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あまり、好きな響きではないかもしれない。

当日、グループ会社の仙台工場の事務員さんが被災して亡くなった。婚約中のフィアンセから東京本社に所在の問い合わせの電話があったという。

いま、仕事で宮古市に向かっている。一泊の予定。ラジオでは記念式典の中継をしている。
２時46分。遠野でクルマを停めて黙祷する
。




仕事柄、がれき撤去に早めに携わる事になった。沢山の車の残骸も目にした。
復旧作業が進まない、復興を加速するためもっと予算をつけるという。
しかし、被災地は、限界なんですよ。人がいないんです。工事を設計する役所、工事をする業者。共にマンパワーが足りないのです。



釜石から大槌へと。町内へ寄ってみる。記念式典かな。警察やらで物々しい。

元、大槌町内。何もない…。



吉里吉里町、根浜海岸。砂浜が無い。


あの時もそうだった。ガソリンがない、水がない、食料がない、電気もガスもない…。無かったな。




山田町の漁業施設の復旧作業は、終わったように見える。


あれから4年。旧車だ、ミーティングだ、飲み会だなと普通に楽しんでいる我々に、命があることを感謝せねばなるまい。




幸い、小生の身内や知り合いに犠牲者はいない。しかし4年後の今日のように粉雪が舞い散る中、あの大津波がたくさんの命を奪っていく映像を思い出すたびに、心が痛んで仕方がない。
犠牲になられた多くの御霊に、哀悼の意を表します。

今宵、会社の仲間たちと、あの時を思いつつ、一杯やろう。


あ、エクサーマンさんに電話せねば…