2016年10月05日
昨日も寝落ちした。
なんか残ってた。
@@@@@@
_______
台風か。
________
暗闇で誰も面など見せないが 腕は出しより身ぐるみ剝がせと
失言と馴れた手つきで油性ペン 塗りつぶしてゆく私のこころを
先制はお前と罵り安堵して 己が非業は折りたたんでポイ
そこで死ね 覚悟を決めたこの腕を強く引いたの 我が王様
主人だと崇める私をたしなめる ほころぶ瞼の綺麗な二重
叩いても叩いても追いつけない鍵 白青赤と 隣の君の背
色の無い視界に蒼が咲き誇り 霧雨さえも傘なく歩ける
夕立ちで 一緒に雨に打たれても一緒に雨宿りできるのなら
奪っても奪い足りない強欲が 手札の扇の増刷始める
傷付けて愉快と笑うあの人が 僕になれると知ったらどうかな
本来は神が待つ身の階段を 駆け上がる姿人間さながら
揺れる蒼 優しい瞳の奥底で 人の努力を無下に出来ぬと
生返事返してもらえる身近さに 魚を捌いていざ修行だよ
一枚のカードが不都合引き起こし 二人の会話が生まれるのだから
切りかける会話の向こうで躊躇った 迷う時間も愛しい夜闇
________
@@@@@@@@@@@@
Posted at 2016/10/06 12:50:02 |
トラックバック(0) |
黒漆塗りの箱 | 日記
2016年10月04日
________
泥のよう眠る夜長は足音も聞こえじ泥濘ハイエナの影
「疲れてる?」軒並ルーティン聞き飽けど
笑顔で返せる大人の対応
白々の刃物が南瓜を切り裂いて 喜色の種ごと掻き出したいかな
ロッカーの鍵穴穿りこじ開けて 心を知りたい盗人二人
無許可故 押せぬ呼び鈴背に睨み 番号ノックし指先は黒
救われて楽になりたいその後は 一月前の無機質な君
夏も越え季節を外れた天蓋が 穢なきようにと部屋の中
眠り落ち目覚める朝に知る光 いつも希望を見よとやかまし
__________
おやすみなさい。
Posted at 2016/10/04 01:49:28 |
トラックバック(0) |
黒漆塗りの箱 | 日記