地球環境

私がスキー関係者であるがゆえに思うこと。

今年の暖冬によって、ウインター産業は著しい落ち込みがある。スキー場。宿泊。スキーメーカー。小売店等々。末端まで言えば商品卸や製造元への納品元。

地球環境がやはり絡んでいるに違いない。

先日行われたフリースタイルのワールドカップ猪苗代大会でも賢太郎＆愛子で地球環境を問題視していた。

それはウインター関係だけではないハズ。

先日、Ｆ１のホンダレーシングのマシンカラーリングが発表された。　　通常カーレース界ではスポンサーロゴがベタベタと貼られ時速３００ｋｍで走る広告塔となっていた。それがレースビジネスであったと思う。

しかし、ホンダさんはそこの部分をさらに一歩・歩みだしたビジネスを狙ってきた。07モデルの写真を見ればわかるように、スポンサーロゴは規定のホンダ・ブリヂストンしか見当たらない。宇宙から地球をイメージした斬新なデザインである。しかしスポンサーが無いわけではなく、このカラーリングに対し、「地球環境を考えていますよ」というメーカーが投資している。これによりパートナー企業はホンダF1とともに「環境をテーマに戦う」イメージを共有できることになった。

また、新たな環境への取り組みとして、協賛金（スポンサーフィーやライセンスフィー）の一部を、環境保護団体などへ寄付を行うほか、リヤウイングに描かれたアドレスwww.myearthdream.com上で、一般の人々がマシンのピクセルを購入することで参加できるチャリティーを展開される。

ブランド名も出ないのに投資することに対しては、「環境」というキーワードに多くの世界的企業が関心を示した格好なんですね。

環境問題をビジネスに結びつけるのはどうか？と私も思うけれど、投資会社は意識としてハッキリもつ事ができると思う。これが会社規模から人間ひとりひとり意識できれば、変わってくるのかもしれない。環境破壊しているのは魚でもなくライオンでもなく、人間なのですから・・・

わたしも何が出来るかわからないけれども、そういう意識を持ち始めた今日この頃であります。