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2008年07月21日 イイね!

イギリス紀行

先週10日から、今年春ぐらいから計画していたイギリス旅行へ行って参りました。
4泊6日、約1週間のツアーでの渡英となりました。

ツアーと言っても、ロンドンを観光したり、イギリスの風景を見たりという類のものではなくて、
7月11、12、13日と開催されるクルマの祭典、
「GOODWOOD Festival of Speed」
の観戦(観祭?)ツアーです。
今年初めくらいからツアー参加の募集を行っていたみたいですが、
今回集まったのが、私、父を含めてわずか3人
添乗員さんを含めても4人と、レンタカー1台でも十分事足りる
ずいぶんとこじんまりしたツアーでした。

「GOODWOOD」の始まりは1993年と割と新しく、今年で15回目を数えます。
イギリス南部の街チッチェスター郊外の森の中、この地方の有力な伯爵が個人所有する巨大な邸園内の道路を「ヒルクライムコース」として使用し、往年のチャンピオンマシンから現代の
F1までが、年代順に全開走行してしまうという、クルマ好きの為のお祭りです。
広大な面積の邸園内には年代、カテゴリー別に様々なブースがあり、
5~60年代から現代までのF1、往年のル・マンカー、ツーリングカー、果てはラリーカーまで、それらがヒルクライムコースに沿って点々と設けられています。
有名人もドライバーとして多数参加しており、デーモン・ヒル、ジェンソン・バトン、
ルイス・ハミルトンなんかもその名を連ねていました。

↑往年のル・マンカー達が勢揃い!圧巻です…

現地に着いてみると、コースに沿ってすでに大観衆が立ち見しており、
なかなか走ってるマシンの姿が見えません。
しかも、1台のマシンが走るのは午前1回、午後1回と1日にたった2本のみ。
それをタイムスケジュールに沿って走らせるんですが、1本を見逃すと半日お目当てのマシンの姿が拝めず、かなり苦労しました。。
仮に見れても、マシンのほとんどはほぼ全開に近いわけですから、
シャッターでその姿を捉えるのも困難を極めました。ほぼブレてた…(涙)
さらにこのコース、「ヒルクライム」と名のつくだけのことあって、
全長1.2マイル弱のコースがなだらかな丘の稜線を登るように伸びており、
スタート地点付近からゴール地点に向かうと移動のみで1時間はかかるという
かなり体力的にハードなイベントでした。。


と、なんか散々だった風に書いてますが、そう悪いことばかりではありませんでした。。
イギリスは北海道よりも緯度が上のため、この時期気温が20度前後と最高に過ごしやすく、
朝は長袖にさらに羽織るものが必要なくらいひんやりしていました。空気も適度にカラッとして、日差しがなければ昼間でも寒いくらいでした。
日本の激暑猛暑地獄から比べると、最高の避暑地でしたよ~^^v
それに緯度が高いせいか、午後9時を廻ってもまだ夕暮れ時のような明るさで、
夕食後の街並み散策が長く楽しめて助かりました。。

↑これで現地時間21:00過ぎくらいです。。


そして、私が今回の旅でいちばん懸念していた食事についてですが、
私が今まで抱いていた「イギリスはマズイ!」の常識を根底から覆すような
おいしい料理をたくさん食べることが出来ました。
毎朝ホテルで出されるバイキング形式の朝食は、パン、ソーセージ、ベーコンとどれもおいしく、
クセになりそうな味でしたし、夕食で食べた地元の中華、インド料理なんかもイケました。
最終日、イギリスの田舎町で食べたステーキも、私が昔ロンドンで食べたステーキとは天と地の差があるくらい全くの別物。。おいしかったです!




また、今回グッドウッド観戦のため泊まった近郊の街「サウスハンプトン」は、
適度に発展した現代の街と昔の旧市街がうまく調和し、自然が溢れる素敵な街で、
そこに暮らす人々も旅行者に親切で人なつっこく、私のお気に入りの町になりました。
さらにここは、昔かの有名なタイタニック号が処女航海で出航した港町らしく、
記念博物館があったり、慰霊の公園があったりと、見所がたっぷりでした。。

↑旧市街にあるタイタニック博物館


3日間はグッドウッド漬けでしたが、最終日にはビューローという自然公園内にある田舎町と、そこにある自動車博物館を訪れました。
ここでは、「これぞイギリス!」というような素敵なイギリスの田舎の街並みや、
伯爵のお城、庭園を堪能しました♪

↑自動車博物館園内にある英国風庭園♪


↑ビューローの街並み

どこを撮っても絵になる素晴らしい風景の中で、至福の撮影タイムを過ごすことができました^^来て良かった~!!


で後は帰国するだけだったんですが、これがなかなかのクセモノでした…
今回の旅行は、航空運賃を抑えるため、行きも帰りも乗り継ぎありの
中華航空にお世話になりましたが、これがイケなかった…。
行きも成田~北京3.5時間、トランジット3時間、北京~ロンドン11時間と
移動でほぼ1日かかる大移動となりました。
帰りは、大事を取って早めにロンドンのヒースロー空港に入ったにもかかわらず、
コンピュータがダウンし搭乗手続きに2時間弱かかる始末。。
搭乗ゲートはなぜか空港のいちばん末端の最果て。。
でもまあこれで帰れるからいいか。と思っていたら、
ロンドン~北京10時間の長旅から開放された我々に衝撃の事態!

なんと、北京発成田行きの便が、搭乗開始時間になって突然キャンセル!
本日中に日本に発つ便はもうないらしい。

↑赤帯びの掛けられた便が我々の搭乗予定だった便

…ハァ!?キャンセルだと??
どうするんだ俺達、このまま北京空港ロビーで寝るのか!??

途方に暮れていると、中国人の空港関係者が来て、どうやら
「北京郊外に臨時でホテルを取ったから今夜はそこで過ごし、明日朝一の便で帰す。」
みたいなニュアンスのことを中国語で説明されました。
もはや従うしかないので渋々北京で1泊する破目に。
周囲には、成田行きの便をキャンセルになった人達が集まっていて、中国語と日本語を話せるバイリンガルの方が中国空港側と我々をなんとか繋いでくれて、非常に助かりました。
だって空港の方々、誰一人として英語をまともに話せないんですもの!
自分の荷物を一旦受け取るため荷物カウンターで待っている時、集まった人々をよく見ると、
オリンピック日本代表のマラソンランナー土佐礼子さんの姿が!
どうやら強化合宿のため北京に滞在していらっしゃったらしいです。
大事な時にこんな惨事に巻き込まれるなんて可哀想です。。

空港からバスで北京郊外のホテルへ。
北京は空気が非常に淀んでおり、視界もはっきりしません。

↑北京空港からバスでホテルへ移動中の車内より見た北京市内

死ぬ思いでようやく辿り着いたホテルの一室でなんとか仮眠を取り、
翌早朝に空港に向かい、昼前にようやく飛行機に乗れました。
帰りは、北京滞在時間を含め40時間以上の超絶大移動となりました…
見舞金みたいなものは気持ち程度支払われましたが、中華航空側から我々に向けて
謝罪の言葉は一切なく、もう呆れるしかありませんでした。


最後に珍事件は起こりましたが、なんとか無事に帰国することが出来ました。
今回の旅で撮り溜めた写真ざっと550枚!
編集作業が追いつきませんが、これから随時あげていきたいと思っていますので、
よろしければご覧下さい。。
Posted at 2008/07/22 01:20:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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