2017年08月19日
ETC通信エラーの原因
DJデミオには、NCロードスター→RX-8→DJデミオと移設されてきたETC車載器(三菱製)が取り付けられています。
このETC車載器ですが、NCロードスターの時は通信エラーが起こったことはなかったのですが、RX-8に移設してからは数回の通信エラーが発生していました。
さらにDJデミオに移設されてからは、10回に1回くらいの割合で通信エラーが起こり、エラーが起こらないときでも反応するのが遅くて不安になるなあと感じてきました。
同じような症状はないかとググったりして、その原因は何だろうかと考え、
① アンテナ近くに設置してあるドライブレコーダー(GARMIN GDR35)のせいで電波干渉が起こっている。
② 今回のDJデミオは、MRCCなど電子機器がてんこ盛りの車なので、それら電子機器と干渉している。
③ かれこれ12年近く使ってきた車載器なので、車載器自体が寿命を迎えている。
という3つの仮説を立てました。
カードが原因とか、カードと車載器の接触不良なども指摘されていましたが、うちの場合は、カードも更新されたばかりで、カードの認証はいつも問題なかったので、その点は省きました。
一番怪しいと思っていたのが①のドライブレコーダー(GARMIN GDR35)です。
RX-8で通信エラーが目立つようになったのも、GARMIN GDR35を付けた後だったのでなおさらでした。
このお盆休みに、四国や山形、長野、和歌山に行くなど(一部は仕事)、2000キロ以上走った中で、複数回の通信エラーが発生し、あまりにひどいと思い、最悪、新たな車載器に付け替えるつもりでスーパーオートバックス京都にお邪魔しました。
症状を話したところ、ETCの電波チェックをしてくれました。
ETCのアンテナは、フロントガラス上部に貼り付けてあるのですが、フロントガラス越しに電波チェックをしたところ全然ダメで、通信できない状態でした。
そこで、店員さんが「反対からも調べますね」と言って、中から調べると、普通に通信できる。
ドライブレコーダーのONとOFFで試してみましたが、中からだったら何も問題なく通信できる状態でした。
そして、両面テープでフロントガラスに貼り付けられていたアンテナ部をメリメリはがして、裏返してフロントガラスに向けると、フロントガラスの外からでも無事無線通信が可能になりました。
というわけで、仮設①~③はすべてはずれ、アンテナの裏表が逆だったということでした。
言われてみれば、これまで(NCロードスターとRX-8)は、ダッシュボード上にアンテナが置かれていたので、確かにアンテナが裏表逆になる状態になってしまっていました。
私自身は、ETCアンテナに裏表があるなどということはこれまで知りませんでしたので、新しい知識をいただきました。
同様の通信エラーに悩む人(あまりいないと思いますが)がいるかもしれないので、今回の経験を残しておきます。参考にしていただければ幸いです。通信エラーが発生した際には、ETC取り付けができる工場・店舗の中には、ETCの通信電波をチェックする機器を持っているところがありますので、一度見てもらうことをお勧めします。
スーパーオートバックス京都さん、ありがとうございました。
そして、冤罪の被害を受けたGARMIN GDR35には、大変申し訳なく思っております。
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パーツ | クルマ
Posted at
2017/08/19 22:40:38
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