Zakumaniのデザイン論(イスト編)

Zakumaniの独断と偏見で、自動車デザインをバッタバッタと斬り落として行くこのコーナー。
今回はついに、ようやく、イストがフルモデルチェンジ、その2代目を見ていくことにしよう。

ついに今回もフルモデルチェンジで3ナンバーサイズに拡大。
大きくなったボディを排気量の大きいエンジンで補う。
デザインは、SUVテイストを取り込んだとか･･･。

車高上げて、ライトの位置を上げて、重心を高く見せて･･･。
頑張っているが、全然物足りない気がする。
オマケにこのフォグランプの高さは犯罪的。
フォグとしての仕事より、デザインを優先させたようだが･･･。
厳しい言い方で申し訳ないが、それほどの効果は無いと思う。

バンパーの処理は最近のトヨタが良く好む手法でなかなか好感は持てるが活かしきれていない。
ボンネットの位置が高く、バンパーの区切り線も高い為ではないだろうか･･･。
(なのに、グリルは低い･･･)
しかも、それぞれの造形の主張が強すぎて、まとまり切れていない。

SUVテイストというよりは先代のbBの面影の方が強い面構成といった方が説明がしやすい。

という訳で、Zakumani的には残念ながら10点満点中2点。
衝突安全ボディなどトヨタ独特のボディ作りで2点加点という形だ。