
17日(水)は、職場の電源設備のメンテが入って、出勤が午後からになり、
午前中の時間を使ってLEADで涼しい所へ行こうと、樫原湿原と八幡岳へ
行ってきました。
持ち出した機材は、A6300に24-70mmのズーム、マウントアダプタに
ニコンの105mmマクロ、D7100に300mm単焦点という組み合わせ。
平日7時頃に出たので、まだ市内は空いていて、市街地を抜けると休日
よりも車が少なく早いペースで湿原駐車場に到着。
自分が一番乗りでした。
前回来たのが7月31日で2週間以上経っているので、咲いている花が変わっています。
前回は少数だったコバギボウシが一面で咲いていました。
サイヨウシャジンも今が見頃です。
サギソウはそろそろ終盤です。
引いてみた「集団サギ」。
今回初めて見たヒヨドリバナ。フジバカマの仲間です。
この花が咲くと、アゲハチョウなどが寄ってきます。
こちらも今回初めて見たサワギキョウ。縦に下の方から花を付けていきます。
一方で、次第に見られなくなってきた花。
春から咲いているアザミも、そろそろ終わります。
湿原のカキツバタは夏前に1度目の盛りを迎え、今は2度目の終盤です。
夏後半から咲き始めるオミナエシ。
その白バージョンのオトコエシ。
トンボの方は、みられる種類が減ってきました。
この日多かったのはモノサシトンボ。
イトトンボは、キイトトンボだけでした。
この体勢で飛んでいたオオシオカラトンボ。
湿原の外では、秋らしいキク科の花が咲いていました。薄紫の花弁が清楚なシオン。
この写真を最後に湿原を後にします。
ここから八幡岳への最短コースとして、狭い林道を繋いでいきます。途中、大雨の影響が残っていて川と化している部分もありました。
林道の木陰はとても涼しく、バイクで走るには気持ち良い道でした。
途中で、蕨野の棚田の展望所に寄ります。春の菜の花の写真を取りに来て以来です。
タイトル画像は、その大平展望所の前で撮ったものです。ここからの眺望。
この後は八幡岳山頂を目指します。
バイクを降りて、山頂周辺を散策しました。
まず、展望所から北の風景。右手奥に天山山頂がありますが、雲に隠れています。左手奥に唐津の鏡山が見えています。
天山や樫原湿原では終わっていたユリの花がまだ咲いていました。
去年もここで見かけたネキトンボ。
展望所から三角点のある山頂まで歩いて行くと、山頂の開けたところでウスバキトンボやヒョウモンチョウが飛んでいます。
葉っぱに留まったツマグロヒョウモン♂。
この日に八幡岳に来た目的は、遠く海を渡ってきた蝶を見ることでした。
8月後半から9月前半にかけて山間部で見られますが、八幡岳で見る機会が多いので、それを期待していました。
大型でヒラリヒラリと舞うアサギマダラです。
木立の中の日陰にいることが多く、ヒヨドリバナが好物で、この花の蜜を吸いにやってきます。
この後、炎天下の道を市内まで戻ってきました。日中は35度を超えるので、さすがに暑いのですが、涼しい山の中で花や蝶に癒されてきました。
Posted at 2016/08/21 16:16:27 | |
トラックバック(0) |
山歩き | 旅行/地域