三重の太郎のブログ一覧

バンパーの磨きとナンバーステーの錆び落としをしてみました。

古本をみていたら、1957年3月の運輸省登録台数が出ていました。1947年式が一番古く、年式不明も含め1032台、駐留軍軍人所有が304台登録されていました。オーバルとスプリットウインドウ車が日本にあったと言うことになります。また、ヤナセの輸入台数と比べると、当時は、ブローカーや個人輸入が多かったのか？　1955年以降登録台数が減っている。この年から外貨の使用制限が掛けられました。?
　左の欄が1957年の台数で右へ56年式、55年式となります。

イチヨンのタイヤ交換をしています。今、使用しているホイールは、通称バーナーホイールとよばれています。ポール　フレールの著書によるとフィックスホイールより１ｋｇほど軽いと出ていたので、弟の持っているホイールと比べてみました。バーナーホイール５．５Ｊ×１５　４．６ｋｇ　フィックスホイール５．５Ｊ×１４　５．３ｋｇ　６．０Ｊ×１５　５．７ｋｇ（ディープホイール）と確認できました。ちなみにすべてポルシェ品番のついたものです。バーナーホイールは、マグネシュウムホイールで錆に弱く今回も１本溶接修繕しました。１０年～２０年前には、受付られなかった作業です。そして残り３本は、裏側の状態が良くなかったので、面を整え錆止めをし、塗装をしてやりました。

旧いＶＷ本を紹介したいと思います。

『ＶＷ世界を征す』には、Ｆ．ポルシェのことが１／３ほど書かれており、１９３１年１月１日、ポルシェ設計事務所が設立されスタッフ２０名ほどでスタートしているが開戦前後の１９３９年には、２５６名と急増し、この時代の自動車会社同様に戦争に巻き込まれていくさまが書かれています。

『ストップ・ザ・ＶＷ』　この本にもナチやポルシェのことが書かれていますが、ヨーロッパでは、６０年代にはいり高速化が始まりフォード　１２Ｍ、オペル　カデット、ＶＷタイプ１の性能、試乗比較が書かれていて、この時代にこれだけの情報を発信している内山さんにびっくりです。

『かぶと虫の図版１００選』は、何度も同様なものが出版されているＤＤＢ社の広告紹介です。また、この本には、当時のスタッフのことが書かれています。他にも何冊か持っているのでいつか、また紹介したいと思います。


　　ＶＷ世界を征す　　　　定価１８０円

１９６１年９月３０日初版発行

編著　田口　憲一　　　　発行所　　株式会社　新潮社


　ストップ・ザ・ＶＷ　　　定価２８０円

１９６３年１２月２５日初版発行

著者　内山　吉春　　　　　　発行所　　冬樹社


　かぶと虫の図版１００選　　　定価４００円

１９７０年３月２０日初版発行

著者　西尾　忠久　　　　　　発行所　　誠文堂新光社

　この本は、私が初めて手にしたporsche本です。

世界の自動車５『ポルシェ』は、１９７１年に二玄社より出版された本ですが、当時これだけの写真を収集できたことは、驚きです。今、見ていても各年代の様子が解り、楽しめる本です。

F.ポルシェは、フェルディナントポルシェ博士の伝記になっていて、原著書　第３版でも１９６０年発行
となっています。翻訳本です。


世界の自動車⑤　『ポルシェ』　　　定価５００円

１９７１年２月２４日初版発行

編著　小林　彰太郎　　　　発行所　　株式会社　二玄社


F．ポルシェ<その生涯と作品>　　定価１２００円

１９７２年１１月２０日初版発行

著者　リチャード．フォン．フランケンベルク　　訳者　中原義浩　　　　発行所　　株式会社　二玄社