750kmの長距離走破でのアクシデントは、実を言うと、もうひとつありました。
アマガエル号(スバル360後期型)のガソリンタンクは、25ℓです。
高速道路で長距離を走る際には、サービスエリアでの小まめなガソリン補給(2ストなので、エンジンオイルも)が必要になります。
一般道での市街地走行(と言っても、都心部とは、かなり違いますが)では、13km/ℓほどの燃費のアマガエル号ですが、高速走行(85km/h巡航)での燃費は、未確認でした。
往きの高速走行(横浜町田ICまで約325km)では、燃料計を見ながら運転し、高速道でのガソリン補給は、一度もしなくても大丈夫でした。
戸塚のT-Berryを出て、川崎に向け、横浜新道・第3京浜を通り、都築ICで一般道に降りようとする前、燃料計は、まだ1目盛り分残っていました。
と、記憶しています。
燃料計の4目盛りある中の1目盛りなので、単純計算で、あと6ℓ以上のガソリンが残っているわけです。
都築ICで第3京浜を降りたのですが、出口を間違えてしまい、反対側の寂れた(とても、田舎っぽい)所に出てしまい、引き返そうと思った瞬間。
アマガエル号、エンスト。
で、燃料計を見たら・・・・・ううっ、カラの状態。
1目盛りを指していたはずの燃料計の針が、なんと、0の位置に。
しまったー!
と、いうわけで。
そこは、横浜市と言っても、かなり田舎。
市道(もしくは、県道)の脇は畑ばかり、道の両側は丘だし。
道路の左端に、アマガエル号を止めて、腕組み(は、しませんでしたが)、自動車保険のロードサービスに電話。
なんと情けない。ガス欠のための救助依頼。
昔は、こんなことでもJAFに入ってないと、大変な出費でしたが、自動車保険にロードサービスが付帯されるようになって、とても助かります。
待つこと、1時間ほど。
レッカー車で現れたレスキュー車。
10ℓのガソリンを補給してもらいました。
これで、元気を取り戻したアマガエル号。
まだ、D-Spls!のDさんに電話する前だったので、クラッチは、滑っていましたが。
200mほど走って・・・・・アマガエル号、なぜか、エンスト。
ダメだこりゃ。
先程のレッカー車が、あとから来たので、手を振って応援依頼。
で、エンジンキーを何度も回しても、エンジンがかからない。
『川崎まで、レッカー移動できますか?』
そう、聞いてみると、可能で、あとから、保険会社に連絡を取ってくれるとのこと。
お先真っ暗になってしまい、がっくりと肩を落としたたっくん。
岐阜の自宅で、お留守番をしている茶々とミックのことが脳裏に浮かんで。
・・・・・アマガエル号を川崎に残して、帰りは、新幹線かなぁ。
と、気落ちしていたわけですが、あれっ、前にも、こんなこと、あったじゃん。
走行中に突然のエンスト。その後、エンジンがかからなくなって・・・・・。
そのときも、Dさんに緊急電話。
Dさん、曰く。
『ヒューズボックスの一番上のヒューズが、切れてませんか?』
・・・・・切れてました。
スバル360のヒューズは、この通り3個。
シンプルなものです。
早速、予備のヒューズに交換したら、エンジン、一発でかかりました。
もしかしたら、今回も。
ヒューズを確認したら・・・・・切れてなーい。
けれども、エンジンキーを回したときに、チャージランプが点灯しないので、やっぱり、ヒューズが怪しい。
端子の接触不良も考えられるので、マイナスドライバーで、ヒューズが接触している部分をガリガリ。
で、エンジンキーを回すと・・・・・エンジン、かかりました。
もちろん、チャージランプが点灯後のことです。
レスキューの担当者とは、再度の別れ。
やれやれ、レッカー移動は、しないで済みました。
というわけで、今回のアクシデント、実は、ガス欠ではなく、ヒューズの接触不良が原因のエンストだったのです。
最初にエンストした際、燃料計が0を指していたので、うっかり、ガス欠(実は、まだ、6リットル以上残っていた)と思い込んでしまったのが間違いの始まり。
ヒューズが接触不良を起こしていたので、当然、燃料計は作動していなかったというわけです。
旧車に乗っていると、色々なハプニングに見舞われます。
ある意味、これも楽しみ(?)のひとつですが・・・・・実は、冷や汗。
今回の長距離高速走行では、色々とアクシデントがありましたが、アマガエルくん、とても頑張ってくれました。
ご苦労様のひと言です。
高速走行の燃費は、もうちょっとで大台の約19km/ℓでした。
Posted at 2014/12/04 02:49:12 | |
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