
長文失礼します。
平均速度対燃費、巡航可能距離のグラフです。
VerRはCVTのド・ノーマル仕様です。
コルトには燃費計が付いていないため、満タン測定によるものです。
高速道路の区間距離を地図から読み取り、通過時間から計算したデータを中心にとりまとめています。(メータ速度でなく実速度としてみてもらって差し支えないと思います。)
何点かのしっかりしたデータを軸に、過去の燃費データからの推測も織り交ぜてグラフ化しています。走行条件によって値も大きく異なってきますので、参考程度に見て下さい。
青い線が平均速度と燃費の関係です。(横軸対右側手前の縦軸)
青い線より下に書かれた赤、ピンク、茶の3本が40L(タンク容量は45L)の燃料に対する走行可能距離です。(横軸対左縦軸)
赤の線は、青の線に40リットルを掛け合わせた、無給油での平均速度対走行可能距離のグラフです。
ピンクの線は、赤の線を元に、その走行可能距離毎に5分の燃料補給時間を加味して左横にシフトした平均速度対走行可能距離のグラフです。
茶の線は、赤の線を元に、その走行可能距離毎に10分の燃料補給時間を加味して左横にシフトした平均速度対走行可能距離のグラフです。
黒い線はオマケのラインですが、速度対2400キロ走破時間のグラフです。(時速100キロで24時間で走破する距離として使っています。)
考察
1)燃費(青い線)は、平均速度が上がるにつれて、急速に低下しています。
表の100km/h-avで13km/Lは、しっかりガマンして走ると、他の方の燃費報告からも判るように、もっと改善されるでしょう。
155km/h-avだと、80km/h-av走行の半分まで落ち込みます。到達時間は半分ですが、走行可能距離も半分です。
グラフの傾き方から、これ以上がんばって走っても、燃費が悪化するだけで平均速度は上がらないでしょう。
2)走行可能距離(赤い線)は、平均速度を上げるにつれて、急速に短くなっていきます。
走行可能距離内の移動であれば早く到達するためには効果はあるのでしょうが、それを超える移動では、給油が必要が必要になりますので、その辺を考慮に入れる必要が出てきます。(次を参照)
3)ガソリンスタンドでの給油速度をご存知ですか?
私の行き着けのスタンドで測定すると、3秒/L の給油速度です。
40Lのガソリンを入れるのに、40*3=120秒=2分かかります。
スタンドに入るための待ち時間や、係員が来て給油開始までの時間、自動給油が停止して係員が手動で継ぎ足す時間、支払いの時間等々、
簡単に5分や10分は経過してしまいます。
現実的には10分の茶色の線を参考にすべきでしょう。
4)黒の線から、平均速度を上げていっても、傾きは緩やかになっていき、思ったほど到達時間を早めることはできないことが判ります。
因みに、平均速度155km/h-av走行で、給油に10分かけると、2400キロ走るのに17時間を少し切る時間かかり、
平均速度140km/h-av走行で、給油10分だと、2400キロ走るのに18時間かかることが判ります。
140と155、結構無理しても、2400キロという長距離でさえ、1時間ちょっとしか違わないということです。(十分免停速度なので参考程度に)
他にもいろいろと読み取れることはあると思います。
以上、VerRライフに役立てていただければ幸いです。
Posted at 2007/07/19 00:20:18 | |
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