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2017年09月30日 イイね!

遅い夏休みを取って阿蘇でサイクリング。

遅い夏休みを取って阿蘇でサイクリング。毎年9月に夏休みを取り、車に自転車を積んで阿蘇方面に出かけています。
去年は、出張が入り休みを取れる日がちょうど雨で中止したので、二年ぶりに
なります。そして、あの大震災以降初めてです。
昨日はサイクリング、今日はハイキングをして、夕方佐賀に戻って来ました。

本日は、サイクリングの様子と、阿蘇の雄大な風景を拙い写真でお伝えできれば
と思います。

定宿にしているペンションの方と電話で話していて、メジャーな道以外の通行止
箇所について情報をいただいていました。
例年は、阿蘇登山道路の坊中線を中岳の火口近くまで登って、南側に下る
吉田線を通るのですが、吉田線の開通は来月だそうで、今回は阿蘇に登らずに、
国道265号を登ってから東に向かい、阿蘇の北側を反時計回りに周るコースです。



以前、自転車を積んだ後部座席の様子のリクエストがありましたので、撮っておきました。


青いバッグは望遠鏡が入っていて、緩衝材が付いています。手前の座席の足元には小型赤道儀が入ったペリカンケースを
置いています。フロントフォークの先端は、カーペットの切れ端を袋状にしています。左ペダルがシートに当たる部分はタオルを
敷いてます。前後輪はバッグに入れて、ラゲッジに置いています。

組み立てて、タイヤにエアを充填してスタートです。国道57号を東に進み、一宮の街を過ぎたところで国道265号に右折します。
朝のうちは気温が低く、ベストを着てアームウォーマーをしていましたが、登りに入るとすぐに脱いで半袖ジャージに。
この道は勾配が緩く、標高差も大したことないのでイーブンペースでペダルを回します。
峠が近くなると視界を邪魔する杉も見えなくなるので、路肩の広いところで写真を撮ります。
箱石峠の登り

箱石峠の少し手前で、阿蘇五岳のうち、手前から、高岳、中岳、往生岳を1枚に入れて。
高岳、中岳、往生岳

根子岳から国道の登りまでを入れて、270度ほどのパノラマにしてみました。
国道265号パノラマ

峠の少し先から東に向かって下ります。波野村(オウム事件で名前が広まりました)を通ります。何本も細い道がある中で、
「すずらん自生地」と地図にある場所を通ることにしてナビにセット。すずらんの季節ではないのですが、小さな小屋と駐車場が
ありました。その横に牛がいて、タイトル画像はそこでの1枚です。
畑の間の細い道を通って、よく知っている県道に出ると、間も無く国道57号です。国道を渡ったところからミルクロードが
始まります。北外輪山の上を通るミルクロードは有名ですが、実は東の端はここなのです。

阿蘇らしい風景を撮りながら...
牧場パノラマ-1

牧場パノラマ-2

こんな道を進みます。
ミルクロード

かつてのWindowsの壁紙のような牧草地です。
ミルクロード沿いの牧野

道はアップダウンを繰り返すので、自転車にはチョット堪えます。
小さな峠を越えて振り返ると根子岳が見えました。
峠の向こうに根子岳

こんな長いストレートの下りがありますが、その後すぐ登りです。
牧草地ストレート

ミルクロードはやまなみハイウェイに向かいますが、途中で右折して県道40号に乗り換えて産山村を目指します。
その途中もお気に入りの牧草地を通るまっすぐな道です。
牧草地越しに見える阿蘇山。
牧野と阿蘇五岳

北には久住山系が見えます。手前の牧草地では冬のために牧草を白い袋に入れています。
冬の準備

牧草地が終わると豪快な下りが産山村の中心部まで続きます。そこから県道は西に曲がってやまなみハイウェイに通じます。
ずっと前に下ったことのある道でしたが、登るのは今回が初めてで、池山水源の水が流れ込む玉来川(たまらいがわ)を
横目に見ながら進みます。佐賀では終わっていた彼岸花が密集して咲いていたのをパシャり。
産山の彼岸花

やまなみハイウェイに出る手前の登りが少しキツく、そこを越えるとやまなみとの十字路があり、そこを左折します。
朝より南西の風が強くなり、緩やかな下り基調でも踏まないと進みません。ミルクロードに右折して入ると、完全な向かい風。
何度かのアップダウンを終えて大観峰に到着します。
お約束の、阿蘇の涅槃像を。
大観峰から阿蘇

外輪山を入れてパノラマで。
大観峰パノラマ

こちらは西の外輪山。
外輪山と尾ノ岳

大観峰の絶壁に風が当たって作り出す上昇気流に乗るパラグライダーが離陸するところに出くわしました。


気持ち良さそうですね。ただ、やるかと問われると、遠慮しときます。

大観峰の後は、国道212号を北に向かいます。
10年くらい前に通った時は未完成だった「マゼノ・ミステリーロード」を走ってみようと考えていました。
押戸石、マゼノ渓谷が見所で、以前は途中から狭い道でしたが、これらをつないでミルクロードに出る広い道です。

大観峰からかなり下ったので、登りになりますが、牧草地隊のようなゆったりしたものではなく、勾配が緩急いろいろあって
リズムに乗りにくい登りでした。押戸石の入り口には看板が出ているものの、マゼノ渓谷が見えてこないので、そろそろか
と思って登っている時に「マゼノ橋」という立派な橋を渡りました。そこから見下ろすと川が見えます。


川底が岩盤になっているのが特徴の渓谷です。その橋の先に入り口がありましたが、閉じられていました。残念!


上り坂と、この日最も暑い時間帯だったので、ミルクロードに出るまでに結構消耗しました。
ミルクロードとの合流点は、数年前にできた信号付きの交差点で、そこを直進します。

しばらく進んだところに「兜岩展望所」があるのですが、ここも展望台の部分が崩落していて、そのずっと横の部分の草を刈って
見晴らしをよくしていました。
その場所から、先ほどまでいた大観峰の方向を。
兜岩から大観峰

引いた構図で阿蘇谷です。
阿蘇谷

さらにミルクロードを進むと、途中で今月の初めに訪れた天空の道への入り口があります。
この日も車が3台止まっていました。
さらに進んでかなり下ったところに、「二重の峠」があります。「参勤交代の道」が通過する峠道で、古い石畳の道が保存されて
います。


この写真の後、ミルクロードはずっと下って、阿蘇の内側から菊池に向かう道との十字路に出ます。
災害後は、阿蘇方面から熊本市へ向かう迂回路として交通量が増えています。この日も阿蘇から登ってきて、この十字路を
左折し大津方面に向かう車ばかりでした。しかも、災害復旧工事のため、土や砂利を積んだダンプカー(他県ナンバー)を
たくさん見ました。
私は、その車が登って来る方向に下ります。途中で展望の良い場所があり、そこから阿蘇の方向を。
二重の峠から

下りきって直進すると、赤水に出て国道57号に繋がります。
この日は、外輪山の内側に沿った道を選びました。天空の道を下から見るのが目的です。震災の前年、2015年のサイクリング
の時は、天空の道を下から登ったので、その登り口までいくつもりで。
その登り口の手前でも、崖が崩落しているのが散見されます。


登り口は近すぎて見えないので、少し南下した場所から。
天空の道を見上げる

拡大すると、次のようになります。矢印の部分が、上から下る時の最初のヘアピンカーブでガードレールが見えています。



この後は宿まで戻るだけなのですが、途中で陥没した道を通過しました。この道路は、長い距離に渡る陥没の一部だそうで、
その上にあった住宅は崩壊したり、形を残したまま沈んだりしたそうです。


宿に到着したのは16時少し前でした。自転車からホイールを外して、車に積んだ後、温泉に入って体をほぐします。
走行距離110km、獲得標高1600mで、最初に阿蘇の登りが無かった分だけ楽なはずですが、齢のせいか思いの外、
疲れました。

夜の部と2日目のお話は、また後日にでも。
Posted at 2017/09/30 22:00:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域
2017年09月28日 イイね!

9月2度目で最後(?)の星撮り。

9月2度目で最後(?)の星撮り。9月24日(日曜日)の夜に星撮りに行って来ました。

午前中、樫原湿原に行った時はどんより曇っていましたが、午後から晴れてきて、
「星空指数」が80だったのと、GPVで雲の動きを見ると夜中から雲が消えそうでした
ので思い切って出動しました。
週間予報ではその先1週間は天気がよろしくないし、28日の上弦の月以降、
月が明るくなるので今月最後のチャンスかなと。

梅雨明けから最近までは夜露を警戒して、反射望遠鏡を使っていませんでしたが
(ミラーに露がつくと分解掃除が必要ですので)、暗い天体を撮るために久々に
焦点距離1000mm F4のニュートン鏡を持ち出しました。

行き先は前日ロードバイクで来た天山登山口で、到着時には曇っていましたが、
とりあえず赤道儀を設置して反射鏡を載せます。
タイトル画像は、赤道儀の準備を終えて雲が消えるのを待つ間に撮ったものです。

20時半に現場に着いてから1時間以上待ちましたが、なかなか晴れてくれません。
夜景をバックに機材とA45を撮ったりして時間を潰します。



北の空の雲が薄くなって来たので、暇つぶしに25mmレンズを付けたD810Aを三脚に固定して、SS=20sのインターバル撮影で
200枚とりました。トータルで、75分ほど。
比較明合成すると、レコード盤(死語?)みたいです。


折角なので、この画像を使ってタイムラプス動画を作ってみました。
75分を33秒に短縮しています。雲が消えていく様子がわかるでしょうか。
動画を見ていると、雲がかかっている時にはソフトフィルターの効果のようにカシオペア座がよく見えますが、雲がないと
星像が小さくて却って見にくいですね。


この間、コーヒーを入れたり、小型赤道儀を準備します。

D810Aを、インターバル撮影の後、三脚から雲台を外してポタ赤に載せ替えます。
カシオペア座を中心に、ISO800、SS=240sで15枚(1時間)撮りました。
カシオペア座周辺_2017.09.24

この写真に過去に撮った天体や、これから撮りたい天体が写っています。


左の方のIC1396は前回撮った象の鼻星雲、M31はアンドロメダ銀河です。
この夜は、はくちょう座の星雲と、上の写真に写っているハート星雲(IC1805)を撮る予定でした。


はくちょう座は夜半過ぎには西の山陰に隠れてしまうので、これが最後の機会と思い、7月に初めて撮った
「クレセント星雲」を明るい反射鏡で撮りました。ISO1600、SS=480sで20枚ほど。
太陽系から5000光年の距離にあり、はくちょう座の中心にあるサドルという星から白鳥の頭の方に少し行ったところに
あります。縁の部分が明るくて、それだけが「三日月(crescent)」に見えるのですが、よく見ると内側に波立つ星雲が
あって、これを写すことが目標でした。
この複雑な星雲は、高速のガスが衝突してできる衝撃波が見せる模様です。三日月というよりカブトガニに見えます。
NGC6888_2017.09.24

雲が時々横切っていたので、いまひとつシャキッとしませんが、前回よりは星雲全体が写っています。


この星雲を撮影しているうちに、はくちょう座の高度が下がって来て、雲の中に隠れてしまいました。
もっと枚数を稼ぎたかったのですが中断して、雲がなかった天頂付近の天体を入れます。
こちらも以前、雲が出て中断した「さんかく座銀河」(M33)です。
私たちの天の川銀河から300万光年離れていて、この2つの銀河と250万光年離れたアンドロメダ銀河ともにグループを
作っていて40〜50億年で合体するといわれています。
こちらは、ISO1600、SS=360sで10枚撮ったところで曇って来て終了しました。
M33_2017.09.25


小型赤道儀には200mm F3.6のレンズとD5300で、カシオペア座のすぐ下のハート星雲を撮っていました。
お隣のソウル星雲と一緒に入れてちょうど良い画角です。薄雲のため明るい星が滲んでいるので、拡大せずにご覧ください。
IC1805_IC1848_2017.09.25


この夜も2時過ぎに曇って来て終了しました。
風も強くなり、ダウンジャケットを羽織っていましたが、撤収する3時前はかなり寒くなっていました。
来月の新月期は、冬の装備が必要ですね。
Posted at 2017/09/28 17:24:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2017年09月26日 イイね!

久々の樫原湿原。

久々の樫原湿原。23日の日曜日に、久しぶりに樫原湿原に行って来ました。
前回は8月17日でしたので、1月以上間が空きました。
その時はサギソウの見頃で、見られるトンボの種類が減って来たため、足が
遠のいていましたが、夏の終わりから秋にかけて咲く花を見ることと、D850の
マクロ撮影のテストのために出かけることにしました。

持ち出したレンズは、105mm F2.8のマクロと300mm F4の2本に、1.4倍の
テレコンという軽装備。花やトンボを撮るときはファインダー倍率の大きい
D7100を使うので、フルサイズ機を使うのも久々です。

タイトル画像は湿原の外で見かけた栗です。
これを見ると秋になったなぁと感じます。


湿原の駐車場に着いたのは9時少し前でしたが、曇っていて肌寒い天気でした。湿原の手前から、青いサワギキョウの
花がたくさん見えました。前回来た時も咲いていたので、かなり息が長いですね。
朝露を蓄えています。
サワギキョウ

湿原に入って木道を歩き出してすぐに気がついたのは、モウセンゴケが生えていた場所の手前に柵が設置されていて
立ち入り禁止になっていました。「樫原湿原を守る会」のボランティアの方に話を聞くと、サギソウが咲いている時期に、
スマホやタブレットで写真を撮ろうとして、木道から外れて湿原を踏み荒らす人が多かったとか。
貴重な植物も失われたために、しばらくは立ち入り禁止にするそうです。
毎年来ていますが、こんなことは初めてで、スマホが普及したことも関係あるのでしょうね。

散策しながら、秋の花を撮っていきます。
サワヒヨドリ。
サワヒヨドリ

小ぶりなアザミ。
アザミ

玉のような朝露がついたシオン。
シオン

咲いている花が減って来たオミナエシ。
オミナエシ

小さけど鮮やかなママコナ(飯子菜)。
ママコナ

そろそろ終盤のサイヨウシャジン。
サイヨウシャジン

小さくプニプニしたミゾソバ。
ミゾソバ

上の3枚はライブビューで撮りました。手持ちでライブビューの拡大MFはやりづらいのですが、無音シャッターは良いですね。
それと液晶がチルトできるようになり、ピクセル数が増えて、MFをしやすくなりました。
ライブビューでは、A6300のようなミラーレス機と同じです。D500に無音シャッターが付けばD7100と入れ替えたいところです。


今年は水が少なかったので見ていなかったヒメミクリ。
ヒメミクリ

今の時期に見られるアケボノソウが湿原の中に無かったので、「守る会」の人と話していると、外に咲いているとのこと。
そこまで歩いて行って撮りました。
アケボノソウ

ついでに、その近くで咲いていた野草を。
ナンバンキセル。
ナンバンキセル

コシオガマ。
コシオガマ

ツリフネソウ。
ツリフネソウ

ツルニンジン。
ツルニンジン

そして今の時期に多いスズメバチとノダケ。
ノダケとスズメバチ

初めは全く見なかったトンボですが、10時半を過ぎて少し気温が上がった頃に姿を現し始めました。
息が長いクロイトトンボ。
クロイトトンボ

ネキトンボ。
ネキトンボ

夏後半から秋に見られるヒメアカネ。
ヒメアカネ

そして今シーズン初のオオアオイトトンボ。
クロイトトンボより一回り大きく、玉虫色をしています。また留まる時に羽を開いているのが特徴です。
オオアオイトトンボ-1

細い上に保護色で見つけにくいのですが、「守る会」の方と一緒に探してもう1体見つけました。
オオアオイトトンボ-2

4種類のトンボを撮影して満足して帰ろうとすると、湿原の前の池にカワセミが来ました。
最初は近いところの木に止まりましたが、...
カワセミ-1

すぐに奥の竹に移動しました。
カワセミ-3

フルサイズに300mmx1.4では小さいですね。
画素数を活かして、ピクセル等倍で切り出してみました。長いレンズが欲しくなりますね。


この後、小さなドジョウを獲ると、後ろの林に消えていきました。


いろんな花やトンボを見て、最後にカワセミにも逢えて、充実した湿原散策ができました。
Posted at 2017/09/26 17:17:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2017年09月24日 イイね!

9月最初の(まともな)星撮り。

9月最初の(まともな)星撮り。先週月曜の夜のお話です。
今月はD850がやってきた日の夜に、月が明るいにもかかわらず、
高感度のテストでもしようと出かけました。
月と亜鈴状星雲(M27)を撮りましたが、パッとした写真は撮れずに、
画像処理中にD850の高感度性能の良さを感じただけでした。

9月は19日が新月でその前後1週間が星撮りに好適な日なのですが、
台風が過ぎ去った18日の夜にようやく出かけることができました。
この日は午前中のサイクリングで蒸し暑く感じ、雲も多めでしたので
半ば諦めかけていましたが、週間予報ではこの先、さらに天候が良く
ないので、一か八かで天山登山口まで行きました。

到着した時は晴れていて、中型赤道儀に屈折鏡を載せてD850を装着し、
バランスを出した後、極軸合わせをしようとすると山の向こうから雲が
張り出して北極星を隠してしまいました。

その雲のせいか夜露が降りてきて、機材が濡れ始めたので望遠鏡にキャップをして待つことに。
先ほどまでの星空が再び見えることを期待して、小型赤道儀の方も準備を整えます。
30分ほど待つと南の空の雲が薄くなり天の川が見えてきました。
タイトル画像は、その時に撮ったもので、望遠鏡に蓋がされています。
薄いフリースと防風ジャケットを着ていましたが、結構寒くて、次はダウンジャケットが必要でしょう。

朝の天候から夜露は予想されたので、ヒーターとバッテリを用意していました。
長い屈折鏡には12Vのヒーターを、短い方には5VのUSBバッテリで使えるヒーターを巻いておきます。
それぞれのガイド鏡にも5Vの小型のヒーターを取り付けて北極星が見えるのを待ちます。

この夜のターゲットは、秋の銀河としては超有名な「アンドロメダ銀河」(M31)です。
これは赤い散光星雲のように専用のカメラでなくても撮れるので、D850を使うことにしました。天体撮影を始めてから
毎年撮っていますが、なかなか満足できる結果が残せていません。

今回は焦点距離900mmの屈折鏡にレデューサーを付けて焦点距離635mm F5.3にし、ISO800でSS=480sをできるだけ多く
撮ろうと考えていました。
さらにHDR合成用に短めのSSを10枚ほど。合わせて3時間くらいは撮りたいのですが、果たして天気がどうなることやら。

タイマーにSS=60sを12枚セットして様子見して、雲は出なさそうだったので360sで10枚をセット。

これと並行して小型赤道儀には焦点距離450mmの屈折鏡にD810Aを付けて載せます。
こちらは、先月の最後に撮ろうとして曇って中断した「象の鼻星雲」をリベンジ。今回はセミナローバンド・フィルターを付け、
そのためISOを1600に上げて枚数を稼いでノイズを減らす作戦です。SSを480sにして20枚をセット。

さらにポタ赤にD5300と単焦点レンズではくちょう座からケフェウス座、カシオペア座の辺りを狙います。
時系列は逆ですが、まず画角の広い15mmレンズで。
右上の方にアンドロメダ銀河が写っています。



最初に撮ったのはこちらの25mmレンズの方です。
中央の明るい星ははくちょう座のデネブで、その周りに北アメリカ星雲やペリカン星雲が見えます。
そこから右に行ったところに今回狙った象の鼻星雲が写っています。
はくちょう座周辺_2017.09.18


北の空、山の稜線の上に雲が少し出てきましたが、薄い雲だったのでアンドロメダ銀河の方は、480sを20枚セットして、
コーヒーを入れて車の中で休みます。23時前から1時間ほど車内で寝た後、日付が変わった頃に外に出ると星が全く見えません。
撮影を中断し、星が写っていない写真を削除してしばらく待ちます。
後でファイルのタイムスタンプを見ると45分ほど中断したことになります。

この中断の後、再び星が見えるようになりましたが、低いところには雲が溜まっていて、佐賀市の夜景を雲海が隠していました。
ここでポタ赤の撮影は終了して、ポタ赤を片付け、雲台を戻して通常の形態へ。
1:30頃には雲海も薄くなり、ちょうどオリオン座が見えてきたので、少し残った雲海と、佐賀市の夜景にオリオン座を入れて。
オリオン、雲海、夜景


2時少し前に、駐車場がガスってきて星どころか視界が5m程度になり両方の赤道儀を止めて撮影を終了しました。

後日、画像処理をした結果です。
まず、象の鼻星雲。ISO1600で撮りましたが枚数を稼げたのでノイズが少なく仕上がりました。
IC1396_2017.09.19

象の鼻の部分をピクセル等倍で見てもノイズが乗っていません。
わし星雲の「創造の柱」と同様、星が生み出されている領域です。



そして、D850で撮る初のまともな天体写真のアンドロメダ銀河です。
久しぶりに無改造のセンサーで撮ったので色が物足りない感じがしますし、周辺部のガスが薄いですね。
ISO1600にして枚数を撮った方が良いのかもしれません。
M31_2017.09.18

毎年一度は撮っている天体ですが、撮影も画像処理もなかなか満足できずに「卒業」できません。

普通は一旦曇ると諦めて帰るのですが、この夜は台風直後で変な天気だったので粘ってみて正解でした。
今週の下弦の月まで天気がスッキリしなさそうなので9月はこれが最初で最後かもしれません。
今年は梅雨明け以降、変な天気スッキリ晴れた夜がありませんでしたね。
Posted at 2017/09/24 16:03:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2017年09月23日 イイね!

今朝のサイクリング --- 再び江里山経由で天山へ。

今朝のサイクリング --- 再び江里山経由で天山へ。木曜に彼岸花を見に行ったばかりですが、今朝のサイクリングも、
江里山に寄り道しました。

朝はかなり涼しくなり、半袖ジャージではちょっと寒いかなと思うほど。
日中は30度近くまで気温が上がるそうですが、日に日に秋が深まって
います。

その涼しい朝の空気の中、市街地を抜けて嘉瀬川堤防上に出ます。
遠く北のほうにバルーンが2機見えました。
まだこの辺りは稲刈りが終わっていないので、練習や大会はできない
はずですが、バルーンを広げたり離陸の練習でもしているのでしょうか。

北上して、そのバルーンの近くまで来ると、係留したままでした。
やはり離陸準備の練習をしていたのでしょう。
バルーンのシーズンもすぐそこですね。



登りに入って、江里山棚田に向かいます。
棚田区間では、これまでとは違った構図になるように写真を撮っていきます。
江里山の彼岸花-1

蕾もほとんど見られませんね。
江里山の彼岸花-2

今日がベストのようです。
江里山の彼岸花-3

途中、何台も車に抜かれましたが、殆どが県外ナンバーでした。
駐車場は満杯で交通整理の人がいました。出店の準備もされていて、これまでとは違った賑やかさです。

民家の下に続く棚田を撮って、
江里山の彼岸花-4

以前、七曜の滝を見に行った時に通った林道の入り口に出ます。その斜面も赤く染まっていました。
江里山の彼岸花-6

晴れている時に撮りたかった構図です。
江里山の彼岸花-5

棚田を見下ろす場所から。赤い成分がこれまで以上に多いです。
江里山棚田-1

今日は棚田に続く道は一方通行になっていて、棚田を去る人は北に登る林道に誘導されていました。
その林道の途中から、棚田の全景を。右手奥に、木曜に撮った長い湾曲した棚田が見えています。
江里山棚田-2

この後は天山登山口までひたすら登ります。前回とは違う道を通るため、一旦下って県道を登ります。
駐車場に着くと、10台以上の登山客の車が停まっていました。
佐賀市方面を見下ろすと、次の写真になります。どんより曇っていますね。


山から降りて来た人に話しかけられて、自分もよく登りに来ていると話すと、トリカブトはまだ咲いていなかったという
情報を得ました。近々、マツムシソウやトリカブトを見に来ようと思っていたので、貴重な情報でした。

小休止の後、北に回る途中でいつもの八幡岳の眺望を。八幡岳に雲がかかり、頭上も雲に覆われています。
上下に雲


帰りにもう1つの棚田に寄ろうと広域農道を北上します。
先月も一度訪れた西の谷の棚田です。(タイトル画像)
ここでも、色づいた稲穂と彼岸花のコラボを期待したのですが、残念ながら、稲刈りが終わっていました。


来週はもう九月の最後ですね。時間が経つのが早いなぁ。
Posted at 2017/09/23 17:21:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域

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