーカーの時計はほとんどが手巻きのようで
私がこの時計を購入した一番の理由は機械式のアラームが付いています。
機械的に腕時計でアラームを鳴らすのは高い技術が必要でスイスや日本製ではとてもいい値段になりますがこれはなんと2諭吉位で買えちゃうんです。
ま~~簡単に15分位平気で誤差のあるアラームですがジリジリと音をたてます。
それとインナーベゼルが計算尺になってますがジジイな私には厳しい大きさで老眼鏡が必要な感じです。(^^;

時計のできとしては、スイスや日本製の機械式時計とくらべると雑で繊細な感じはありませんが普通使いには十分な時計です。
Posted at 2006/10/13 00:59:40 | |
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時計 | 日記