
艦船も一段落したので
昔、母に作った雲鷹ですが
積みプラの一艦に、間違って購入した
エッチングを使って
自分用の航空母艦を作ります。
※長い航海になりそうなので、直ぐには進水できないと思われます。。。
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恐ろしく簡単な組み立てキット(笑)
ホンモノを観た訳じゃないですが、あまりにもカッコ悪い艦首の形状。
飛行甲板の凸モールド。。。

扶桑用に間違って購入してしまった、隼鷹用のエッチングと ちび丸・山城用に、なんでか?2つ購入した余ったエッチングを使います。
ワタクシのスキルで、どこまでカッコよくなるか不明ですが、
コロナも花粉も収まりそうにないので、地道にやっていこうかと(笑)

大鷹型2番艦 特設航空母艦 雲鷹 
三菱重工業長崎造船所(客船建造)
呉海軍工廠(空母改造)
基準排水量:17830トン
公試排水量:20000トン
満載排水量:21262.80トン
全 長:180.24m
最 大 幅:23.70m
エレベーター:2基(13×13m)
主 機:三菱ツェリー式(高低圧)タービン2基
出 力:25200馬力
速 力:21.1ノット
航続距離:8500海里/18ノット
乗 員:747名
搭載能力:九一式魚雷:36本
爆弾800kg:72個
爆弾250kg:72個
爆弾60kg:240個
爆弾30kg:90個(演習用)
飛行機用軽油:190トン
兵 装 改造完成時(八幡丸)
:12cm単装高角砲4基
:25cm連装機銃4基
最終時
:12cm単装高角砲6基
:25cm3連装機銃8基
:25cm連装機銃2基
:25cm単装機銃36挺
:13cm単装機銃10挺
:爆雷投下台または爆雷投射機
爆雷10個
搭 載 機 通常+補用
:零式艦上戦闘き9+2機
:九六式艦上攻撃機14+2機
合計23+4機
レーダー :21号電探1基
:22号電探(推定1基)
:13号電探2基
:逆探
ソナー :零式水中聴音機1基

艦隊用補助空母としての役割を期待され作られたが、小型で速度も遅く、
終戦まで空母用カタパルトを実用化できず運用に大きな制約を与え、連合
国軍の軽空母や護衛空母と比較して航空機運用能力は非常に見劣りし、本
格的な海戦に投入される事は一度もなかった。。。

1938年(昭和13年)12月14日起工
1940年(昭和15年)開催予定の東京オリンピックを見込んで日本郵船が建造
した豪華客船・新田丸級三姉妹船(新田丸、八幡丸、春日丸)
日本郵船株式会社のイニシャル”NYK”に因んで命名
1940年(昭和15年)7月31日
八幡丸として竣工(新田丸級2番船として) サンフランシスコ航路に就航
1941年(昭和16年)11月22日
日本海軍に徴用
1941年(昭和16年)11月25日
特設航空母艦に類別され呉鎮守府所管となり、呉海軍工廠で航空母艦改造に
着手(改造着手の期間について、1941年(昭和16年)11月下旬とする資料、
1942年(昭和17年)1月とする資料がある)
1942年(昭和17年)5月31日
改装完了 連合艦隊付属となる。
第二航空隊の零式艦上戦闘機、九九式艦上爆撃機をラバウル輸送
1942年(昭和17年)8月31日
軍艦籍に編入
特設空母「八幡丸」→軍艦(航空母艦)「雲鷹」(大鷹型2番艦として)
航空機輸送艦として奔走(艦容に変化はなく、内地と前線を往復して航空機
輸送任務に従事
トラック島に17回、ラバウル方面2回、東南アジア方面2回の輸送
1943年(昭和18年)11月15日
海上護衛総司令部に編入
1944年(昭和19年)1月19日
米海軍潜水艦ハダックの魚雷攻撃を受け大破。辛うじて横須賀へ帰投後、
8月まで修理。
1944年(昭和19年)8月24日 ←ココで同期の艦長に請われ祖父が地上勤務から通信士として乗船
ヒ73船団護衛任務 シンガポールへ
1944年(昭和19年)9月17日
南シナ海にて米軍潜水艦ハーグの雷撃にて沈没
(Wikipediaによると雲鷹艦長、副長は沈没時に脱出したが、艦長は行方不明に。。。←生き残った兵士の方から聴いた話では、 フィリピンに救援依頼の打電した後、軍刀を持ち柱に縛りつけるよう命じ、体感せよ!と言って艦と共に沈んだそうなのに請うた
本人は逃げてたとわ。。。知らなきゃよかった。。。)
1944年(昭和19年)11月10日
除籍
cf. 雲鷹と並べても史実じゃないと言われない覚書
1942年9月
雪風(護衛)、雲鷹、秋風、大和、陸奥、香取、明石、暁、雷(トラック泊地)
1943年5月
大和、妙高、羽黒、雲鷹、冲鷹、潮、夕暮、長波、五月雨(トラックを立つ)
1943年6月
金剛、榛名、熊野、鈴谷、五十鈴、龍鳳、雲鷹、冲鷹、時雨、有明
夕暮、潮、漣、曙、雪風、浜風、谷風、涼風、新月、清波(横須賀を立つ)
1943年10月
山城、伊勢(航空戦艦)、隼鷹、雲鷹、利根、龍田、海風、涼風、谷風、曙
(トラック泊地を立つ)

先ずは、先っちょをシュッとさせたいので減量に励みます。
艦首の立ち上がりをもっと鋭角にしたいので削っていたら
割れたらアカンとこが割れてしまいました。。。

完全な理想形ではないですが、あんまり変えると雲鷹でなくなるので。。。

少しはシュッとなったかな? ただ特設空母には菊の御紋が無いんです。。。

コレをくっつければ、船体の80%は完成するとい云うキット(笑)

コンマ6で窓枠の四隅に穴を開け

艦橋?操舵室の窓枠もカット。 失敗したけど。。。

そして、いきなり1mmに変えたら枠が壊れてしまいました・・・。
窓枠の上部を丈夫にしたいので、上甲板を接着。 格納庫?の扉も開けてみる。

戦時中なので灯火管制中だと思いけど窓枠を電飾したい衝動を抑え中。

後部の窓枠が抜けない。。。 どうしよう???

ココで、同じ呉鎮守府所属という事で、モチベーションUPの為
1號艦艤装キットと並べてみたの図。
青島とフジミというのもあるけど、キットの製作年代の違いを比較。
鳳翔は木甲板、雲鷹は鉄甲板というのもあるけど、なんかさみしい。
(おそらく両者のキット開発年代に30年以上の開きがあります)

鳳翔には舷窓に庇まであり、ラッタルもモールドされてます。。。

窓枠に入るような切削機がないので、上下の窓枠のみ残し、横の枠ごと
斬りとばす作戦に出たのですが、上の枠が粉々になってしもうた。。。
集めた枠を流し込み接着剤で固めるも・・・イマイチ。

ゼリー状瞬着で強制的に固め、ヤスってみた。 けども。。。

窓枠は置いといて、次の工程に進みます。
試験運転では点灯したのに、グルーガンで固めたら点かん。。。

100均のボタン電池ですが、なんか膨らんで来てない??? 卓上にアバオワクーが吊る繰ってあるんですが、時たま電池が噴射されるのはこのせいなのか?
やっぱり元々軍艦として作られてないので船形がシュッとしてません。。。
お口直しに、舷窓の穴あけ。
1mm角のプラ棒を縦に入れるつもりでしたが、何度やっても高さを
揃えられず、1mmの厚みに揃えるべくプラ板で甲板の厚みを増やし
プラ棒を横向きに接着するスタイルにしてみた。
差し込んだら、流し込み接着剤で固めます。
硬化したらカットしヤスリ掛けし、ツライチに。左舷は高さが足りず。。。
3月19日 まや型2番艦はぐろ就役。横浜で作られ佐世保で任に。
一晩置いたけど、やっぱりラッカーパテなんで限度があります。。。
メゲズに再度、塗りたくりました。
舷側の窓穴を、もう少し大きめに開けて高射砲の出っ張りを取付けました。
吉本プラモデル部のYouTubeを観ていて甲板以外を塗るために小さく切った
マスキングに色を吹いているのを見て、パッチワークっぽくてイイな。と
思い、マスキングテープだと塗料が乗らないのと、何度も修理してヤレた感じ
が出したくて銅のテープがあったので、短冊に切ってみた。
スケール感が違う気もするけど、とりあえずやってみた。
果たして塗装したらどうなるのかな?
現在、エアブラシのホースが破裂中なので護衛艦共々中断を余儀なく。。。
雲鷹は鉄甲板みたいなんですが(泣)凸モールドは許せないのでペーパー掛け。
縁に施された滑り止め加工も1/35くらいのスケールだし。。。
(コッチは全部削ると寂しくなりそうなので高さを大人し目に)
筋彫り工具をあいにく持ち合わせていないのでPカッターで慎重に。

なんの表情もないのもなんなので護衛艦のヘリポートみたいな感じにしたくて
マジックで格子状にラインを引きます。
エレベーターを忘れてたので、急遽筋彫り中。少し大きめにしてみた(笑)
勢い余って数カ所、被弾させてしまったでござる。
シマシマのギリギリまで滑り止め加工を延長。
ココって滑り止めじゃなく空気孔という設定にすれば、エアホッケーみたく
スルスルになって、船脚の遅い艦でも重い飛行機が発艦可能になるのかな?
太平洋戦争末期、特設空母はヒリピンからの油の輸送の護衛任務に就き
その多くが米軍の潜水艦の餌食になりました。
飛行甲板がさみしいので、もう少し武装させようといろいろ考えて
護衛艦あたごの余ったパーツを見てて、禁断の時代錯誤?戦国自衛隊?
ジパング?サジタリウスの矢? ともかくもMk.41 垂直発射システムを換装。
コレで雲鷹は沈まなくて済むかも。 ただし13が誕生しなくなるけど。。。

使おうと思ってたエッチングと開けた窓枠の天地が広過ぎて。。。
このエッチングは、あさひ、てるづきにも使うので温存したかったんですが
二番目に長い窓枠を切り抜いてピンセットで挟んで仮置きしようとしたら
ピヨ〜ん!!!ってどっか行っちゃいました。。。
キャットウォーク?を更に追加し、憧れのスパイラルホースを買ってきたんで
暗い部分に濃い色(吉本プラモデル部で明暗を付けると立体的になると)
を吹いてみたんですが、プスン、プスンと。。。
しかも・・・水滴みたいなのがっ。 
コンプレッサーじゃなくても結露するんか。。。
次回はレギュレーターも導入せなあかんのんか・・・orz

7月に八幡丸が再販されるらしい。 少し進行を遅らせます。

船首の砲座は極力薄く削ったんですが、いかにも模型っぽいので
熊野の余り(エッチングに置き換えたので)と差し替えました。
白状すれば、飛行甲板を少し左にオフセットしたみたいになってしまい
本来のタボ穴が丸見えです。 ココも熊野から。

エア缶が全然来ないので、実力以上にディテールアップを試みました。
更に時間があるので時代錯誤な妄想が膨らんで。。。

2日遅れて420ml爆弾が到着。
早速、甲板と船体を塗ってみた。(コレは影の部分用)
雲鷹の作っていて何がモチベーションが下がるって、
舷側に構造物が少ないのでそそり立つ壁感がイヤだったんです。
なので無意味にキャットウォークを追加中。
後編につづく。
って、いきなりつづくかよ(笑)
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艦船模型 | 日記
Posted at
2021/03/12 08:02:10