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2014年09月06日 イイね!

コレで良いのか自動車デザイン

あまりこういうネタは好きではないのですが・・・。
ちょっと最近思う事があるので、ちょっとネタにしたいと思います。

まず、見て頂きたいのが新型軽トラの画像です。


新型が出るのは良い事なんですが、気になったのがそのヘッドライトの高さ。
高すぎじゃないですか?
この高さ、意味があるのか・・・と思います。
デザインの重心的にも高すぎだと思います。

こんなヘッドライトを持つクルマが後ろに来たら、前のブログじゃないですが、眩しくて仕方ない。
少しは他のクルマの事を考えてほしいです。

そもそも最近のクルマはヘッドライトの高さが高いクルマが多いです。
で、なんでそんなクルマが多いか、ちょっと考えてみました。

■そもそもボンネットが高くなった■
最近、やたらと聞く衝突安全ボディ。
これ自体、まったく問題ない、むしろ良い事ではある。
そのため歩行者跳ね上げ防止の為、ボンネットの高さが高くなった。
前期のマークXのボンネットが不自然に分厚いのは、この基準を満たす為、というのはちょっと有名な話。

▲基準を満たすためにボンネットが不自然に分厚くなったマークX

その為デザイン的要素の大きいヘッドライトは、ボンネットにつられて高くなるのが一般的。
ボンネットの高さが上がるに連れてヘッドライトの位置が上がるのである。

■それ以外の要因もある■
ボンネットの高さもそうだが、デザイン的要素の大きいヘッドライトは視覚トリックにも使われるアイテムでもある。
一時期、流行したモノフォルム形状。
フロントバンパーの先端からリアバンパー後端まで撫でらかな輪郭を描くボディ形状だ。
この形状の一番のポイントは、ボンネットを短く見せる事。
ボンネットが長い(長く見える)のは、同じモノフォルムでも重心が後ろに来てどうもカッコ悪い。
特に車高が高い実用的なFFマシンでは、それが極端に出る。
それを防ぐために、ヘッドライトを上げて、しかも縦長にする。
その例が先代マーチである。

▲ヘッドライトを効果的に使った例

設計からして意外と長いボンネットを持つ先代マーチ。
だが、ヘッドライトをうまく使って短く見せている。
デザイナーの良い仕事だと思う。

このマーチが優秀なのはこの高さのヘッドライトでも遮光版をつかって極力他車に対して配慮した設計になっている事。
デザイナーのワガママを設計側で対処した、正にファインプレーだ。

■その逆を行く場合だってある■
その逆もある。
話題の新型ロードスターである。

長いボンネット、短いリアテール。
典型的なFRマシンのプロポーションである。
ロードスターは軽量にする為、なるべく無駄な造形は作りたくない。
前後の長さは最低限に抑えるべきだ。
だとすると、無駄にボンネットを伸ばすことは好ましくない。
ここで、視覚トリックの登場だ。
ボンネットを限りなく低く、ヘッドライトも低く横長に、デザイン要素の大きいグリルも低く構える事で巧みにボンネットを長く、そして重心を低く見せている。
これがロードスター特有のフロントデザインになった由縁だと思う。

■デザイン優先で良いのか?■
いかにヘッドライトのデザイン要素が大きいか分かって頂けたと思う。
だが、だからってこのままで良いとは思わない。
確かに売れるクルマとはデザイン的にもカッコイイのが大前提ではある。
だが他車に迷惑をかけて良い訳でもない。
歩行者を守るために高くなったボンネットは勿論、良い事ではあるが、ヘッドライトの高さを上げて、他車を眩しくしては、それで違う事故が起きる可能性だってある。
これでは本末転倒ではないか。
こんな言い方は誤解を招くかもしれないが、極端な話、人を跳ねるよりヘッドライトの位置が高いクルマに会う確率の方が極端に多い。
ヘッドライトを高くするなら、設計側で光源の位置、配光を考慮するべきである。

■残念ながら、ヘッドライトが高いと思うユーザーは少数派■
さらにたちが悪いのが「眩しい」と思うユーザーが少数派であること。
ヘッドライトの位置が高くなるクルマの大半がワンボックス車。
日本ではこの手のクルマが非常に多いのは承知の事実。
高いヘッドライトを持つ彼らだが、当然彼らから見れば、光源は下であって
ヘッドライトの光源の位置が刺さるクーペ乗りやセダン乗りは少数派なのである。
なんともやるせない。
クーペ、セダン殺しである。

■ヘッドライトの高さの規制自体も緩い■
法的にヘッドライトの高さに規制が無いのか調べてみた。
細かい条項はあるが、大雑把に言えば、ヘッドライト上縁が地上より120㎝以内にあれば問題ないらしい。
しかも、なんとハイビームに至っては年式によっては車体寸法内で無制限である。
一般的なセダンタイプのサイドミラーの高さが100cm辺りだと思うのだが、こうなると極端な話、光源と同じ高さになる。
こうなると、左右確認は眩しくて不可能になる。
危険極まりない。
この範囲に入るリフトアップ車はメーカー側の配慮が届かないので、さらにたちが悪い。

■結局、モラル、マナーの問題■
結局、法的にも問題はない眩しいヘッドライト。
残念ながら「眩しいよね。」としか言えない現状である。
決してラインオフのワンボックス車に乗っているユーザーを悪と言ってる訳ではない。
というか、言える訳がない。
これがまたやるせない。

でも、分かって欲しいのは「眩しい」と思っている他車が居るという事。
その配慮が欲しいのである。

作ってしまったものはもう構わない。
これからメーカー側は、この他車に配慮したクルマ作りをして頂きたい。
特にセダンやクーペ、スポーツカーを愛するメーカーなら、そのユーザーから今の業界を見て頂きたい。
Posted at 2014/09/06 21:07:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | デザイン論 | 日記

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