目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ヘッドカバー(タペットカバー)のシール部ですが、最近少しだけR側にオイルにじみが発生してきていたので、左右とも交換します。
このオイル洩れも経年で発生する定番のようですね。
交換シールはキット部品としても型番ありますし、バラでも購入できるようです。
ガスケットキット X1327AA151(RH)
X1327AA074 (LH)
2
先ずはカバーの取外し作業ができるように周辺の機器や配線を外し、プラグソケットも外します。
カバーを止めているボルト(8本)を全て緩めて、ブローバイのPCVホース2本が接続されているので、同時に外します。
カバーは液体ガスケットで固まって外れにくいので、うまくずらして外します。
3
外れたヘッドカバー内部。
思ったよりも綺麗な状態でした。
カバーに残っている古い液体ガスケットのカスを綺麗に除去して、シール溝も綺麗にしておきます。
4
エンジン側も残った液ガスのカスを取り除きますが、狭くてかなり苦労します。
取り除いたカスが内部の残らないように気を使いますし、やり方も悪いんでしょうけども狭いのでかなりの時間を要しました。
また、赤丸部のサーキュラープラグ(黒い半月状の樹脂)は作業ついでで古いのを取り外して新品に取り換えた
方がよいと思いますが、今回は部品発注ミスで交換部品が手元に無かったので、そのまま交換せずに行いました。
5
今回は外したついでにプラグも交換し、硬くなってしまっているPCVホースも同時に新品に交換しました。
6
カバーに新品のシール(外周、プラグホール×2)を取り付けて、液体ガスケット(スリーボンド 1215)を元々ぬられていたのと同じ箇所に薄く塗布します。
7
この状態でカバーを元通りに取り付けるのですが、ヘッドとボディの隙間が狭くてガスケットを付けたままカバーを取付ようとすると周辺に引っかかって液ガスがそこら中に着いてしまったり、うまく隙間からゴムシールが外れないようにはめ込むにはコツが必要で苦労しました。
やられる方は、液ガスを塗る前に予行したりして慎重に行なう事をお勧めします。
カバーをはめ込んだら新品のゴムシールとネジ×8を取付て締込みます。
逆側も同様にバッテリーやヒューズBOX周りの配線を外してから行いまいました。
全体を通じて作業は難しくはありませんが、やはり水平対向ならではのヘッド周りの狭さで詳しくは書いていませんが、思ったよりも細かな面倒な作業は多々生じました。
やるならば時間に余裕をもって望む事をお勧めします。
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