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2006年12月31日 イイね!

年の瀬ドライブ(2)

年の瀬ドライブ(2)モントワールの南を流れるロワール川(発音は有名なロワール川La Loireと同じですが、こっちはそれの支流でLe Loir)を渡るとラヴァルダン(Lavardin)という小さな村があります。

この村は誰が選ぶのか「フランスで最も美しい村」の一つに選ばれていました。
この「最も美しい村」というのは、国内に結構たくさんあり、日本の「日本の道百選」と同じようにそれなりにあたりはずれがあるようですが、この村はさすがに周りの村々と比べて結構きれいでした。きっと夏には家々の窓にジェラニウムの花が飾られもっと綺麗なんでしょう。

村のそばの小高い山には中世の城の廃墟もあったのですが、残念ながら門が閉められていました(12月31日だから当たり前か)。
この村のお目当ては11世紀後半に建築されたロマネスク様式の聖ジュネスト教会内部にびっしりと塗られたフレスコ画です。
時間をかければ、フレスコ画だけではなく、数世紀前に発見された柱や壁の彫刻等面白い発見があります。17世紀頃には「ダサイ」ということで隠されたそうです。流行とはめぐりめぐるものなんですね。

教会内部の写真に興味がおありの方はこちらもどうぞ。

教会から出るとまた雨が降り出していました。
Posted at 2007/01/01 05:12:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・旅行 | 日記
2006年12月31日 イイね!

年の瀬ドライブ(1)

年の瀬ドライブ(1)昨日は天気も悪く、嫁の車の修理もあったので(恥ずかしいことにマフラーに穴)、暖かかった今日ドライブを決行。

まずは今年アウディがディーゼルエンジンで優勝したル・マン市とオルレアン市の中間にあるヴァンドーム市へ。
出発が遅れたので、有名な大聖堂と修道院をちらっと見て先を急ぎます。

次の行き先はモントワール(Montoire sur le Loir)。
人口数千人の小さな町ながら、フランスにとっては歴史的出来事のあった場所だそうです。
第二次世界大戦中の1940年10月24日、この小さな町の駅に電車でやってきたヒトラーとヴィッシー(映画「カサブランカ」の最後の場面で、憎めない警察署長が捨てる「ヴィッシーの水」の産地)から車でやってきた当時首相(?)ペタンが初対面した所です。この後フランス(というかフランス・ヴィッシー政権)は4年間表向きナチス・ドイツに協力することになります。

駅の写真を撮っていると散歩中のおじさんに「ヒトラーかペタンに興味があるのか?」とのきわどい質問をされ、「どちらにも興味は無いけど、歴史には興味がある」と返答。確かに最近歴史にはまっています。

現在駅は使われておらず、1階は博物館に2階にはなんと人が住んでいました。
壁には「1944年8月11日、モントワールはアメリカ軍によりナチスより解放された」。
Posted at 2007/01/01 04:03:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・旅行 | 日記
2006年12月29日 イイね!

クリスマス休暇

クリスマス休暇クリスマス前には「楽しいクリスマスを」、クリスマスが終われば「新年の楽しいパーティを」。フランスにいれば誰もが(店の店員までもが)言い合う言葉ですが、昔はみんな本当にパーティばっかりしているのかと思ったものです(ただ単に呼ばれていなかっただけ?)。
で実際はどうかというと、やはりこの時期は誰もがパーティ(集い?)ばかりやっているようで、クリスマスは家族・親類と、12月31日は友人とわいわい集まってやっている場合が多いです。

しかし今年のクリスマスは何かもの足りませんでした。朝夕は零下を下回る日が続きますが、全く雪が降らなかったからでしょうか?
気分に浸る前にクリスマスはあっと言う間に過ぎ去って行きましたが、1月2日までまだ数日休みが残っています。何をしようか。
Posted at 2006/12/29 22:23:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日常のこと | 日記
2006年12月28日 イイね!

彼女の出発点

彼女の出発点約2ヶ月前にジャンヌダルクの故郷のドムレミ村を訪れましたが、今回は、クリスマス帰省の帰りに通過した、彼女の第一歩の地たるヴォクルール(Vaucouleur)に寄ってきました。

ヴォクルールはドムレミから北に20キロばかり上がったところにある小さな町ですが、当時フランス王シャルル7世側にあった(というかイングランド軍の手にまだ落ちていなかった)極めて数少ない村・町のひとつだったようで、ジャンヌはヴォクルールの城代をいろいろと説得して、鎧やシャルル7世に謁見するまでのお供の人をつけてもらったそうです。

写真右側にあるのが、おそらく後になって名づけれらた思われる「フランスの門」。1429年2月23日、ジャンヌが与えられた鎧やお供と、シャルル7世のいるシノン城へ向けて出発した門だそうです。
Posted at 2006/12/29 22:00:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ・旅行 | 日記
2006年12月24日 イイね!

こっちの車

こっちの車先月「こっちの人は車に無頓着」なんてことを書きましたが、やっぱり傾向としてそれは間違いの無い事実のようです。でも車に興味が無いかと言うともちろんそうではなく、車好きの人も日本に負けない位多いのも事実です。

ただ方向性がかなり違います。
無邪気な子犬のように「走るのが好き!」といった方向の人がメインのようです。ですので必ずしも内外装は言うに及ばず、電装やらエンジンの調子がいまいちでも皆結構元気よく(無理矢理)走らせています。
元気が良すぎるのかドアミラーのガムテープ固定は普通ですし、最近のは万が一ぶつけて取れても、スポッと差込みが出来たりもします。
車検も安く(60~80ユーロ)しかも結構いい加減なので、古い車もかなり多いです。

さすがにパリの大通りに行けば、ポルシェ、アストン・マーチン、MBのSクラスといった超(!)高級車が、かなり普通に走ってはいます。
ただ、日本で田んぼ横の細い道でSクラスと遭遇しすれ違いに困るといったことは、こっちではまずありえません。仮にあったとしてもドイツナンバーだったりします。
田舎の大きな館から出てくる車は、いくらパリナンバーでもせいぜいシトロエンのXMだったり、MBでも小ベンツが普通です。

写真はクリスマス市そばでみかけた、かなり状態の良さそうなプジョー203。
アルピーヌA110が走っていたりもする町ですが、いわゆるクラシックカー愛好家もやはり結構います。
しかしさすがラテン系、こんな大切にしていそうな車でも、車長ぎりぎりの縦列駐車も躊躇しませんね。
Posted at 2006/12/24 15:02:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | くるま | 日記

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フランスはジャンヌ・ダルクの活躍で有名な小都市に在住。 愛車はTTクーペ、1.8T。デザインにひかれて購入。色は一番デザインの抑揚が引き立つシルバー。 ...
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