
インプレッサSTI A-Lineに試乗してきました。
営業マン曰く、いつ試乗に来られるか、今か今かと待っていました、とのこと。お上手です。
日曜でお客さんも多かったので、本日は所定のつまらないコースで終わりだろうと思っていましたが、高速行きましょう、と、ありがたいお言葉。高速領域で、どんな走りをするか同乗させて欲しかったとのこと。こちらもお上手です。
ハンドルは、高速域でも軽く、かつクイックです。これは2Lと変わりありません。きっかけを作り易いハンドルといったところでしょうか。
しかしながら、高速コーナーでは、脇をしっかりと締めて臨まないと、路面のつなぎやうねりで体がぶれて、それがクイックなハンドルを通してラインを乱してしまうことになるでしょう。
サスペンションは2Lからは変更はないとのことでしたが、2.5Lのほうがサスは固めでしっかりしているように思いました。
2Lに試乗したのが1年以上前で、今回の試乗では乗り比べていないので、あまりあてになりませんが、営業マンも同じ意見のようでした。
パワーは2Lが308psに対して2.5Lは300ps。
トルクはかなり差があり、2Lが43.0kg・mに対して2.5Lが35.7kg・m。
トルクの差は明らかで、フル加速時に、実用上は全く問題ありませんが、2Lと比べると、やはりまったりとした感じです。
0-100km/hで5秒後半辺りかな。
2Lが8000からレッドゾーンに対して、2.5Lは6600からレッドゾーンですが、そこまではしっかりと回ってくれていました。
ブレーキング時には、ATモードでもしっかりとブリッフィングが入っていました。
パドルは本体固定型です。
少し試してみましたが、変速もクイックなほうですが、個人的にはエンブレで使う程度だと思います。
メーター読みで、○88キロ辺りでリミッターが作動します。間際から緩やかに到達し、その速度を維持してくれますので、同乗者はリミッターが作動していることは気付かないようでした。
この領域でも、サスはフワフワ感はないレベルでラグジュアリーに、かつ腰があり、それなりに意のままにトレースしてくれていました。
1年も経つと、外観も走りもそれなりに洗練されてくるんですね。
STIとしては異例のAT車です。
STIには乗りたいのだが、マニュアルはちょっと、という人は多いようで、結構注文が入っているとのことでした。
ハッチバックにも目が馴染んできたこともあるのでしょう。
買いますか?といわれると、まったり加速でノーですが、1年くらいして2Lと同程度のタービンを搭載して限定車が出てきたら、ふらりと行ってしまうかも。
なかなか面白く仕上がっていました。
2L STIのインプレッションは
こちらです。
写真を撮ろうと思っていたら、次の試乗に出てしまって、写真がありません。
スバルさんのHPから一枚拝借させていただきました。
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試乗 | クルマ
Posted at
2009/03/07 02:12:53