
お盆の連休終盤、カミさんのアルトのオイル交換をするつもりでしたが、あいにくの雨で作業中止。床面が砂利である小生のガレージは役立たず。
そこで、前から気になってました、エクサのフロントガラスカウルの再塗装を実行。
前のオーナーが塗装したんでしょうか?
黒い塗装面に所々、ザラザラ感があります。多分、錆びているのでしょう。

パーツを外して、実家のガレージにエクサを突っ込み帰宅。まずは、オートメカニック誌のボディー補修記事を読みふけります。
では、さっそく古い塗装と錆をサンドペーパーで落として行きます。始めに、くっついていたモールを剥がします。簡単に剥がれます。接着の時はまた、考えることにして、とにかく剥がします。
続けて研磨に移行します。サンドペーパーの100番を使ってみます。しかし、100番では、全く捗らないため、思い切って60番を選択。ゴシゴシと2時間ほど頑張ります。この黒いのは、塗装というか、たぶん、新車時はビニール被覆では無いでしょうか?とにかく、錆も、黒い塗装だか被覆だかも、落ちにくい。
研磨して行くうちに、結構、錆が酷い事が分かって来ました。表面の、かなり浅い錆だけではなく、パーツを侵食している錆もあり、カウルの端っこに至っては、完全にカウルその物が酸化し、ボロボロです。
貴重なパーツだけに、折らない様にそーっと研磨を続けていきます。しかし、作業をしながら、思いつきます。「これ以上、錆を進行させてはならない」 よーし、思い切って、ぽきっとな。
まあ、端っこには、ビニール製のカバーが別でありますから、まあ、問題無いやろー!
って事にしました。良い子の皆さんは、真似しないで下さいね。
約5時間かけて、ようやく全体の錆が落ちました。
その後、サーフェイサーの下地処理として240番の耐水ペーパーで全体を研磨して下地ができました。 指紋が無くなるかと思いました。( ̄Д ̄)
翌日、お盆連休の最終日。週間天気予報では晴れだったのに、またまた、あいにくの小雨。ベランダでプラサフを吹き付けます。本当は、天気のいい日にやるべきなんでしょうけど…
プラサフはかなり速乾です。少しづつ、3~5回に分けて、両面に吹き付けます。
プラサフの吹き付けが終わったら、今度は1000番の耐水ペーパーで研磨します。
さて、いよいよ塗装に入ります。使用したのはソフト99のボデーペン 日産用KH3です。スーパーブラックですね。スカイラインクーペとかに使われているみたいです。カウルなので、なんでも良かったんですが、一応、日産というところは外さない様にしました(^ ^)

これまた、速乾ですね。
そして、仕上げにコンパウンドで研磨して、塗装は完了です。あー、綺麗になりました。プチ感動(^ ^)
次に、両端のプラスチック部品をはめ込みます。しかし、今更気がついたのは、錆び落とし段階で折ってしまった腐食部分は、このプラスチックが抜けにくくするためのもののようです。

まっ、いいかぁ、接着剤作戦だー!
さて、お次はモールの接着です。多分、もともと両面テープか、柔らかい接着剤でくっついていたのではないでしょうか?
さんざん悩んでホームセンターで柔らかい接着剤をチョイス。
モールと塗装面をカミさんの除光液で脱脂します。

この接着剤は片面に塗るタイプ。接着剤は説明書き通りに使わなければ、本来の接着力が出ません。
クリップが無いため、輪ゴムで固定し、24時間安静にします。
接着剤がくっついてしまったところは、脱脂して、リペイントして完了予定です。これは、完全に接着してから作業します。
今日は、マスキングを剥がして終了。しかーし、マスキングテープを買いに行くのが面倒な私は、ガムテープでゴム製のクッション材をマスキングしていましたが、これが裏目に出ました。
ガムテープと一緒にカウルから、ボロっとゴム部品が剥がれてしました。
ガーン( ̄Д ̄)ノ
まあ、ともとも、5個のうち、一個が脱落し、無い状態だったので、ゴムパッキンか何かを代用しようと思ってたから、あまり気にすまい。と、強がる。
旧車乗りの皆様、お気をつけあそばせぇー。
Posted at 2014/08/17 17:00:04 | |
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