先日のICC30周年イベント、とても楽しかったのですが私が車両トラブルでオフィシャルの皆様、エントラントの皆様にご迷惑をおかけしてしまいました。
すみませんでした。
そして集まって助けてくださった皆様もありがとうございました。
本当に助かりました。
先に結論を記して、その後ダラダラと顛末を書いていこうかなと思います。
ブレーキのトラブルでした。
しかも締め付けトルク不足からボルトが外れてしまったことが原因です。
右後ろからガラガラと音がしたように感じ、駆動系のトラブルだと思いましたが左前のブレーキ周りのトラブルだったということで本当に恥ずかしいです。
でもボルト代250円だけで治りました^^;
この締め付けトルク900kg.cmとなっているボルトですね。(約90nm)
ホイールナットに近いくらいのトルクで締めなきゃなのに、もしかしたら手で締めただけで本締めしなかったのかもしれません・・・ゆるゆるだったんだと思います。
大反省。
以下はダラダラと事の顛末を・・・
自分用メモみたいなものでクソつまらないので読まなくていいです^^;無駄に長いし
[顛末]
・年末に前輪のブレーキローター、ブレーキパッドを交換しました。
ブレーキフルード交換以外ではブレーキDIYは初めての経験です。なんとか交換することができ、試運転してみるも問題なし。アタリ付けでしばらく街乗りをしていました。
前オーナーがブレーキパッドをささえる金具を間違えて別のものを付けており、そこが心配でしたが、とりあえず強引に取りつけることができたのでまぁいいかとスルーしていました。
→本当は良くない^^;
赤丸が金具、前オーナーは後輪のものを付けていたのか、右輪のものを付けていたのかとにかくそこにあるべきでない金具を使っていました。
・年始に後輪のブレーキパッドを交換。こちらも試運転では問題なし。でもしばらく走っているとブレーキ時に左側から異音が聞こえるようになります。
高速からのブレーキ時、低速でのブレーキ時は問題ないのですが20kmから30km程度の速度からブレーキを踏むとパコーンと音がきこえるのです。つまり信号で止まるたびにいつもですね。
今思えば前輪の話なのですが、後輪を交換した後だったのでずっと左後輪の異常だと思っていました。
ネットで調べると、まさにブレーキパッドを支える金具が古くなるとそんな現象が起きると書いてありました。
→左前だけでなく左後ろの金具もおかしいのか!近いうちにディーラーで金具だけでも買って正しいものに交換しよう。どうせ数百円なんだろうし・・・と勘違いした上に問題先送り
・これらブレーキ系の話とは全く別でICC30周年イベントが終わったらミッション、デフ、クラッチのオーバーホールをALEXにお願いしようかと思っていました。特に不都合を感じていたわけではないのですが、前オーナーがハードに使い、私も今シーズン無理な使い方をしていたと思っていて懸念事項でした。ジムカーナ車両はみんなオフシーズンにお願いするようなものなのかなぁ・・・と思っていて・・・だからICCに行ったら大先輩達にいろいろと聞いてみようと思っていました。
・ICC30周年イベントに向かう往路、特にブレーキの異音に悩まされることもなく快調。
・ICC到着、大先輩達にオーバーホールってオフシーズンに皆さんするものですか?と聞いてみる
→SUMIOは初心者なんだし、クルマも安く買ったんだし、まだオーバーホールしなくてもいいかもね。とのアドバイスを受け一安心。
・イベント1本目の走行はパッド&ローターを変えて初めてスポーツ走行だけどブレーキの効きやフィーリングも問題なし。
・イベント2本目、軽くホイルスピンをしてスタートするも直後にドンガラガッシャンガラガラと異音が聞こえ走行をストップ・・・
間違いなく駆動系だと思ったんだけど、なんか徐行で普通に走れるしパドックまで戻ってこれちゃった・・・あー、オーバーホールしようかと迷ったらこれだよ~すぐにしておくべきだったよ~と心の中で泣いていましたw
・大先輩達が集まってきてくれてデフを中心にあれこれ見てくれましたが、パッと見は特におかしくなさそうだとの事。
でもあんなに大きな音でガラガラ聞こえたんだから勘違いでしたテヘペロってわけにはならないだろう・・・
・ゆっくりと一般道で帰りながら問題切り分けをしようと思いました。
→本当ならば悪化する恐れもあるだろうからロードサービスが良かったのでしょうが、なんだか走れちゃうので行けるところまで行ってみることに・・・
・帰り道も問題なく走行できましたが、徐々にブレーキ時に鳴る異音が大きくなりました。
以前のパコーンだけでなく、ブレーキ時に金属がこすれている音がするように・・・
・あれーやっぱりブレーキトラブルだったのかなぁ?でもパッドを支える金具がおかしいだけでドンガラ音はしないだろうし・・・わからねぇなぁ・・・と思いながら休憩の為コンビニに寄った時の事です。
駐車をするためにバックをしたところ、ものすごいドンガラガッシャンガラガラが聞こえてきました。
驚いてそれ以上バックするのをやめてすぐにコンビニから出ました^^;
駐車場でタムロしていたヤンキー達も驚くほどの音でしたし、何のお買い物もせずに立ち去りましたよ。前進時はまったく問題なかったので早くその状態に戻りたかった・・・
・これでよりわからなくなりまして・・・
やっぱり駆動系じゃん!機械の事はよくわからないけれど、あのスタート時のホイルスピンでギアがおかしくなっちゃってバックの時だけガラガラするようになっちゃったんだ!!って・・・・
・あーブレーキもなんだかおかしいし駆動系もおかしいしでこんなわけわからん状態気持ち悪いぃ!せめてブレーキだけでも止まってジャッキアップして確認しようかとも思いましたが・・・するべきでしたが・・・このまま家に帰ってしまってからゆっくりやりたいという気持ちもあり、ゆっくり走行でそのまま家に帰りました。
さて、翌日自宅駐車場にて・・左前輪は金具がどんな悪さをしているのか見て、あとは駆動系のチェックだなぁ・・・とか考えていました。
で、左前輪を外してみたところ・・・いきなりキャリパーがグラグラ動くのです。
えーーーーー^^;
冒頭のボルトが1本無かったのです。上下止めているうちの上の方。
前進時はディスクが下から上に回るから問題なくて、バックの時はガタガタするってのが良く分かりました。
すぐにトヨタのディーラーに行ってボルトを注文してきました。
ボルトは250円。ついでにパッドを固定する金具も注文しましたがこれは前輪左右分で3000円以上しましたよ^^;高い→けどこの機会なので注文。
ディスクに大きな傷がついていたり、パッドが大きく欠けているのではないか変な減り方をしているのではないかと心配しましたが一応問題はなさそうでした。パッドはこの50km程度の距離を走る間だけ変なあたり方をしていたかもしれませんが今のところ街乗り使用にはなんとか問題なさそうです。
レーシングスピードからのブレーキングでおかしかったらすぐに両方変えます。
さて、ダラダラと書いてしまいましたが、左前キャリパーのボルトトルク不足は、前輪パッドローター交換の際に「金具がおかしいぞ!」ってところで作業を一時中断してしまったところから端を発しました。
この時にボルトを締め忘れていたと思うんだけど、後輪の作業後に異音が発生したものだから左後輪のトラブルなのかなと勘違いをしていました。
また駆動系をオーバーホールしたほうが良いと信じていた私はオーバーホールをさぼっていたから駆動系がやられたと勝手に自業自得説を展開。
でも結局はただボルトの締め忘れという結論でした。
DIYの罠でもなんでもないのですが、気を付けなければならないブレーキのDIYで失敗をしているわけで、一歩間違ったら一般道走行で他の車と事故を起こしてしまう可能性だってないわけではない状況。笑い話で済まさず反省して次に生かしたいと思います。
勉強になりました。
いつぞやに買ったLEDライト、日常的には夜間の洗車に使っていますが整備にも大活躍です。