デカトーのブログ一覧

KWMのインチアップキットが設定されている2車種。

86とS2000。




ブレーキに厳しい岡山国際サーキットでテストを行いました。

高負荷時の連続と冷却して、また高負荷の繰り返し。

２台ともフロントブレーキが真っ赤っか。




1分40秒台で4周ほどすれば、ブレーキダクト無しのフロントブレーキ真っ赤っか。

86も同じでした。


86は1分44秒台のラップ。

新しく取り付けられたスタビリンクと2018スペックのアライズ仕様のオーリンズがとても良くなっている。

まだまだ煮詰めるポイントはたくさんあるので、ここからが楽しみな86です。

S2000は、バランスが崩れた。

どうやって修正しようか、悩みます。

アームのブッシュ。

動きが渋くて、気になる部分だけをピロにしていた。

バネレートを高くしてから、気になる部分が出てきた。

ダンパー下のゴムブッシュ

ここは、一度も変えたことがない。

ボロボロと言うより、ダンパーストロークでブッシュに捩れが出て、足の動きの邪魔になっていないか？
と思って注文した。




届いた！

車上でブッシュだけ抜けないか？を考えた

しかし、アームを外すことにした。




このピロをアームに圧入する

その前にゴムブッシュをプレスで抜く




抜けました




圧入する！




入りましたー！

アームをマーキングした元の位置に戻す。

しかーし

見た目にはわからないけど、アライメントが狂っている感じ。

アライメントと言うより

1Gで締め付け直さないといけない感じ。

次の日曜日は、岡山国際サーキットでテストです。

いつもアライメントをとっている、HSRさんがいっぱいな状況。

土曜の夜にでもなんとかできれば良いが、今のところどうかなー？

色々とテスト項目が重なるので、根本をきっちりしておかないと結果がおかしくなるからなんとかしよう。

スプリングテスターでハイパコと違うバネを測ってみた。

8インチの1200ポンドのハイパコ
と
8インチ22キロのバネ



似ているけど違う。

重さも違う



ハイパコ



違うバネ

特性は似ていたけど、

ハイパコに対して初期がカタク、縮む量が多くなると柔らかくなる。










乗った感じでは、データ以上に差を感じる。

スプリングの重さも関係あるのかな？

よくわかりませんが、最近のパーツは良く出来ていますね。

ハイパコは、やはり良い！

マイカーのアームは、半分ぐらいピロです。

半分は古ーい古ーいゴムブッシュのまま。

最近、車高が変だからダンパー下のゴムブッシュを交換することにした。

明日、スーパーナウのピロが届く予定。

というわけで、余っているアームでブッシュ抜けるかやってみた。









できた！

明日は、マイカーからアームを外してピロに交換だ。

バネがハードレートになっているからゴムブッシュの劣化が変な方向に作用している気がします。

良くなりますように！

なるはずさ笑

チャコールキャニスターって知ってますか？

燃料タンク内での蒸発したガソリンが大気に出てしまい臭くなったり、危険にならないようにしている装置です。

S2000は、エンジンルームから離れた後ろにあります。




日産車とかはエンジンルームにある事が多いです。

これ、蒸発ガスなどを大気に出さないために、エンジン内に吸わせて燃やすシステムなのですが、、、

ここで疑問が出た。

最近の車は、キャニスターからインテークマニホールドに配管され、蒸発ガスなどを吸い込ませている。

エンジンの負圧によって、吸い込ませている、、、

負圧によって、、、

んん？

マイカーは、あと付け過給機。

NAの時と負圧領域は違う。

インテークマニホールド内が加圧される事がないNAと違って、過給機付きはすぐに加圧されるか0になる。

これって、キャニスターまで圧力が逆流していないか？

と疑問に思った。

どこかに逆流防止のワンウェイバルブあるのか？

調べたけど、わからない。そのようなものも見当たらない。

ターボが多い日産のキャニスターはどうなっているんだ？
と思い調べると、、、
バキュームホースが繋がって、圧力でコントロールされている。

ホンダには、そのような弁がない。

AP1の場合、そのホースはスロットル後とPCVからのホースの隣に刺さっている
エンジン始動中にホースを抜くと、一気にエンジン回転数が上がる。

まさか、全ての圧力が密閉されずに8φほどのホースから圧力が漏れていたのか？と考えてた。

調べると、電磁弁がインテークマニホールドとキャニスターの間に入っている。

NAでも全開時は、圧力が負圧ではなく0付近になるから電磁弁で閉鎖しているのだと思う。

しかし、過給機付きは0ではなく加圧。

電磁弁が塞ぐまでは、圧力がヌケヌケなはず。

調べてみた。

電磁弁は回転数制御らしく、アクセル開度などは関係ないらしい。
エンジンコントロールユニットからの指令で動いている。

となると、ハルテックで制御しているマイカーは、その領域を書き換えれば良い。

しかし、、、そんな項目はない。

残念。

キャニスター内に逆流防止の弁があるのか？無いのか？色々聞いてみたけどわからない。

それなら、ワンウェイバルブを付けたら解決すると思いやってみた。




（真ん中の銀色のバルブがワンウェイバルブ）

本来、エンジンが吸う方向にしか流れないのだから、これでも同じ。あと付け過給機だから逆流になっているのか？と思う疑問解決のためです。

取り付けたあと、タービンの音が変わった。

今まで、2000回転から3000回転の間ってあんまりレスポンス良くなく、少しギクシャク感もあったのですが、ギクシャク感が無い。

アクセルオフにした時の、リリーフバルブから圧を逃す音が大きくなっている。

あと、低回転でアクセルを一気に開けても、モサッーとしか加速をしなかったのが、開けた瞬間にドンっと前に押されるようになった。

プラシーボ効果か？

と思い、色々試してみている最中。

ソレノイドが閉じる高回転時は同じでしょうけど、低回転時に圧が逃げていたとしたらありえる話。

また、データ採りだな。

NAでもなんらかの効果がありそうですよ。たぶん。