シェビーバン アームレスト 外し方

雨漏りが酷く助手席のアームレストがビッタビタ。自然乾燥させていましたが匂い発生！
こりゃカビでも生えたか(ｰｰ;)っと外してみることにしました。
意外に出ていなかったアームレストの外し方。
皆さんご存知のとおりシェビーバンは個体差、メーカーにより違いが多数あるのであくまで参考までに( ´ ▽ ` )
ポイントは2段階になっていること。
画像の色分けがそのポイントです。
あと、アームレストの付け根は金属製で高確率で錆ています。指で付け根を探り、CRC等を軽くしておくとかなり楽です。
シートはほとんどがウレタンなのであまりかけ過ぎると匂いが残りますので程々に。

画像1の○のとこにバネがあります。
赤い線の辺りまでアームレストを上げ、○部分を押すと少し押し込めます。
基準がないので平行状態からバネ部分を押したままアームレストをゆっくり上げるとポイント見つけやすいです。
うちはだいたいこの辺。

バネを押したままゆっくりアームレストを上げ続けると紫の線の辺りで止まります。そこでバネを押す力を軽く弱め更にアームレストを上げると何かを乗り上げるような感じがあります。
乗り上げた後、バネ部分を更に強く押し込むともう1段階バネが入り込みます。

2回目のバネ押し込みが出来たらアームレストはフリーになり背中の方へグルッと回ります。

注意点として、スタートしてから1度バネを押し込んだらそのまま押し込んだ状態で作業を進めることです。
バネを押し込む手を緩め過ぎるとロックが戻ってしまい最初からになります。

だいたいですが、画像の辺りで揺らして外れるポイント探りながら引き抜きます。

外してみたらまだ湿気っぽい(ｰｰ;)
皮はタッカーでテキトーな感じで止まっているだけ。

バラしてみたら構造は単純…ってか中の木が腐ってた(ｰｰ;)
ベニヤが腐り異臭を放つ放つ！
カバーとウレタンはしっかり洗い、中の木は作り直しです。構造も材料も単純なのでそんな大仕事ではありません。
ここで一つ判明したのが、シートに使われているウレタンがなかなか乾かない事。
うちは脱衣所を締め切り除湿機を使って洗濯物を乾かしています。ジーンズや大物シーツ、バスタオルなんかも半日あれば余裕で乾いてしまうのに、しっかり絞ったはずのウレタンは真下に除湿機を置き、強風を当て続けて2日もかかりました。
…っということは、例え炎天下でもバラさずに乾かすのはかなり難しいという事です。
シートの交換、張り替えは頻繁には出来ない整備。
雨濡れ、雨漏りによるシート濡れは思っている以上に気を付けた方が良さそうです。