2016年12月01日
千葉っ子のゆ~ごが北海道に就職して、初代マイカーR2を手に入れたところまでが前回のお話。
R2に乗るようになったのと同じ年、結婚をしました。ヨメさんも東京の人。北海道には身寄りの無い2人での生活のスタートです。とにかくR2であちこち出かけました。オホーツク海も見たし、ふらのワインの工場見学も。
そして衝撃の出会いが2008年、帯広で開催されたラリージャパン。ここでSWRTの熱い走りを目の当たりにし、「将来はインプレッサに乗るんだ、WRX STIに乗るんだ」の想いが加速。
ところがココで思わぬ事態が。北海道の寒さからヨメが線維筋痛症という重い病気にかかってしまい、1人では出歩けないような状態に。北海道内には当時その病気を専門で診てくれる病院が1箇所しかなく、インプレッサとか言ってる場合じゃない状態に。主治医の勧めにより、北海道の会社を退職して、温暖な地元、東京へ戻ってくることになったのでした。
時はリーマンショック真っ只中、日雇い派遣で食い繋ぎながら次の就職先を探す日々。イベントのステージ設営、港での船の綱取り(後に衛生管理者免許を取得した際に日雇い労働者が綱を取るのが法令違反だと知るw)、水上バスの便所掃除、なんでもやった。
そして半年後、やっと正社員で雇ってくれる会社に出会う事ができ。
北海道のお医者さんの診立て通り、温暖な気候に戻ったヨメの体は次第に動きが良くなり。
で、GJインプが発売されてすぐ、R2の車検前点検のために行ったDラーさん。セールスの方が「せっかくなので見積だけ作ってみましょうか」と。全く買う気は無かったので、軽い気持ちで「あぁ、じゃあお願いします。どのくらいな感じなのか」と。
さらっと出てきた見積を見てヨメはこう言ったのでした。
「頭金○○万円で大丈夫ですか?」
マヂでつか!?
ゆ~ごはその場の嬉しさだけで、発注をしたのでした。ヨメとしては「自分のせいで北海道の会社を辞めさせてしまった」という負い目を感じていたらしく、車に詳しくないがために“インプレッサ”と“WRX STI”の区別が付いていなかったため、『これを買うことが償いになる』とか気を遣ってくれたらしく……。
ただ、ゆ~ごはこの買い物をとても反省している。それは「最後の決断を自分でしなかった」からだ。
でも後悔はしていないし、GJインプ乗りである今の自分を誇りに思っている。
-つづく-
Posted at 2016/12/01 21:14:30 | |
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新車購入 | 日記