
心配していた雨も夜のうちに上がり、快晴のなか、GTRに試乗してきました。
銀座の日産本社ギャラリーからの出発で、一般道での試乗とのことだったので、アクセルを踏める機会も無いだろうと大して期待していなかったのですが、コースは築地から埠頭のほうに抜けるもので、交通量も比較的少なく、バイパスあり、直線ありで、うれしい誤算でした。
ギャラリーを出発して最初の右折、ウインカーを出したつもりが突然ワイパーが!
いつもは自然に頭を切り替えて操作しているのに、無意識に左側を操作していました。
そう、GTRは国産車だったんですよね。
ハイパワーの欧州車のイメージがそうさせたのかも。(^^;
ハンドルは重くも無く軽くも無く、適度。
ハンドルを切っても切れ込むようなクセもなく、至ってニュートラル。
シフトアップもダブルクラッチらしく、加速が途切れることなく変速してくれる。
これはパドルによるマニュアルシフトでも同じで、セレスピードのようにアクセルを抜いてやる必要もない。
個人的には、やはりパドルはハンドル側に付けてほしいところ。(日産さん、オプション設定考えて下さい。)
減速して止まる寸前に2から1に落ちるときにガクンとショックがある場合があり気になるところだが、結構な加速時でも至ってスムーズに変速してくれて、VWやAUDIの初期のDSGに比べると、まったく許容の範囲。初物なのに日産も三菱もうまく制御していて、このあたりの技術はさすがだと思う。
ただ、後ろに座っていると、シフトチェンジの音がお尻の下から聞こえてくるみたいで、辛抱が必要かも。
さて、信号で停止して、前には一台も車がいない。となると、必然的にどんな加速かなあ、と。
加速はポルシェターボのような回転が乗るとドッカンと来る感じではなく、低速域から強烈にかつ滑らかに加速していく感じです。ツインターボがうまく作用していると思う。
VDCもうまく作動しているのでしょうか。介在すら感じさせずにタイヤが鳴くこともなく、きれいに加速していきます。
ランエボXで加速の落ち込みを感じる速度域を越えても十分な加速を持続してくれます。
今回はむむむキロ(何キロじゃあ)まで出ていましたが、リミッターが作動する領域まで、きっと不満なく加速してくれることでしょう。
サスペンションはノーマルとハードを試してみましたが、ノーマルでも十分腰があり、一般道、高速道路ともノーマルのままで十分走れるセッティングだと思います。
GTRは疲れやすく、長距離には向かない、という書き込みをよく目にしますが、なかなかどうして、適度に硬い足回りで、変速ショックも想定内に収まっていて、シートの収まりもよく、それでいて意のままに加速してくれる。これだったら、長距離の高速クルージングでも、どこまでも快適に走れると思いましたが。
一般道であれだけ走ってくれるGTR、高速に上がると、お節介なリミッタ君に、間違いなく欲求不満になってしまいそう。
このGTR、わナンバー。日産レンタカーの登録なんですよね。
試乗キャンペーンは今月で終了するそうで、その後レンタルできるのか尋ねましたが、多分売却されてしまうだろう、とのこと。
昔、GT8を1000円(保険料)で6時間レンタルできるキャンペーンで試乗したことがあるのですが、さすがにGTRだと保守費用も半端ではないし、あっというまに事故ってしまうことは想像に難くないので、やはりありえないか。
伝え聞く評判、百聞は一見にしかず。と、まったく信じていませんでしたが、なかなかどうして、お値段の割りに、しっかりと走ってくれて、楽しめる車でした。
日産のエンジニアさんたち、なかなかやるじゃないですか。
日本もまだまだ捨てたものでもない。
ps.
後ろの羽根も控えめで、ランエボXのそれのように後ろの視界を遮ることはありませんでした。
Posted at 2008/03/16 02:44:19 | |
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