所属する写真クラブによる毎年恒例の宿泊撮影会が、11月1日(水)2日(木)に開催されました。ここ2年は「全国宿泊割引」があって2泊しましたが、今年はその恩恵が無いので1泊です。
いままでの遠征実績ですが、
17年:志賀高原
18年:戸隠、八方尾根
19年:乗鞍、木曽
20年:裏磐梯
21年:乗鞍高原、志賀高原
22年:中越
でした。
風景写真の撮影会というのは、行先選定がなかなか難しいのです。紅葉の進み具合なんか毎年違いますし、天候によっては撮影地を変更することも必要になります。そこで今回はまず宿だけ信州中野のルートインに確保して、撮影地は戸隠、妙高、志賀高原、秋山郷方面から撮影会担当のOさんと風景写真の鬼F先輩にアレンジ頂くこととしました。
【行程図】
その結果の2日間行程図です。
長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC
→須走道路→須走IC→東富士五湖道路
→富士吉田IC→河口湖大橋→
①御坂 富士見橋展望台
→御坂トンネル→御坂みち→一宮御坂IC
→中央道→八ヶ岳PA(休憩)→岡谷JCT
→長野道→塩尻IC→東山山麓広域農道
→高ボッチ線(崖の湯ルート)→
②高ボッチ高原
→塩尻IC→長野道→姨捨SA(休憩)
→更埴JCT→上信越道
→小布施ハイウェイオアシス(昼食)
→信濃町IC→県道119号杉野沢黒姫停車場線→
③妙高 苗名滝
→信濃町IC→上信越道→信州中野IC
→志賀中野有料道路→中野
→国道292号→
④志賀高原 琵琶池
⑤志賀高原 木戸池
⑥志賀高原 のぞき
→国道292号→
ルートイン中野(宿泊)
→国道403号→木島平→
⑦カヤの平高原
→奥志賀林道(県道502号奥志賀公園栄線)→
⑧雑魚川林道
⑨秋山郷 切明温泉
→国道405号→
⑩秋山郷 天池
⑪秋山郷 前倉橋
⑫秋山郷 見玉公園
→津南町→津南観光物産館(昼食)
→国道117号→豊田飯山IC→上信越道
→更埴JCT→長野道→梓川SA(休憩)
→岡谷JCT→中央道→双葉SA(休憩)
→一宮御坂IC→御坂みち→富士吉田IC
→東富士五湖道路→須走IC→須走道路
→新御殿場IC→新東名→長泉沼津IC
→長泉町
【走行記録】
出発 :11月1日 4時27分
帰着 :11月2日 20時47分
走行時間:15時間26分
【ETC利用記録】
時刻は黄文字で書かれたインターの通過時刻です
1泊2日というものの840kmを走り抜け、12ヶ所の撮影ポイントを巡る盛り沢山な内容となりました。
参加者は6名が2台(F先輩のアクアとアスパラのActiveHybrid3)に分乗しており、キロあたり40円と通行料を頭割りにして精算したところ1人の負担額は16,000円になりました。宿代6,800円は別途各自持ちです。
例によって静岡県長泉町を朝5時に出発しましたが、いつも途中で良い場面があるとつい立ち寄ってしまい、結局遠方の目的地で時間が無くなるということを繰返しており、今回は「とにかく目的地を目指そう」とお互いに戒めました。
【①御坂 富士見橋展望台】
それなのにすばらしい雲海が湧き上がっています。
なんとか山中湖、忍野は引っかからずに通過したものの、すばらしい雲海に我慢できずF先輩が運転する1号車から電話が入って「御坂峠旧道の天下茶屋に寄らせて欲しい」とのリクエストです。天下茶屋に急ぎましたが間に合いそうもなくなりました。国道137号「御坂みち」の途中に富士見橋がありますが、改良工事で橋が架けられる前の旧道部分に展望台があります。急遽そこから撮影することにしました。
雲の下が河口湖です。
【②塩尻 高ボッチ高原】
「さあ、もう先を急ごう」と中央道を急いでいたら、諏訪湖付近は濃い霧の中です。「まだ山の上に登れば間に合うかも」と、今度は2号車から「高ボッチに寄りたい」とリクエストを飛ばします。「1時間以上は遅くなる」とF先輩は難色を示したものの、みすみす高ボッチの雲海を素通りするなんかできません。
高ボッチ高原に着いたのはもう9時頃でしたが、見事な景色に遭遇できました。
高ボッチからは360°の景色が眺められます。八ヶ岳もこんなにくっきり撮れました。
【③妙高 苗名滝(なえなたき)】
1日目は戸隠、妙高、志賀高原の予定でしたが、戸隠はあきらめて妙高に急ぎます。
中央道→長野道→上信越道と走って長野県最後のICである信濃町で下り、新潟県境にある苗名滝に向かいます。
アスパラは一昨年の5月に一人で苗名滝に来ましたが、そのときは三脚を担いで駐車場から滝まで歩いたのに、肝心のカメラを車に忘れるという大チョンボをやらかしました。今回はそのリベンジですから、しっかり撮りましょう。
駐車場から歩き始めると、眼前に大きな築堤がそびえます。この堰堤を横にある階段でエッチラ登ると後は滝までほとんど水平移動です。
もうこの辺は紅葉真っ盛りで、写真を撮らなくても十分に来た甲斐があるでしょう。
これが苗名滝です。
妙高から流れ落ちる水量が豊富です。
落差は55mですが、人を入れた方が滝の大きさが分かりそうです。
タイトル写真は崖沿いを一番前まで出て撮った、正面からの苗名滝です。
これだけで妙高地区を終了します。
後ろ髪を引かれる思いですが次は「志賀高原の夕景」を狙いに行きますので、
もう時間との競争です。
信州中野ICから志賀高原を目指して駆け上がりますが、良く整備されたオリンピック道路のきつい勾配をグイグイ登っていきます。
【④志賀高原 琵琶池】
光線が傾いてきました
【⑤志賀高原 木戸池】
見慣れた景色ではありますが
陽の傾きを狙ってみました。
【⑥志賀高原 のぞき】
横手山手前の「のぞき」に到着し、1日目のハイライト「志賀高原の夕陽」です。
陽が沈むのを待ちます。
特徴のある森が赤くなってきました
思いっきり逆光です
これがアスパラが
大好きなのぞきの風景です。
陽が山に隠れて今日は終わりました。
陽が落ちると気温がどんどん下がりますので、ホテルルートイン中野に急いで1日目は終了です。
それでは2日目は続編で。
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Posted at
2023/11/05 19:24:35