
かつて私が初めて購入したホイール
これぞ一目惚れという奴だろう、高すぎて買えなくてカタログだけ持って帰り
穴が空くまで読み続けた。
このホイールのおかげでアルミホイール仁興味が湧き
BBSの解説本をこれまた穴が空くまで読み込みBBSと言う世界の指針を見つけた。
レイズはBBSを言わずもがな目指している。
鍛造、軽量、強度
履いてみたい・・・Gr.C(本物)
そんな時通っていたお店から声が掛かる
当時30万近くしたホイールをタイヤ付きで譲ってくれるお客さんが居るらしい。
私の車人生はこのお店がすべての始まりだ。
10万円で譲ってくれた記憶があるがもっと高かったのかも知れない
そんなことはどうだって良い
あのホイールを真っ赤なセリカに履かせられる
それだけで夜も寝れない日が沢山有った。
いざ装着の日
買った人にはわかるだろうが訳のわからないアダプターを無理矢理 履かされ。。
レイズという会社の概念は少なからず私の中で地に落ちる
しかし
さっきも書いたがこんなことはどうだって良い
輝き、質感、鏡面仕上げにクリアーコート(BBSそっくり??)
すべてがパーフェクトだ!
ただ一つ
”重い” と 言うことを除けば。
車体の個体差ではあるが
残念なことに左のフロントははみ出していた。
見た目は良い。
素敵すぎてはみ出てるとか重いとか悪いところなんて一切気にならない
あばたもえくぼである
さて
その後モータースポーツに目覚めたがために
ホイールもタイヤも一種類では収まらず
色んな物を購入していく
あんなに好きだったボルクレーシングはタイヤをちびさせたくないし
傷も付けたくないし
そもそもあんな訳のわからないアダプター(わかる人にしかわからない)
レースでは御法度の筈だ(後にオリジナルGr.Cは販売中止になったはず)
くそ重い物をモータースポーツに使うわけもなく
私の好きなボルクレーシングGr.CはRSワタナベ(SSR版)にすら負けた。
その後セリカもS13シルビアの時代を乗り越え念願のGT-FOURに代替わり
何故か倉庫に残っていたRSワタナベは再び日の目を見るが
セリカには世界で一番似合うホイールが存在し
私がセリカを再び手に入れたときは廃盤となっていた
OZラリーレーシング(初期型)をアップガレージなど有るわけもないあの時代に
命がけで手に入れて
本当に幸せだった。
ただ一つ・・・・重量という呪縛さえ除けば。
相も変わらず長い話になってしまったが
ざっくり言うと形が好きなら重さも気にならない
が
このセリカのOZラリーレーシングだけは
あばたもえくぼという恋愛感情をもってしても理解出来ない鉛のような重圧があった。
そして結婚を経て
我が家に舞い降りた新しい幸せ。
”セカンドカー”
ワゴンR嫁の車だったため
マフラーすら変えることが許されなかったが
ホイールだけは多少の価値観が合うようで
ワタナベを”てっちん”と呼び
柿本改を”かきまろ改”
と呼んでくれるお茶目な奴だ。
2人の価値探しの旅が始まり
当時まだ安かったTE-37を時代の流れで某オクでGETし
13インチだったが13インチ純正アルミから13インチTE37に変えたときの
感動は今でも忘れられない
遂に”格好良いのに超絶軽い”と夢のコラボホイールとの出会いである。
ワゴンRがRRに変わり純正の14インチを納車日に取っ払いそのままTE-37に変えた。
エアロRS時代は13→13だったのでそこまでじゃなかったが
今回は羽が生えたような軽さだった。
嫁さんがTE-37に付けてくれた愛称は”ブロンズ”(そのまんまだな)
それから何年経っただろう。
TE-37がどんなに欲しくても高くて買えない時代が来るなんて思っても見なかった。
たまたまだけどカプチーノも履いてたし
もちろん
ラパンSSにもTE-37を履かせてあげたかったけど
お財布の事情というか・・・理性の範囲を超えているというか・・・
タイヤが付いた完品であれば多少高くても良いか・・・
と思ってしまうレベルではない気がする
今回は新しくkeiワークスという新しい幸せを手にした。
純正アルミは思ったよりも手強い凝った作りのようだし。
ホイール単品の重量はまだ調べていないが
きっと軽いはずだ。
下手な14インチよりきっと軽いに違いない。
今は一つの指針としてレイズCE-28と言う数値を元に
14インチにサイズダウンしたとしても
今付いている15インチタイヤ付きで10.8kgと言う数値を切る物を付けなければ意味が無い。
あばたもえくぼで
スカイライン時代に愛したマイスターS1を15インチのまま履くか
14インチ最軽量を目指して再びレイズに戻るか。
メイド イン アビス
じゃない
メイドインRAYS
クソ重いGr.Cを作ってたレイズはもう居ない。
今じゃBBSより軽さだけなら”神”だよねきっと・・・・
今回の車両 目標数値
前回 ラパンSS 最軽量 計測値
ブラックレーシング13インチタイヤ(新品)付き(8.8K)
↑ワゴンRの遺品
ムリだよ
14インチのタイヤ付きで9Kgを切るなんて..サ.....
(湾岸ミッドナイト風)

Posted at 2023/06/14 23:24:09 | |
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