• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

KARASAWAのブログ一覧

2014年10月02日 イイね!

燃える涸沢と穂高従走

皆さんどうもです。

御嶽山の噴火事故の直後、登山は不謹慎かと思いましたが
昨年訪れて、はまってしまい、一年間ずっと楽しみにして
まいりましたので、私のHNの由来である北アルプスは上高地、
紅葉に燃える「涸沢(KARASAWA)」に28日〜30日まで、
テント泊にて過ごしてまいりました。

当初、今週末の10月4〜6日あたりに行く予定でいたものを、
今年は紅葉が例年より1週間早いとの情報
により、繰り上げて急遽行ってきました。
そうと決めてからは、仕事調整にだいぶ無理をしましたが(爆)
事前には、台風の影響もあり、29日30日は天候が崩れるとの
予報ではありましたが、その後、台風も居なくなり^^;
おかげさまで3日間とも天候にも恵まれ、燃える涸沢と
北穂高岳→涸沢岳→奥穂高岳を縦走し、
満喫してきました。
今回は、友人がぜひ連れてって欲しいと言うので
彼の車で行きましたので、もう聞き飽きた燃費報告は無しです(爆)

さて、27日の夜に友人と合流し、出発。
上高地の沢渡バスターミナル駐車場には28日朝4時半頃到着です。
やはり6時間はかかります^^;
カップルの登山者がいたので、タクシー乗り合いを提案^w^
実質、バス料金より1人150円くらい安くなるのと、
バスよりは乗り心地がいいのでタクシーの乗り合いは
メリットがあります^^
すんなりOKをいただき、一緒にタクシーで上高地へ。

5時半には上高地の有名どころ河童橋を出発し、いざ涸沢へ。
雲ひとつない快晴の中、歩いて歩いてお昼頃、涸沢に到着です。
やはり、テント泊は荷物が多くなるので道中は辛いですね^^;
何度ザックをぶん投げたくなる事か(爆)

でも、到着したカールはそんな疲れもぶっ飛びの
美しさをもって迎えてくれました。





世界遺産に認定されてもいいと思うんですよね・・・
この紅葉の美しさは・・・


紅葉の最盛期には、涸沢ヒュッテと涸沢小屋は1枚の布団に
3人寝る程の混みようで、テントも1000張りにもなるという
超激混み紅葉観賞スポットですが、今回は土日の泊まりが外れてること、
紅葉ピークが1週間早まっていること等から、思っていたほどの
混みようではなかった印象です。
(29日月曜日の泊まりは1枚の布団に2人寝だったそうですが^^;)
さっそく、テントの設置場所を探し、寝床の設営をします。
昼飯を作り、食べ、その後は、な~んもしません^^
ただただ、美しい涸沢の紅葉を眺めて過ごします。
(ま、疲れて行動しようという気にならないのもありますが 爆)





日の傾きに併せて、色の変化がありますので、見ていて飽きる事は
ありません。喧騒から離れて、ボーっと過ごすこの時間は、多分
1年で一番贅沢な時間じゃないかと感じています。

日があるうちは、半そでで過ごせる陽気でも、日が傾き、
カールが日陰になると、あっという間に気温が下がり、
ダウンを着こまないと過ごせなくなるくらいの温度差があります。

早めの夕飯を作り、食べ、寝ます(爆)
早く寝るので、夜中に目が覚めますが、それは星を見るには
最高のタイミングです。



周りのテントも寝静まり、満点の星空をなんか独り占めしてるような
気持ちになれます。
(ま、実際はテントの中からいびきとか聞こえてくるんですけどね(爆))

29日朝、4時半ころから東の空は白み始めます。5時50分頃でしょうか、
日の出がカールを囲む山肌を照らす
「モルゲンロート」が始まります。




山肌をピンクから赤に染め始めます。
雲ひとつない天気に、見上げた山々の従走に心を馳せて、居てもたっても
居られません。

見上げると東から、北穂高岳 涸沢岳、奥穂高岳、吊尾根、前穂高岳と
つながっています。「全部いけるか?」なんて、友人の気持ちも考えず、
ほくそ笑んでおります(爆)

これから歩くために、食事をちゃんととり、いざ、出発。
北穂高岳(3106m)から登ります。
北穂高岳からは、北アルプスの表銀座
燕岳、大天井岳、常念岳、槍ヶ岳、大喰岳、南岳、大キレットや
白馬や野口五郎岳、笹ケ岳まで一望できるスポットです。

雲ひとつないので、最初に一望しておきたかったわけです^^



GWに来た時には、雪があり、雪渓を直登できたので、
2時間かからないとタカをくくっていましたが、夏道はそうはいかず、
不覚にも2時間半もかかってしまいました^^;
しかし、北穂高岳からは上空には雲ひとつない素晴らしい眺めを
得る事が出来ました。
登頂したもの同士が味わうあの一体感。
互いに、顔を見合わせるとおのずと笑顔になり、自然に会話が始まります。
あまりの絶景に、予定よりも30分余計に山頂でくっちゃべってました^^;

さて、次なる頂を目指します。
西となりの涸沢岳(3110m)です。
ここの道のりは面白かったです^^
ピークまではアップダウンがありますが、その斜度がすごいです。
登山と言うよりも、クライミングですね(爆)
私は、断崖絶壁にわくわくしておりましたが、
友人は顔が引きつりまくっておりまして、かなり肝を冷やしたようです。
帰りの車中で結構本音で恨み節をいただきました^^;

そんな友人ですから、涸沢岳に来た時には、もうテント場に降りようと・・・
どのみち、奥穂高岳方面に行かないと、テント場までは降りれないので、
とりあえず、穂高岳山荘まで行ってから決めようと言う事で
涸沢岳と奥穂高岳の間にある穂高岳山荘へ。
ちょうど、お昼時刻なので、山荘で昼食をとる事にしました。
味噌ラーメンを頼みましたが・・・・これが絶品です。
山の上で食べるからというのもあると思いますが、
バターなんか乗っちゃって・・・スープを飲んだ瞬間
別世界に飛んじゃった感じです。
あまりのおいしさに写真すら撮り忘れてしまいました。^^;

お腹が膨らむと、ポジティブ思考に変わるんですね。
あれほどテン場に降りたがっていた友人が、奥穂高岳にも登ると^^;
こちらはOKウエルカムでしたが、やっぱり山に入ったら
食いものは大事だなと思い知らされました。
お腹が減っていては、ネガティブ思考しか生まれないものだなと^^;
よって、非常食携行はするべきでしょうね^^

さて、この日3つ目のピーク奥穂高岳(3190m)です。
穂高岳山荘からの登り口から百メートルくらいは、
そこそこ斜度と難易度のある道ですが、そこを過ぎると難しくはありません。
北穂高岳から涸沢岳の道の方が難易度が高いと思います。

奥穂高岳山頂に着くと、噴煙を上げている御嶽山が望めました。



直線距離で35kmくらいでしょうか。
被災者に手を合わせました。ご冥福をお祈りいたします。

さて、そんな気持ちをかき消すような、かなりハイテンションな人たち
15・6人で山頂が賑わっています。
どうやら中国語で大声でしゃべっています。
その片隅で、65歳くらいの老夫婦が、困った顔をしていました。
気になって声をかけると、15・6人の中国人(?)が山頂の看板前で
写真を撮りまくりで、まったくよけてくれずに、かれこれ自分達が
写真を撮るのに30分くらい待たされているとのこと。
中国人(?)のグループを眺めていますと、男性も女性も関係なく
もう本当にお見合い写真や写真集の撮影かなと思うほど、
様々なポーズで、まさに撮影会状態です。
私、思わず「Please get out.leave the place to waiting persons.」
(あってます?^^;)と叫んでしまいました。
一瞬、山頂が凍りつき、シーンとなりまして^^;
中国人が「Sorry.One more picture.One more.」と。
(通じたんですよね?^^;)
多分もう一枚撮ったらねって言ってるんでしょうけど、その言葉から
個人撮影から集合写真に転じ・・・
3台のカメラで20枚くらい撮影してました^^;
まったく他者への遠慮や配慮がありません(ーーメ)
その間、下から結構な人数が山頂にあがってきまして
気がつけば、写真撮影渋滞です。

今回の山行では、外国人(主に中国人か)が多く訪れておりまして、
大陸のあちらの方がいい山いっぱいあるじゃないと思ったのですが
どうやら日本のように美しい紅葉は無いらしい。
山小屋の方にそう伺いました。

この時点で、2時半頃でしたので、この日4ピーク目の前穂高岳(3090m)まで
足を伸ばしたかったのですが、さすがに友人がテン場まで降りたいと・・・
なんのことはない「生ビール」が飲みたいだけ。^^;

前穂高岳は、次回のお楽しみにと言う事で、穂高岳山荘まで引き返し
その後、「ザイテングラード」を、テン場に向かって降ります。
友人は生ビールを、私はソフトクリームで、今日一日の山行に乾杯です。



3日目の30日、2度目の「モルゲンロート」を堪能し、朝食を作って
食べて、下山の準備にかかります。
来た道を上高地まで戻りますが、往路は6時間半もかかったのに、
復路は4時間で到着です。^^;

沢渡バスターミナルまで、またまたタクシー乗り合いで。^^
温泉に入り、松本IC付近のおいしいおそばを食して帰ってまいりました。
平日とあり、上信越・関越・北関東・東北道と渋滞もなく無事に
帰宅しました。
3日間の素晴らしい天気に恵まれた良い紅葉山行となりました。
Posted at 2014/10/03 09:17:05 | コメント(8) | トラックバック(0) | 山行 | 日記
2014年09月16日 イイね!

「白馬岳」登頂と無給油1000km達成PART2

皆様どうもです^^

3連休中とはいっても13日は仕事だったので
14・15日の2日間で、趣味登山してまいりました。
14日には、とし1045さんの関東遠征オフ会もあり、
実は、登山を予定変更してオフ会に参加しようかなと
ぎりぎりまで迷っていたのですが、この夏の天候不順な中
北アルプスの山の天気がよさそうなこのチャンスを逃すことはできず
すいません、登山しに行ってまいりました。^^;

オフ会については、またの機会に参加できればと思っております。
その節はどうぞよろしくお願いいたします。

この度の登山・・・上高地方面にするか白馬方面にするか悩みましたが
上高地方面は、紅葉時期に行く予定があるので、今回は白馬方面に決定。
13日の仕事終了後、片道約500kmの北アルプスに向け19時頃
出発です。
途中、SAで晩飯を食べたり、猛烈な睡魔に襲われ別のSAで1時間くらい
仮眠したりしたので白馬の玄関口、白馬八方の駐車場に1時半頃到着しま
したが、13日14日とトレランの大会があったようで、駐車場は満車
しばらく、あちこちの駐車場の空きスペースを探してましたが、結局
バス発着の近場の駐車場に空きスペースを見つけられたのは1時間後^^;
3時ころから2時間半ほどの仮眠をしました。
のり@CLさんにならい、寝袋で車中泊です。リアシートを前に倒し、
トランクを使いながら寝ました。そこそこ快適でした。


朝6時の猿倉登山口行きのバスに乗り、6時半猿倉荘という登り口の
小屋に到着。小屋のテーブルを借りて朝食をとり、7時頃から登山開始。
見上げれば快晴の青空の中にそびえる白馬岳の頂方面を望みながら、
1時間くらいでしたか白馬名物「大雪渓」入り口の白馬尻小屋まで、
登ります。  休憩もせずに白馬名物「大雪渓」へ突入です。



9時頃、登り始めの快晴もつかの間、早々に雲やガスが湧き始め、
大雪渓は一時視界不良になるほどでした。
初の大雪渓登りでしたが、6本爪の簡易アイゼンでも快適に登れました。
しかし、その快適さに調子こいて、かなりハイペースで登りまして

大雪渓が終わった後の、登山道が地獄の道のりと化しました^^;
なんと、両足の太ももとふくらはぎが攣りまくりです^^;

10歩くらい登るとどちらかの太ももかふくらはぎが攣り、おさまるまで
5〜6分道端で腰かけたまま喘ぎながら動けなくなります。
それを交互に繰り返すものですから、コースタイム30分の道のりを
1時間半近くかけてようやく山小屋に到着です^^;


白馬岳には、村営頂上小屋と日本最大の山小屋の白馬山荘の二つがあり
ますが、白馬岳山頂に近いのは白馬山荘で、私はこちらに予約を入れました。
足の攣る状況を予想だにしなかったので、遠い方の山小屋を予約した事を
自分自身で呪ったりもしました(爆)

山小屋の部屋に入って30分くらいマッサージをしながら休憩をしたところ
なんとか歩けるようになったので、白馬岳山頂で3時間くらい過ごしました。
雲の多い天気でしたが青空はそこかしこに覗いており、日差しもあたたかく
景色をただぼーっと眺める贅沢な時間を過ごしました。



谷側に沸き立つガスや雲に、登山歴初めてのブロッケン現象も見る事
ができ感激しておりました。


その後、夕陽を眺める頃に、早めの夕食をとり、日没まで小屋前のベンチで
他の登山者と言葉を交わしながら、夕陽に染まる山々をぼーっと眺める
贅沢な時間を過ごし・・・


ヤマメシのハンバーグカレー

日が沈んだ途端、山頂は氷点下に向け急激に気温が下がります。
夜は夜で、長野や富山の夜景と、満点の星空を眺めてまいりました。


天の川がはっきりと見えました

部屋に戻ると、消灯まで布団隣同士の方と山行談議に花が咲き、
盛り上がりました。
翌15日、ご来光を拝むため、4時過ぎに起床。
5時半頃日の出ですので、白馬岳山頂で太陽が顔を出すのを待ちます。



地平線から太陽1個分の隙間をあけて厚い雲があり、太陽が昇りきった後
には、また雲に隠れてしまいましたが、素晴らしい日の出を拝む事が出来
ました。
北と南アルプスの山々や富士山もくっきり見えました。


前回登った剣岳が朝日を浴びてピンク色に染まっています


空はうす曇りで、青空は何となく期待できない感じだったので、
ご来光を拝んだ後は、早々に縦走しながら下山する事にしました。
当初は杓子岳と白馬鑓岳方面を従走予定でしたが、昨日の足の攣った
状態からの回復状況を鑑み、アップダウンの少ない方の栂池方面へと
下山する事にしました。



途中、白馬大池や雷鳥の家族を見ながら、6時間程度の歩行で
無事下山しました。

天気は、青空はやはり望めずでしたが、降り物もなく、気温も高くなく、
下山後、白馬八方の地元の温泉に入り、帰路につきました、
途中渋滞に2カ所はまりまして、7時間後に自宅に到着。



さて、燃費ですが、
往路は536km 平均速度88km 平均燃費は19.7km/L
高速道路を下りる前は21km/Lくらいでしたが、
高速の降り口から白馬までは登り気味なので、燃費は少し落ちました。


536km走って燃料計はこんな感じです

復路は給油時点までの距離は477km 平均速度74km 
平均燃費は21.3km/Lでした。

アイドリングストップの効果でしょうか・・・
渋滞にはまっても復路の給油までの燃費は21.3Km/Lでした。

今回の山行の総走行距離は1080kmになりますが、福島市内まで
来た時に、無給油1000kmを達成。
平均燃費19.7km/Lとなりましたが、自宅まではさらに60km
以上で、道中に夜間やってるスタンドが無いために、大事をとって
給油してしまったので自宅までの無給油往復にはなりませんでした。




RACECHIPを入れての初の遠出でしたが、往復とも高速は
法定速度順守のアクセルワークは燃費を意識しての走行を心がけ、
結果としては前回の無給油1000km達成と比較して、残走行距離が
5%(50km)程度増えた事から、

RACECHIP導入による燃費向上効果は短距離であっても長距離で
あっても得られる事が、これで証明できたかと思います。


ただ、これにはRACECHIP導入後も導入前同様の運転をした場合に
限ったことであり、「遊ばない」事が前提条件となると思います。
「遊んで」しまえば燃費はやはり下がるでしょうね^^;
でも、高速での合流や追い越しは本当に楽になりましたし、気兼ねなく
いけるようになりました。
1.2Lである事は忘れさせてくれるかなと思います。

以上。山行記録と燃費記録でした。


Posted at 2014/09/17 00:08:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山行 | 日記
2014年08月05日 イイね!

安達太良山

皆さまどうもです

先日の日曜日、猛暑の中、福島県は「安達太良山」に
ハイキングに行ってきました。
冬はそこそこの山になりますが、夏場は登山というほど大げさな山では
ありませんので、ハイキングということで^^;

安達太良山は二本松市の西側に位置し、
文豪、高村光太郎の妻智恵子を歌った詩集
「智恵子抄」に出てくる

あどけない話

智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。

と書かれているように、
「ほんとうの空がある山として、
会津「磐梯山」と並んで福島県の山としては
有名な山ですね。

「ほんとうの空」という言葉ばかりを宣伝してるので、
何が本当の空なのか意味がわからない方が多いと
思うのは自分だけでしょうか?^^;


左から安達太良山・鉄山・箕輪山と連なる阿武隈連山で
稜線歩きが気持ち良い山でもあります。
安達太良山の山頂は岩の盛り上がりがあり、見る場所によっては
オッパイに見えることから、別名「乳首山」とも言われています。

はい、だから私、好きなんです(爆)

夏から秋は非常に穏やかな場合が多く、ファミリー連れの登山者も多い
人気の山ですが、冬は一変、磐梯山からの吹き下ろした西風が、
ちょうど通り抜ける位置関係からか、冬場は風の山と化します。
風速30mは当たり前の暴風で、ピッケルとアイゼン持参でも、耐風姿勢で
しばらく前に進めない時もしばしば^^;
山頂付近は冬場でも地面が見えるほど雪が飛ばされてしまう山です。

日曜日は、日本の中には40度越えの都市もあった中ではありますが、
山頂で30度越え。下界は38度くらいだったでしょうか。
ハイキングのつもりでしたが、登りも下りも暑さにはやられました^^;

しかし山頂は非常に涼しげな風が吹いて気持ちよく、
ふと風に戯れていたら1時間も経ってしまっていました。


青い空。白い夏の雲。緑の山。
スタジオジブリの絵が描けそうな、ながめでした。
Posted at 2014/08/05 19:56:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山行 | 日記
2014年07月26日 イイね!

「剣岳」登頂と無給油1000km達成

皆様どうもです
先日、私の趣味であります登山で
北アルプスの「剣岳」に登頂してまいりました。
木村大作監督「点の記」という映画にもなったあの剣岳です。




北アルプスには年間何回か訪問しますが、
私の住まいからは立山方面は片道約480km
上高地方面へは約500kmです。
今回は立山方面でしたので、往復1000km弱
「無給油でいけるか???」という思いで、登山も無給油往復も
合わせて挑戦してまいりました。

登山と燃費を織り交ぜながらご紹介します^^

「剣岳」・・・登山をされる方なら、憧れの山の1つ
ではないでしょうか?
ご多聞に漏れず、私もあこがれている1人であります。
剣岳は頂上付近の岩場が急峻で、北アルプスの中でも
事故の多い山の一つですが、実際に登ってみると、
確かに急峻で高度感はありますが、
登山道自体は、しっかり整備されており、
核心部は慎重さを欠かなければ
難しすぎるということではないと思います。
むしろ、山頂付近の核心部よりも中腹域のガレ場での
歩き辛さの方が勝っていて、実際はこの中腹域で事故が
多発しているそうです。
しかし、この判断は良い天候条件に恵まれていればのお話で、
悪天候になれば、ルート全般とも難度は数倍に跳ね上がる事と
思われます。
山頂付近の核心部では、事故=死 に直結ですからね
ま、そのスリルがまた山に足を運ばせるわけですが・・・^^;
そういう意味で病気なんでしょうね(爆)


さて、山行は天気9割の世界ですから
(勝手にそう思っています^^;)
天気図とにらめっこしながら、自宅を
20日の日曜日の夕方出発しました。
夜間走行し、東北道・磐越道・北陸道を経て、
室堂の玄関口の立山駅には21日1時半頃到着。
行きは時間に余裕もありますので高速道路では
以前みん友さんに聞いていました燃費の良いペース
ということで90km程度にACCを合せて走行しました。
下道と高速合せて20km/Lを若干切ったかな^^;
90kmセットだったので、22〜23km/Lくらい
いくかなと思いましたがどうやら立山までは地形的に
登り気味なのか、予想よりも燃費は伸びませんでした。
この時点で、燃料計は2時の位置を指しています。
ぱっと見1/3しか使ってない・・・
12時の位置までに600kmは走るだろう・・・
ってことは満タンで1200kmは走れるか・・・
というような予感をさせるくらいの残量です。

到着後、朝までは車中泊。ゴルフの助手席を倒しての就寝です。
朝6時に起きて立山駅からケーブルカーとバスを乗り継ぎ
室堂に入ります。8時ころ室堂着
ミクリガ池から雷鳥沢キャンプ場を経て剣御前へと登り返します。
天気は上々。「昨日は土砂降りでした」という話を聞くと、
天気図読みは間違っていなかったなと。
剣御前からは明日登る剣岳が雲ひとつかからず
バッチリ見えております。
後で聞いた話ですが、このときの剣岳の山頂からは
佐渡島まで見えたとの事。
明日もこの天気のはず・・・と剣沢を下りていきます。
2時ころ剣岳のふもとの山小屋「剣山荘」に到着です。
ここは、山小屋にも関わらずシャワーを浴びれます。
また、施設自体も新しくきれいです。
ぜひ訪れていただきたい山小屋の一つですね。
この日は、宿泊客もそれほど多くなく快適に過ごせました。


雷鳥荘より剣御前を望む


翌日、4時起床。山頂アタックです。

剣山荘からは剣岳の本峰は手前の「前剣」が邪魔をして
見えませんが、前剣までは雲もかかってなかったので
テンションも上がり、気合いを入れて出発・・・のはずが、
わずか数分で雲の中です。



小屋から出て「一服剣」「前剣」「剣岳本峰山頂」と
登っていきますが終始ガスの中・・・
ルートを見失うほどの視界不良の時もあり、緊張が走ります。



そんな視界不良の中、コースタイムより若干早めの2時間チョイで
7時頃でしたか山頂に到着しました。
周囲は、やはりガスの中。

時折吹く風でガスは流れるものの、次から次へと湧いてきて
切れる事はありません。
今日の方が天気が良くなると思っていたのに・・・
同じころ登頂した方の中にはあきらめてすぐに下山の途に
ついた方もいらっしゃいましたが、私はあきらめきれません。
室堂からの最終便バスに間に合う時間までは粘る気持ちで
山頂で座り込み朝食を食べて待ちました。


すると・・・
なんと言う事でしょう!
ビフォーアフター風(爆)

到着から1時間。待った甲斐がありました。
一気に視界が晴れ、雲海が広がりながらも北アルプスの
山々の頂は見え始めました。
その時山頂に居たメンバーは大喜びで、互いに写真を撮り合います。
立山三山の向こうには穂高や槍ヶ岳の穂先も見えます。
晴れてる山頂に40分くらいいたでしょうか・・・
周囲を見渡し、憧れの剣岳の山頂からの眺めを堪能しました。





でも、朝からガスが多かった日ですから、この晴れ間が
ずっと続くはずは無いと思い、下山は進路がはっきり
見えるうちに下りましょうと思い、まだ晴れている山頂に
後ろ髪引かれながらも下山を開始しました。
登りでは見れなかった、岩の殿堂。
その迫力や険しさに一喜一憂しながらの下山です。
せっかく頑張って登ってきたのに岩の斜面のトラバースが怖くて
先に進めない人もいました。
もう30分も行くか戻るか迷っているんだとか・・・



「こ〜え〜・・・・落ちたら死ぬわ」みたいなところも数々ありますが
そういうところは、皆気を引き締めるので意外と大丈夫なんですが、
そこを通り越して気が緩んだ時に怪我は多くなるとのこと。
ああいう山は本当に最後まで集中力を切らさないで登り下り
しないといけませんね。

おかげさまで無事剣山荘に到着。
帰りも長丁場の運転が待っていますので、昨日来た道を
室堂までひたすら戻ります。
おかげさまで室堂までの天候は良かったのですが、
剣岳は私が剣山荘についた時にはもう雲の中で、
下山時にすれ違った方々は、上で晴れ間には
会えなかったのではないかなと思います。
この日は、朝5時くらいから15時くらいまで、
10時間ほぼ歩きっぱなしです。
室堂からバスとケーブルカーを乗り継ぎ、立山駅の駐車場に
ついたのは16時ころ。
立山ICまでの道中にある温泉にて汗を流し、
無給油1000kmの挑戦が始まります。

帰路は、100km/hに設定しての巡航です。
往路との10km/hの差が、燃費にどう影響するかを見てみました。
すると、燃費的にはほとんど変わりませんでした。^^;

う〜ん・・・やはり道路の勾配の関係なのでしょうか?
往復で19.3km/L
無給油で1000km走行がかないました^^



「剣岳」 「無給油1000Km走行」という二つの登頂成功の
嬉しい山行となりました。^^v


長文にお付き合いいただきありがとうございました。
Posted at 2014/07/26 23:23:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山行 | 日記

プロフィール

「@Alan Smithee 無事帰宅とのこと安心しました。また出勤お疲れ様です。良い東北旅行の思い出が残っていただけるようで何よりです^^充実したご旅行にバンザイ\(~o~)/」
何シテル?   10/21 12:26
KARASAWAと申します。 登山と車が趣味の気持ちだけ若いオヤジです。 いろいろな方と情報交換できたらいいなと思い登録しました。 どうそよろしくお願いし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

OBD2コネクタ周りのパネル取り外し(簡易版) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/06/03 15:29:38
コムテック ZERO 707LV 取付け 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/06/03 15:19:54
テールライトユニット交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/06/03 14:26:36

愛車一覧

フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
この度、前車からの乗り換えでGOLF7を選びました。 乗り換え候補を色々検討している中で ...

過去のブログ

2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation