圏央道埼玉県区間が本日全線開通となります＼(^o^)／

いよいよ10月31日15時、首都圏中央連絡自動車道（通称：圏央道）の埼玉県区間が全線開通します。
関東近辺以外の方からすれば「ナニソレ？」かもしれませんが、北日本↔西日本の移動の際東京都心を経由したことのある方からみても、今回の開通が非常に意味のあるものになるかもしれませんので、暇な方はこの先読んで下さい(^。^)y-~

まず、関東以外の方ために「圏央道って何？」から簡単におさらいをします。
『圏央道とは、神奈川県横浜市から東京都・埼玉県・茨城県を経由して千葉県木更津市に至る、東京都心からおおむね半径40～60kmの位置を環状に結ぶ自動車専用道路である（Wikipediaより）』時速80km/hで走行可能な道路です。




今回の開通する区間はこちらになります＼(__)



桶川北本IC↔白岡菖蒲ICの10.8kmの区間が今回開通します。
こうなると関越道と東北道が環状線で結ばれる事になります。さらに全体図を見てわかるとおり東名高速、中央道、関越道、東北道がひとつの環状線でつながります。

これにより、東北道↔東名高速が都心（首都高）を通らなくて済む様になり、首都高の渋滞解消の効果が期待できる訳です。



私が住んでいる所は、全体図でいうと「常磐道と東京外かく環状道路が接続する辺り」なので、あまり圏央道を通ることはありませんが、首都高は仕事上少なくとも週２回は通りますので、渋滞解消の効果が期待できるという意味で、今回の開通は大いに歓迎します。


参考までに都心を経由する場合と圏央道を経由する場合の距離、所要時間、料金の比較を例に挙げてみたいとおもいます。（※渋滞していない時の所要時間です、料金はETC割引なしの場合です）

例１：久喜IC（埼玉県）↔厚木IC（神奈川県）普通車の場合

都心経由
距離：99.5km
所要時間：1時間16分
料金：3,180円

圏央道経由
距離：98.9km
所要時間：1時間15分
料金：3,770円


例２：仙台（仙台宮城IC）↔名古屋（名古屋IC）大型車の場合

都心経由
距離：686.8km
所要時間：7時間21分
料金：25,550円

圏央道経由
距離：686.8km
所要時間：7時間20分
料金：23,600円


距離はほとんど、変わらず後は渋滞によってどれだけ時間が増えるのかにかかってます。

但し今後渋滞するポイントが変化するので、しばらく様子をみたいと思います。