昨日はストロベリー・ムーンのブログを上げて力尽きたので、
当日のサイクリングの写真の現像をしていませんでした。
昨日は雨は降っていませんでしたが、梅雨らしく、どんより低い雲が
山にかかっていて湿度の高い朝でした。
いつものように天山方面に向かい田園地帯を通過すると、麦刈りの
終わった田んぼには水が引かれて田植えの準備が始まっていました。
霧がかかったように遠くが霞んでいて見晴らしが良くないため、
眺望は諦めて天山横の峠に登って林道を走ります。
林道は山の北側を通っているので日陰が多く、涼しく感じます。
珍しい花は無かったので写真も撮らずに黙々と登っているとヒラヒラと
舞う蝶が目にとまりました。よく見ると「アサギマダラ」です。何とか撮ろうと
そーっと後を付けますが、道端に咲いている花が無くて留まりません。200mくらい尾行してようやくヒメジョオンの花が
あって、それに落ち着きました。
先週天山で見かけていましたが、写真に収めたのはこれが今年第1号です。
夏後半のフジバカマが咲く頃まで日本で観られます。
林道を抜けた後は、いつもより西寄りの道を使って七山村(唐津市)に向かいます。
久しぶりに通る林道を使って下りに入ると路面は荒れ放題で、ホイールが跳ねます。以前は良かったのですが、あまり使われて
いないのか整備されておらず、次は通りたくない道になってしまいました。
ブレーキを多用して標高差400mほどを下って、別の林道に乗り換えて登りに入ります。
その入り口から、唐津湾が見渡せます。
ほぼ正面にある山頂が平らな山は、今年の正月に登った鏡山で、その右に虹の松原が見えています。
この林道に入ってしばらくは登りが続き、下ったところで久々に前輪がパンクしました。トレッドの横にバラの棘が刺さっていました。
あちこちに木の枝や草が落ちていて、その中に紛れていたのを下りのカーブで車体を傾けた時に拾ったのでしょう。
スペアチューブに交換して走り出します。
途中いくつも林道の分岐があり、その手前で下の看板が立っていました。この先は全日本ラリーで使われています。
この辺りは舗装される前はよくオフロードバイクできていたのですが、今は全線ターマックです。
この看板の先で右に行く林道に乗り換えます。途中でタイトル画像の石碑があり、ここで持ってきたお弁当を食べます。
石碑の裏は、松浦川、唐津城が見えるのですが、この少し前から曇り空になって展望は今ひとつです。
その後はアップダウンする林道に別れを告げて、細い枝道に入ります。
この道は伊佐岐(いさき)ダムに通じています。いつもより水が少なめです。
そのダムの西側の道を下ると、今日の目的地の「見返りの滝」に着きます。
土曜の午後ということで、かなりの数の見物客でした。車で来るときはずっと下流の駐車場に車を置いて川沿いの道を
歩くことになります。ロードバイクを茶屋の横の駐車場に停めて滝に向かいます。
水しぶきがかかる滝の真ん前から。
NDフィルタ内臓のRX100M3はこういうときは便利です。(SS=1/4sです。手持ちの限界かも。)
少し下流に移動して滝全体を入れる構図で。
足元にいたトンボ(ヤマサナエ)もついでに。
見返りの滝は今の時期、見物客で賑わうのは、紫陽花のスポットとして有名だからです。
川の向こう岸に遊歩道があり、その道沿に紫陽花が観られます。
少し下流に移動して滝をバックに。
色んな形や色の紫陽花が植えられています。
ただ、時期が今年は遅いようで、見頃は来週くらいでしょうか。
少し下ったところに橋がかかっていて、その上から先ほど滝を撮った場所を。
下る道沿にもあちこちに紫陽花が咲いています。
人がたくさん歩いているので、ソローッと下って人混みを抜けた後は国道に出るまではノンビリした田舎道を走ります。
30kmほど平地基調の道を通って14時頃にゴールしました。この帰りの道が蒸し暑く、梅雨らしい気候でした。
さて、次回の備えてチューブにパッチを貼っておきましょうか。
Posted at 2017/06/11 17:06:51 | |
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