台風15号の予想直撃コースに入っている九州です。
被害がでないと良いのですが。
さて、日曜(8/23)のバイクツーリングの続きです。
前回は、4月に棚田の向こうの海に沈む夕日を見に来た浜野浦の展望所からの
風景を紹介しました。
田植えの直前直後の田んぼの水面が見える時期は、平日でも2段ある展望所や
その上の町道と国道にカメラがズラリと並ぶスポットです。
この日は日曜でしたが、私だけしかいなくてノンビリ撮影できました。
前の写真をご覧になるとわかりますが、棚田と海の間に道が通っていて橋がかかっています。
数年前にここにロードバイクできた時に、その道を通ってぐるりと回れないかと思いトライしました。
展望所から海の方向は西(夕日が沈むので当然ですね)で、展望所から南に下る道があります。
それを進むと再び登りが始まり、展望所から左手に見える小高い山の裏を通って海岸に出ます。
下りに入るとかなり勾配がありますが、普通車でも海岸までは行けます。この海岸からボートで釣りに出る人もよく見かけます。
その道を下る途中、タイトル画像のような場所から。
海に迫る棚田 posted by
(C)koichifun
この橋の少し先までは割と広く、普通車でも行けます。
町道浜野浦線 posted by
(C)koichifun
去年だったか、夕日を撮る人が沢山いる中、夕焼けが始まった頃にここに車で乗りつけたグループがいて、展望所でカメラを構える人たちからは大顰蹙を買っていました。まぁ、その行為を禁止できるものではありませんが、遠方から来られている人には気の毒でした。
今日は農作業をする方の軽トラが2台いるだけでほぼ貸切状態でした。
棚田と海を分ける橋 posted by
(C)koichifun
この橋は、棚田を灌漑する用水路にかかっていて、振り返ると展望所が遠くに見えます。
展望所を振り返る posted by
(C)koichifun
展望所から見るよりも、こちらからの方が距離があるように感じます。これだけの規模の棚田を管理されるご苦労を感じます。
海の方はこんな感じ。波が静かですね。
浜橋から海を望む posted by
(C)koichifun
一通り撮影して、この道をさらに進みます。少し行くと、狭く急勾配の道が始まります。
私が発見した(?)「棚田横に急坂の法則」が成り立っていて、スイッチバックを繰り返しながら標高が上がっていきます。軽トラやトラクタはすれ違ったことがありますが、普通車は通れない狭い道です。
途中で路肩の広いところがあり、そこにLEADを停めて散策します。
海の方角を見ると、こんな感じです。
収穫期の浜野浦-4 posted by
(C)koichifun
一部稲が倒れていて、次の台風の被害が出ないよう、昨日から今日にかけて稲刈りが進んでいると思います。
展望所の方角は、こんな感じです。
実りの秋 posted by
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上の段の田んぼの稲もたわわに実っています。
頭を垂れる posted by
(C)koichifun
バイクの所に戻ってきた時に、その横の日陰の草にアカネトンボが留まっていたのでレンズをマクロに変えて1枚。
マユタテアカネ posted by
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この後、浜野浦を発ち、お隣の肥前町に向かいます。
日曜なので「肥前鷹島」に向かうバイクの集団がいる中、私は一人道を逸れて町から離れていきます。目的地は、5月に夕日を撮りに行った「納所の棚田」の近くです。そのときの写真は
こちらのブログにあります。
その日、棚田で立ち話をしたお婆さんから聞いた、夕日が綺麗という遠見岳が今回の目的地です。
途中、滝があることを思い出して、コースから少し逸れて滝を見に行きます。前のブログで紹介したように、この辺りは柱状節理が多く、滝も幾つか見られます。今回唯一の三脚を使用した写真です。
男滝 posted by
(C)koichifun
勿論、「女滝」もありますが、遠回りになるので今回はスルーです。
棚田に通じる道を途中で左折して、民家の間を通る狭い道を進みます。集落を抜けると道はコンクリートでさらに狭く登りがきつくなります。途中、「遠見番所公園」の看板があったので、間違い無いと思い登っていくと、4〜5台は停められる駐車場がありました。
遊歩道も整備されていて、ちょっとした公園なのですが、アプローチが悪く、ちょっと廃れている印象です。地元の人の憩いの場といった所でしょうか。離合箇所も無く、A45では行きたくありませんね。
遊歩道を登り詰めると、突然視界が開けます。
遠見番所跡からの眺望-1 posted by
(C)koichifun
遠見番所跡からの眺望-2 posted by
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「番所」というのは江戸時代にあった見張り台とのことで、その石垣が残っています。
遠見番所跡 posted by
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目の前には、小学校が見える向島。
向島 posted by
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左手には鷹島の北端が見えます。
鷹島モンゴル村 posted by
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右手には、引っ込んだ浜野浦の向こうに、再稼働でもめている玄海原発が見えます。
玄海原発 posted by
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自分の背後以外は、障害物が無く、全体が見渡せる展望の素晴らしい所でした。海に沈む夕日もドラマチックだと思います。ただ、アプローチが、...。
私が使っているポータブルナビでは道が途中で無くなっていて、遠見岳の山頂を目指して進み辿り着けました。
お昼近くになり、気温が高くなってきました。次は、帰り道の途中にある大浦の棚田に向かいます。
5月にサイクリングで寄ったいろは島展望所への道からつづら折れの道を下ります。
大浦の棚田-1 posted by
(C)koichifun
うーん、稲刈りが終わっていました。
いつもの撮影スポットから。
大浦の棚田-2 posted by
(C)koichifun
茶色の土では無く、実った稲穂が見たかったのですが、そのためはもっと早く来なければなりませんね。
走行距離は220km程でしたが、見る所が多く、充実したツーリングになりました。
Posted at 2015/08/24 21:13:57 | |
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