2009年05月24日
家内と都内に出たついでに、アバルト・プントと500を見てきました。
試乗は可能?と訊ねると、購入を前提に入荷時期に合わせて予約制で行うとのこと。
大阪では試乗できるみたいだけど、尋ねると、こちらの店舗では上記の通りとのこと。
試乗は諦めて、営業マンとの会話のなか、
"この車を選ぶのは、変なお客様だけですから。"の営業マンの発言。
私は好意的に聞き流したのですが、家内は内心、"要は我々は変なお客ということね"、ということで、まず1枚目のイエローカード。
私がシートに座っている間に、カタログに燃費表示の記載がなく、燃費はどれくらいですか?の家内の質問に、
"この車を選ぶ人は燃費なんて気にされていませんから。"ときて、2枚目のイエローカード。
家計を預かる者としては、すごく当たり前の質問なんですけどね。。。
家内も既に相当カチンと来ていたようですが、気を取り直して、"世の中エコが叫ばれてますからね。"と切り返すと、
"燃費を気にされる方は、ウチではなくて隣のホンダかトヨタに行かれて下さい。"とのこと。家内、止めのレッドカード。帰りの車のなかで、会話の経緯と怒りの嵐。アバルトは土俵に上がる前に完全に消滅です。
アバルトは、現状国内で4店舗だけの取り扱いで、何の営業努力をしなくても、彼が言うところの、"変なお客"がどんどん注文を入れてくれて繁盛しているようです。
現在4店舗だけに与えられた展示販売、整備の権利、それが彼を天狗にさせているのでしょう。
GTRやR8のような車が、特定の設備を持ったディーラーでないと扱えないのは頷けるのですが、アバルトにそこまでの特殊性があるのか疑問が残るところです。
先日MITOや500を快く試乗させてくれた近くのアルファロメオ店では、FIATに対してアバルトの展示・販売許可を強く求めているようで、あるいは彼の牙城が崩れ去る時がくるかもしれません。(販売だけは今でもできるようです。)
久々に、貴重な社会勉強をさせていただきました。
Posted at 2009/05/25 02:48:40 | |
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