前編は、プラハ城から降りて来たカレル橋の手前で終わっていましたので、後編は
カレル橋から再開し、
旧市街広場周りを散策します。
こちらは、カレル橋からカルロヴァ通りを通ってやってきた旧市街広場での一コマです。正面は
ティーン教会。。。内部にはプラハで一番古いパイプオルガンがあるそうです。
何れの画像もクリックで
拡大します。
カレル橋西岸の橋塔・・・
マラー・ストラナ橋塔です。
有料ですが、塔に上ることが出来、
この時は上がりましたが、今回は団体行動でもあり諦めることにしました。
その代り?こんな景色も教えてもらいました。
カレル橋を渡り始めて直ぐの右側に見えた水車です。水車の台の左手前角に河童みたいな悪魔(マスコット)が飾られています。
右が西岸、左は砂洲となっており、その間の
美しい水路とともに、右側の建物の向こうには
ジョン・レノンの壁があることで知られています。
その辺りから、
降りて来た方向を振り返ると、右からプラハ城(聖ヴィート大聖堂)、マラー・ストナラ橋塔、聖ミクラーシュ教会が見えています。
ブルタバ川(独名:モルダウ川)の上流方向・・・午後から向かう
チェスキークルムロフの方向)です。厳寒のプラハですが、既に10時前・・・心地よい陽射しでした。
カレル橋の中央付近から
旧市街側(東岸側)を見た景色です。常にこのくらいの観光客が行き来していました。
奥の黒い塔は東岸の橋塔・
オールドタウン橋塔、直ぐ左が
聖サルバドール教会、緑色のドームが
聖フランシスコ教会、左端の像は
五つ星を頭上に載せたネポムクの聖ヨハネ像(前編にも登場しました)です。
同じ場所から西岸を見ると、
聖アントニウスの像とプラハ城がコラボしていました。
ネポムクの聖ヨハネ像とプラハ城(聖ヴィート大聖堂、聖ジョージ大聖堂)とのコラボも素敵でした。
なお、
ネポムクの聖ヨハネ像は、その
台座のモニュメントに触ると幸せになる、と言われており、人だかりすることもあります。偶々、家内が触っているところを撮っていました👆
左端は布教活動で
日本にも来たことのあるフランシスコ・ザビエルの像。担いでいる数人のうち
一人は髷を結っています。右奥は、
聖キュリロスと
聖メトディウスの像。
東岸の橋の袂から、もう一度、プラハ城の全景を眺めます。左から聖ヴィート大聖堂、聖ジョージ大聖堂、その手前に横たわるのが左から旧王宮、そして
ロブコヴィツ宮殿です。
続いて、
カルロヴァ通りを通って旧市街広場に向けて歩いて行くと、左手に
旧市庁舎があり、有名な
天文時計がありました。
毎時0分に、左右の
骸骨が金を鳴らし、窓からお人形が顔を出します。数分前から立錐の余地もないくらいの人だかりでしたが、パフォーマンスはもう
笑うしかないくらいあっ気ないものでした
(^^ゞ
写真は11時のものです。
その後は
旧市街広場で開催されている
Xmasマーケットを楽しみ、ホットワインとホットドッグを買い食いして、ランチとしました。
旧市街広場及び周辺は
この時に散策しているので、今回はXmasマーケットを中心にした写真を撮ることにします。
ティーン教会と
ヤン・フス(15世紀にプラハで宗教改革を行ったプロテスタントの指導者)の像。
冒頭の写真もティーン教会ですが、そちらには旧市街広場のもう一つのモニュメントである
聖母マリアの柱像が写っています。聖マリアの像が載っている柱(中央右寄り)です。オリジナルの柱像は、三十年戦争の終結直後の1650年に建てられましたが、オーストリア゠ハンガリー帝国の崩壊と同時に、
1918年11月に解体されています。今の柱像は
、2020年に再建されたものだそうです。
旧市街広場の北西の角にある
聖ミクラーシュ教会・・・プラハ城から降りて来た広場にあった教会と
同じ名前でややこしい・・・です。
教会には
沢山の彫刻が取り付けられていますが、作者はカレル橋の彫像の多くを手掛けたアントニー・ブラウンだそうです。
聖ミクラーシュ教会の内部では、
ボヘミアグラス製のシャンデリアが輝いていました。そしてフレスコ画も・・・
早周りの旅ですので、このくらいで追い立てられるように次の目的地に移動します。旧市街広場より
東側にも見所が多いので残念です。
バスの駐車場へと向かう途中、高級ブティックなどが集まっているパジージュスカ通り(パリ通り)でピカピカのクラッシックカー数台を見かけました。
帰国して調べてみると、
貸切の観光タクシーでした。あまり流行っていないのか???
更に、カレル大学法学部図書館前で撮った市電(シュコダ製14T)です。
続いて、
チェコ橋の袂からもプラハ城を撮ってみました。バスは、橋の向こうで待機しています。これで
プラハ城・・・プラハともお別れです。
すっかり忘れていましたが、この日(12/8)の朝食です。
これが、この旅行初のホテル朝食でした。
ブッフェスタイルは苦手なのですが、朝食は殆ど。。。
ところで・・・我々がプラハ観光をしたほぼ2週間後に、
カレル大学で14名が射殺されるという
銃撃事件が発生しています。現場は前述のカレル大学法学部図書館とは違って、
旧市街広場から100mほどの場所でした。
危ない危ない!
今回の訪問では、12月上旬だと言うのに、プラハ城、カレル橋、旧市街広場の
観光客の多さに驚きました。秋の観光シーズン🍁に訪れた
この時よりも多いのです。
当然ながら、悪い人も集まって来ると予想されます。また、観光客として
地元の若い人からは嫌がられていたような気がする出来事もありました。コロナの反動で
京都や鎌倉と同様にオーバーツーリズムになっていて、地元民の
平常の生活が脅かされているのかも知れませんね。
プラハの次は、
チェスキークルムロフに向かいました。この日は中々の強行軍でした
(^^ゞ
つづく
【関連のブログ】
◇
中欧三か国早周りの旅(その1:速報)
◇
中欧三か国早周りの旅(その2:ミュンヘン)
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中欧三か国早周りの旅(その3:プルゼニ)
◇
中欧三か国早周りの旅(その4:プラハの前編)
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Posted at
2023/12/31 14:07:30