
新年の挨拶がてら、ニコルさんに行ってきました。
すると2階に写真のVeyronが。
国内初の中古車だそうで、2008年物で、走行距離は800キロ。飛び石も全くありません。
委託販売として展示してあるそうです。
きれいなブルーで、内装も黒基調とシックで非常に好感が持てます。
で、当然頭に浮かぶのが、どうして800キロで手放したのだろう。
この不況のあおりと思いきや、こちらを購入したあとにエルメス仕様が発売され、あっさりとそちらへの乗り換えだそうです。
当初、1.7億円からスタートしたそうですが、現時点で1.5億円。
2名商談中だそうですが、この不況でなかなか厳しいようです。
みなさん、いかがですか? (^^;
さて、このお車、お値段も超高価ですが、メンテナンス費用も尋常ではないようです。
まずVeyronのタイヤ、ミシュランのPilot Sportsを履いていますが、タイヤの中央にゴムの円盤状の柱があって、それによってランフラット機能を実現しているとのことです。
こちらのタイヤ、交換の目安が5,000キロ。海外では、毎回ホイールごと交換を義務付けられているそうなのですが、日本の走行事情では、2回に1回の交換のようです。
交換は、本国ミシュランに送って行うそうで、2週間程度かかるようです。
フロントが150万、リアが250万、送料含めて、現在円高なので、450~500万くらいで交換できるだろう、とのこと。
ホイール、タイヤをもう1セット持っておく必要がありますね、というと、バランスの調整が必要なため、車ごと送る必要があるそうです。
そうすると、乗れない期間を無くすためには、ホイール、タイヤの予備ではなくて、もう一台購入する必要があったんですね。(^^;;
オイル交換も半端ではないようですし、メンテナンスでボルトを外した場合、全て交換だそうです。
ボルトのお値段が100ユーロ/本だそうで、ボルトだけでも相当な額になることが想像できますよね。
タイヤだけでも500万/5,000キロ = 1,000円/kmの計算です。
富士山をぐるりと回って300キロ走ったとすると、それだけで30万円かな。
任意保険も天文学的な金額でしょうし、オイルやメンテナンス費用も加算すると、富士山をくるりと流してくるだけで100万くらいのコストがかかるのかなあ?
宝くじで、たとえ3億円が当たっても、庶民は買ってはいけない車なのです。
他にもいろいろと楽しい話を聞きましたが、書けるのはここまでかな。
しかし、一度でいいから乗ってみたい。
ps.
写真の後ろのバンパー付近から電源ケーブルが伸びていますが、充電用のマグネットコンセントからのケーブルのようです。頻繁に乗らないことを考慮されて用意されているんですね。
ぶ、ぶがぁっていー!!
Posted at 2009/01/14 02:13:41 | |
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