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2025年06月12日

バルト三国(その4:ヴィルニュス初日の午後は街歩き)

バルト三国(その4:ヴィルニュス初日の午後は街歩き) 5月22日、ヴィルニュス旧市街の目抜き通りであるピリエス通りに面したレストランでランチを食べた後は、現地人ガイドさんの案内で旧市街を歩き回りました。

👈人通りの多いピリエス通りです。


      何れの画像もクリックで拡大します。


レストランを出た所にあったコレは??? 最初はピンク色をしたスープ屋さんかと思いました。
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派手な色合いとUnexpectedly Amazing というのが面白くて撮っていたのですが、ショーウインドーに書いてある文字を読むと、どう考えても観光案内所です 
そして右端にある看板に記載されているピンク色のスープというのは、ビーツの他にケフィアやバターミルク、新鮮なキュウリ、ディル、青ネギやチャイブなどから出来たスープです。その美しい色と、フレッシュでクリーミーな味わいは、まさに「世界一美しいラブストーリー」と呼ばれているそうです。
この後、5月31日には、ここヴィルニュスで世界最大のピンクスープ・フェスティバルが開催されたそうです。その詳細はこちらです。 注)ピンクスープ・フェスティバルは関西万博でも開催されたようですが、本場のそれは規模、熱気が違います。



街歩きは、ピリエス通りを大聖堂側にチョット戻ってから、ベルナルディヌ通りに入ったところから始まります。通りと言っても殆ど路地です。
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入る路地はWine BAR DECANTUSというワイン屋さんが目印になります。
こちらは、そのお店の外壁にあったモニュメント






通りを抜ける手前でシェークスピアの旗が。。。 シェークスピア・ブティックホテルでした。
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ベルナルディヌ通りを抜けた所には、聖アンナ教会(手前・左右)とベルナルディン教会(中央・奥)がありました。
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聖アンナ教会は、15世紀末に建てられた火焔式ゴシック(繊細なゴシックの装飾に曲線を絡ませたデザインを特徴とするゴシック)建築の傑作とされる教会で、当時のままの姿をとどめています。内部の見学はソ連時代に破壊され、修復された聖アンナ教会も観る価値はない?とガイドさんが飛ばしてしまいました。
ベルナルディン教会は現在も修復作業中です。


聖ミカエル教会👇を左手に診ながら、帰りは一本南のミコロ通りを戻りました。この教会は。。。
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。。。現在、教会遺産博物館となっています。ここには、ソ連の占領時代に発見されたものの、ソ連に略奪されることが明白だったため、リトアニア独立後の1998年になって初めて公表された秘宝が展示されているそうです。


再びピリエス通りに出て、スカポ通り経由でダウカント広場に出ると、大統領官邸が見えました。
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ずらりと並ぶ黒塗りの高級車(アウディ、BMWなど)の横を抜けて、大学通りに出ると、隣はヴィルニュス大学です。


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ヴィルニュス大学は、16世紀創設の由緒ある大学です。

内部には貴重なレリーフ画やフレスコ画があり、ガイド付きツアーもあるようですので、翌日に予定されている自由時間に見学する候補として考えます。

校庭からは天文台(天文観測所)も見えます。



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大学の裏側に周ったヨノ通りからは聖ヨハネ教会の鐘堂が見えました。




大学通りに続くガウノ通りに入ります(左)。ガウノ通りに面したスティクレイホテル(右)は。。。
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。。。豪華な内装やロビーや外壁を飾るフレスコ画で有名な5つホテルです。


ガウノ通りの終点=ホテルの角からは右手(写真奥)のスティクリュ通り越しに向こうにドミニコ聖霊教会の塔が見えました。ガウノ通りを直進(写真左手に)するとジードゥ通りです。
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ここで何となくホッとしたのは、造花とは言え巧みに作られた桜の木が飾ってあったからでしょうが、実はこの一帯は、ナチス占領下におけるゲットー(ユダヤ人居住区)の真っ只中に位置しており(上述の各通りは何れもゲットーの地図に登場する有名な通りです)、住民の多くが強制収容所に送り込まれたという悲惨な過去を持っています。


スティクリュ通りを反対側に進むと、市庁舎広場に出ます。ここで大きな失態を。。。
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。。。肝心の市庁舎を撮っていなかったのです 翌日の昼食で訪れるRadisson BLU アストリアホテル(左)はしっかりと撮っていたのに (>_<)   聖カジミエル教会は撮ってました(右)。


ここから、いよいよ旧市街散策もクライマックス、夜明けの門通りに入ります。

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通りの右側に現れた三位一体の門です。

奥に聖三位一体教会があります。
この宗派は16世紀にポーランド・リトアニア連合国がベラルーシ、ウクライナに進出した際に、宗教的妥協のために興った宗派云々という面白そうな話が。。。ですが省略されちゃいました (+_+)





程なくして、左手にピンクの門が見えてきました。聖霊教会の門です。そして、正面側には。。。
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。。。聖テレサ教会が建っています。


聖霊教会(左)。。。リトアニアにおけるロシア正教会の中心的存在だそうです。
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聖テレサ教会(右)。。。内装が美しいけど省略して、奥に見える夜明けの門とは繋がっています。



遂に到着、夜明けの門です! 
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二階が礼拝所となっています。中には奇跡を起こす力があると言われる聖母のイコンがあり、現在も海外から多くの巡礼者が祈りに来るそうです。中は撮影禁止でしたが、外から撮った写真の窓の中に、薄っすらとイコンが見えています。
また、現地人ガイドさんが、この夜明けの門の前の道がベラルーシに続いていることを何度か強調して説明されていましたので、門を通して見たリエプカルニ通りを写してみました(右)。
地図で確認すると、ベラルーシとの国境までは約30kmです。ドイツ軍が駐留していることも考え合わせると、明確には仰いませんでしたが、やはり脅威を抱いているのだと思います。


門を外側から見ると(左)、5個の銃眼が城門であることを示しており、上部にはリトアニアの紋章が見えています。入場しても、写真は撮れず、パンフレットの類も無かったので。。。
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。。。撮っていた銘板(右)の英文部分を自動翻訳処理をしてみました。
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リトアニア国内外で有名な聖域であり、宗教的、歴史的、文化的に最も重要な建造物の一つです。16世紀初頭にメディニンカイへの街道沿いに建てられ、当初はメディニンカル門と呼ばれていたこの門は、ヴィリニュスの城壁と共に建設された5つの防御門のうち最初のものであり、現在まで残っている唯一の門です。外側には射撃用の穴があり、ルネサンス様式の屋根裏部屋があり、リトアニアの国章を掲げた2体のグリフィン像が立っています。
門の内側には、17世紀初頭に描かれたルネサンス様式の聖母マリアの絵画で飾られた、暁の門の聖母の礼拝堂があります。この絵画は銀箔で覆われており、奇跡を起こすと信じられています。1993年にはヨハネ・パウロ2世、2018年にはフランシスコ教皇がここで祈りを捧げました。礼拝堂での祈りの後、教皇は奉納物で作られた聖母マリアの新しい金冠を聖別しました。

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ここで、旧市街の散策は終了となり、22日午後の最後は、少し離れた聖ペテロ・パウロ教会に向かいます。

聖ペテロ・パウロ教会に到着した時点でにわか雨が降っていたので、しばらくバス内で待機、雨が上がった直後に撮った写真です。
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教会は17世紀に建立されましたが、30年余りの年月をかけて内装を整備したというだけあり、その漆喰彫刻群には圧倒されます。

ここの漆喰彫刻は2000体以上もあり、当然ながらひとつとして同じものはありません。
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どう撮ったら良いものか。。。判らないので、手あたり次第撮った写真ですが、並べてみます (^^ゞ


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以上で5月22日の観光は終了し、15時半頃にはホテル Radisson BLU LIETUVA ラディソン ブル リエトヴァにチェックインしました。
ホテルは新都市に位置しており、ショッピングセンターが隣接しているので、土産、食料品、アルコール等を調達するのには便利でした。


長旅と一日観光で疲れていたので、面倒なブッフェスタイルとは言え、ホテルでの夕食は有難いものがあります(左)。部屋に戻ってからは、お隣で買った地ビールを飲みつつ翌日の予習を。。。(右)。
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翌日は、かつてのリトアニアの首都トラカイを午前中に観光し、午後からはヴィルニュスに戻って自由行動になっています。
自由行動。。。準備段階から色々と模索していましたが、
1)KGB博物館 
2)ヴィルニュスで観るべき五つの通り 
3)もうひとつの旧市街、ウジュピス共和国 
4)ヴィルニュス大学
の候補から選ぶことになると思います。まぁ、お天気が下り坂ですのでお天気とも相談だなぁ。。。

などと考えながら、5月21日の朝起床して以来、実に46時間ぶりに布団に入りました 笑


つづく


【関連のブログ】
 ◇ バルト三国(その1:速報)
 ◇ バルト三国(その2:往路ヴィルニュスまで)
 ◇ バルト三国(その3:ヴィルニュス初日のランチまで)




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Posted at 2025/06/12 19:54:42

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