• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

mussのブログ一覧

2008年05月07日 イイね!

JUST A KISS

JUST A KISS昨日テレビで見た映画。ケン・ローチ監督のカンヌ映画祭出展作品だったそうです。自分の経験も含め、嫁と興味を持って見ました。

題名の割には濃厚なラブ・シーンが前半に多く、???でしたが、こちらのリンクにあるあらすじにあるとおり、段々と二人の苦悩・周囲との葛藤が浮き彫りにされていきます。

西ヨーロッパはやはり移民社会。
他種雑多な人種、民族、宗教、言語等が入り混じった光景は、都市部では日常的であり、当然そういったカップルに遭遇する機会も日本と比較にならないほど多いのも当然です。

フランスは人権を重んじる国家であり、国家のスローガンも「平等、自由、兄弟愛」。しかし、こういった国でも、個人レベルの「異質」な者同士のカップル成就並びに家族及び周囲の人からの祝福となると、必ずしもスムーズに行かない事が少なく無いのではないかと想像します。
日本のように「世間」といった概念が無い代わり、肌の色、宗教、文化、言語等、目にはっきりと見える違いがあり、それらの要素がどうしても重要視されがちですから。

しかし、それを乗り越えていく唯一のエンジンは、「愛すること」。すなわち、自分とは「異質」(個人的に全ての個人はある意味「異質」と感じますが)な相手を絶えず理解し受け入れ続ける努力及び忍耐力並びに寛容性しか無いように思えます。

映画の主人公たちの未来は分りませんが、二人の心が感じるものを優先させた場面で終わりました。いつかは周囲の納得が得られのを願うばかりです。
Posted at 2008/05/07 03:06:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2007年11月24日 イイね!

「産声 (Le Premier Cri)」

「産声 (Le Premier Cri)」最近早朝にはマイナスまで気温が下がる日も出てきました。自分の車では殆ど遠出をしないのですが、かなりの距離を走る嫁の車は、そろそろスタッドレスに履き替える必要があるようです。

そんな寒い昨晩、嫁と久しぶりに映画に行ってきました。
映画の内容は、題名「産声」のとおり、世界各国の出産の準備から出産に至るまでのドキュメンタリー風。

当映画で取り上げられるのは、
-イルカの協力を得ながら海中にて出産を行おうとする、メキシコ人女性
-毎分毎分子供続々とが生まれてくる、いかにも大量生産的なベトナムの病院
-アフリカの遊牧民女性の出産
-南アメリカ・インディアン女性の小さな村における出産
-出産間際まで、パリでダンサーを続ける女性の出産
-極寒のツンドラでトナカイの放牧をするエスキモー女性の出産
-あくまでも古来からの出産方法に拘る日本人医師の携わる出産
-カナダ・ヒッピー風カップルの自宅居間に小さなプールを設置しての出産
等々、どの出産にも悲喜こもごもドラマがあり、まだ自分が知らない世界を垣間見ることができました。
女性にとって、痛みもかなりあり、出産はかなり重労働ですが、生き物本来としての行為。若干の不安もあるとは思いますが、例えばフランスのように薬漬けで出産するよりも、あくまで自然な方法に拘ろうとする人々の考えも良くわかります。

ドキュメンタリー風と書きましたが、映像美も秀逸で、美しい風景、描写も見ているだけで飽きませんでした。
数週間前に上映が開始されたフランス映画、日本でも公開されればと思います。
Posted at 2007/11/24 15:18:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2007年05月12日 イイね!

「ビフォア・サンセット」

「ビフォア・サンセット」自分にとっての名作の1本「恋人までの距離(ディスタンス)」とその続編「ビフォア・サンセット」とが、DVDのセットになって発売されているのをアマゾンにて発見。注文したものが先日届き、昨日早速見てみました。(話のあらすじは省略。)

まずは「恋人までの・・・」。
何度も見た映画ですが、改めて数年ぶりに見てみると、映画の主人公イーサン・ホークとジュリー・デルピーも若いが、これを見ていた自分も若かったなと改めて実感。
映画の終わりに、主人公2人が一晩かけて語り歩いた場面が、馬車がかぼちゃに変わったかのごとく、夜が明けてから次々と写されるシーンは何回見ても心を打ちます。

次に、初めて見る「ビフォア・サンセット」。
上記映画の二人が9年後に再会します。
前作同様、二人の会話に終始しますが、今回の舞台は前作の舞台ウィーンからパリへ。今回は趣向が前回とは違うものの、終わり方がとてもユニークでした。
「baby...you are gonna miss that plane...」
人生は辛口でもあります。人生の本当の幸せとは・・・


どちらの映画も題名がベタですが、内容は大変良いものです。
しかし上記2つの映画と同じ監督の実験的映画「ウェイキング・ライフ」内の二人は何だったのでしょう。二人の夢?
Posted at 2007/05/13 05:49:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2007年02月11日 イイね!

「善き人のためのソナタ」

「善き人のためのソナタ」久しぶりに見たドイツ映画。原題訳は「他人の生活」。

舞台はベルリンの壁がまだ健在の84年東ベルリン。巨大な監視組織体制の中で翻弄される、監視する側と監視される側を描く物語。下手な解説は控えますので、一度見ていただければと思います。
壁崩壊後、落書きだらけのベルリンを歩く元大尉ヴィースラー。そしてその彼を車の中から距離を置いて見守る劇作家ドライマン。ちょっと涙が出そうになりました。
(ちなみに僕が少し笑ってしまったのが、映画前半に出てきた青年が、後半にてヴィースラー大尉の後ろに座って壁崩壊のラジオを聴いる場面。この青年の経緯を考えると、笑えるというか怖いというか。)

ヴィム・ヴェンダースがずっと好きですが、意外と見る機会が少ないのがドイツ映画。良い映画が多いのでもっと見てみたいですね。
Posted at 2007/02/12 05:57:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

プロフィール

フランスはジャンヌ・ダルクの活躍で有名な小都市に在住。 愛車はTTクーペ、1.8T。デザインにひかれて購入。色は一番デザインの抑揚が引き立つシルバー。 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

"ボルボ XC60"の愛車アルバム 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/12/14 14:24:43

愛車一覧

ボルボ V50 ボルボ V50
嫁の車。 2008年12月22日、ディーラーが年末に台数を稼ぎたいところを狙って、契約 ...
アウディ TT クーペ アウディ TT クーペ
180馬力のFF。日本では変哲も無いスペックですが、田舎のヨーロッパでは必要にして十二分 ...
ボルボ XC60 ボルボ XC60
13年で20万キロ弱走ったV50。乗りつぶしたかったのですが、家族が5人と増えて後部座席 ...
フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
ディーゼル・ターボの燃費の良さを活かして、2年間で10万キロ乗りました。 タイヤがFue ...

過去のブログ

2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation