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2019年06月28日 イイね!

6月最後の星撮り。

6月最後の星撮り。ようやく梅雨入りした北部九州ですが、熱帯低気圧に刺激された梅雨前線が
多量の雨を降らせていて、なんとか水不足が解消されそうです。

梅雨入り前の先週は今の時期としては珍しいほど気温が低い日が続いて
いました。風も強くて冷房要らずだったのですが、木星や月を撮ろうと
望遠鏡をのぞくと、ジェット気流が強い冬のような悪いシーイングで
木星はつぶれた団子のような形で揺らいでいました。

22日の夜は晴れ間があって木星が見えていたので動画に撮って画像処理
したものがタイトル画像です。
これを見るとかろうじて左下に大赤斑が見えています。
木星は梅雨明けにも撮る機会があるでしょうし、その頃には土星の高度も
上がって条件がよくなるでしょう。


さて、梅雨入り前の最後の星空が楽しめたのは代休を取っていた24日でした。

この夜も風が吹いていて低空に雲が流れていました。
こちらは日暮れが遅く、20時過ぎてようやく空が暗くなります。その頃に観測室でパソコンを起動して何を撮ろうか
思案しました。天気予報では未明頃から曇るとのことでしたので、2時か3時には終了する設定で、天の川の中の星雲を
撮ることにしました。バンド幅が狭いフィルタ(IDAS NB1)を付けた屈折鏡にD5300を付けてソフトを起動し、
自動導入して50枚をセットして撮影を始めます。

20時過ぎでは天の川の高度は低いのですが、22時ころからは光害の上に昇ってくるので2時間程度なら撮影できるかと、
出動することにしました。
久しぶりに車に小型赤道儀とポタ赤に、それらを載せる三脚に、バッテリやカメラを載せて家を出ました。
転居後は観測室と玄関前の撮影ばかりでしたのでずいぶん久しぶりです。
風が吹いていたので、いつものダム横に向かいました。

まず小型赤道儀を設置して、200mmレンズを付けたD810Aを載せ、さそり座のアンタレスを導入します。
今月は自宅で一度撮っていたのですが、枚数不足でしたのでリベンジです。
アンタレスは明るいのでISO400に抑えて、F3.6、SS=240sで30枚を撮りました。
Antares_2019.06.24

青、黄、赤と信号のような3色のガスが見られます。光を吸収する暗黒ガスが天の川の方(画像左側)へと伸びています。

ポタ赤には久しぶりに持ち出したD5200にセミナローバンド・フィルタ(IDAS LPS-V4)を付けて、25mmレンズをF2.8に
絞り、こちらもSS=240sで30枚撮影しました。
実際には天の川は南東の空に横たわっていたのですが、縦構図になるようにしました。
MilkyWay_2019.06.24

星の周りに赤い収差が残っているので、もう少し絞った方がよかったようです。
天の川の中、下の方に、わし星雲(M16)、オメガ星雲(M17)、干潟星雲(M8) といった赤い散光星雲が写っています。
オメガ星雲の下は、いて座のスタークラウドと呼ばれる星が密集した領域で、「バンビの横顔」とも言われます。
そんな風に見えますでしょうか?

標高400m少しの場所ですが、風が吹いているせいか寒く感じて、長そでのフリース・ジャケットを着こんでいました。

車中でiPhoneのインターネット共有を使って観測室のPCへリモート・デスクトップ(NoMachine)でログインして
撮影の状況を見ていました。薄雲が流れているのか、時折ガイドが乱れています。ブレが小さくなるよう
パラメータを調整しながら様子を見て過ごします。
2時間ほど経って撮影が終わった時に空を見上げると、天の川が南の低空から北の方へと続いているのが見えました。
二組の機材を片付けて山を下り、夜半過ぎに帰宅しました。

観測室では私が就寝後も撮影が続いていて、翌朝起きて見ると、あと3枚で完走というところで終わっていました。

撮影したのは天の川の中にある惑星状星雲の「亜鈴状星雲」(M27)です。
惑星状星雲は、太陽程度の質量の恒星がその末期に膨張して恒星を形成していたガスを放出した様子です。
以前ご紹介したリング星雲もこの仲間ですが、1200光年の距離にあるM27は最初に見つかった惑星状星雲として有名です。
バンド幅が狭いフィルタを使ったので、ISO800、SS=420sで撮っていました。
コントラストが低い最後の2枚を除いた45枚を合成して画像処理すると次の画像になります。
M27_2019.06.24

星の数が多い天の川の中ですが、フィルタが効いていて周りの星の明るさが適度に抑えられています。
枚数が多かったため星雲の像も滑らかで、これまで撮ったM27の中でベストかと思います。

今後は晴れ間から木星が見えれば撮影しようと思いますが、週間予報では1週間毎日雨マークが付いているので、
チャンスはあるかどうか。本格的な天体撮影を梅雨明け以降になりそうです。
Posted at 2019/06/28 21:15:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2019年06月26日 イイね!

代休でアジサイ見物。

代休でアジサイ見物。週末の6月22日と23日は両日とも仕事(1つは本来業務以外)があって、日曜の
代休をその週の内に取るようにとのことで24日(月)を休みにしました。

午前中は、新居の固定資産税のための評価を予定していて、市役所の税務課の
方がお二人来られてて、レーザー測距計を使って建築確認の図面と比較したり、
材料をチェックされていました。
観測室は居室ではないので床面積に含まれていませんが、お一人の方が
前から何が建つのだろうか気になっていたと言うので、観測室に案内しました。
天体撮影機材を説明して、手動でドームを回したりスリットを開けたりして
お見せしました。いたく感動したご様子だったので、市民向けに天文台でも
作ってくださいと言っておきました。

午後からはデジイチを持ってLEADでアジサイを見に行こうと出動。
タイトル画像は最初の目的地、八幡岳で咲いていたアジサイです。

最初の1枚は、次の蕨野の棚田群の中でも最大規模の太平の棚田を下から見上げた絵です。
太平の棚田

今の時期としては珍しいくらいの青空です。強い風が吹いていて、気温も高くなく、ずっとこんな気候が続いて
くれると良いのですが、このままでは水不足も心配されます。

上から見るとこんな感じです。
蕨野棚田_太平の展望所から

そこから更に登って八幡岳の山頂へ。
北側の展望所からは唐津方面が見渡せます。
八幡岳から唐津方面

向かい側の山は、先週歩いた作礼山です。標高はここより少しばかり高いです。
八幡岳から厳木方面

レンズを70-200mmに変えて、120mmで唐津の鏡山を。
八幡岳から鏡山

先ほどの太平の棚田はこんな感じです。
八幡岳から太平棚田

200mmで佐賀市の市街地を。手前の田園地帯では田植えが始まって、所々水が張っているのが見えます。
八幡岳から佐賀市街

こちらは唐津市街地。松浦川の河口とその横の唐津城が写っています。
八幡岳から唐津市街

風が強かったので舞っているチョウは少なめでした。三角点の近くにいたウラギンヒョウモン。
ウラギンヒョウモン@八幡岳

そこから下って駐車場に戻る途中の道端で見かけたニワゼキショウ。
ニワゼキショウ@八幡岳

ウツボグサも咲き始めました。
ウツボグサ@八幡岳


八幡岳から来た道とは逆方向の東に向かって下ります。
伊万里に抜ける県道を挟んで向かい側にある杉岳山(武雄市北方町)にある大聖寺のアジサイがお目当てです。
境内やその前、奥の山に続く道沿いに5000株のアジサイが植えられています。
まずは入場料200円を払って境内から武雄方面を見下ろします。
大聖寺のアジサイ園

右手奥の市街地が、JR武雄温泉駅のある武雄市で、前日はここでお仕事でした。

遠くの街並みを背景に、白いアジサイを。
アジサイ@大聖寺-1

こちらはピンク。
アジサイ@大聖寺-2

レンズをボケが柔らかいMakro Planar T* 2/100に変えて、逆光気味で。
アジサイ@大聖寺-3

滑らかな操作感のMFを楽しみます。
アジサイ@大聖寺-4

等倍マクロではありませんが、マクロらしく寄った構図で。
アジサイ@大聖寺-5

ガクが丸っこいアジサイ。
アジサイ@大聖寺-6

奥の竹林を背景に。
アジサイ@大聖寺-7

青いアジサイをバックに、モミジの若葉を。ここは紅葉の時期も良さそうです。
青モミジ

開花したガクアジサイを撮っていたらクマバチがやってきたのでモデルになってもらいました。
クマバチ on アジサイ

次にレンズを70-200mm F2.8に変えてアジサイ園の中を歩きます。
水色のアジサイをボカして赤いアジサイを。
アジサイ@大聖寺-9

紫色のアジサイ。
アジサイ@大聖寺-11

種類も数も多くて、かなりの時間楽しめます。
アジサイ@大聖寺-12

ガクが赤いガクアジサイ。
アジサイ@大聖寺-15

これを最後に帰路につきます。


平地に下った後、先週も寄った聖光寺に向かいます。
二千年蓮が良い感じになっていると期待して。

開花している花が増えていましたが、...
二千年蓮-1

少雨のためか、花は小ぶりで、既に枯れ始めている花も目立ちました。
二千年蓮-3

開いた花の多くは形が崩れていて、まともだったのはこの花でしょうか。
二千年蓮-2

最後にハス池にいたトンボたち。
オオシオカラトンボ。
オオシオカラトンボ

もっとも多かったクロイトトンボ。
クロイトトンボ

この日がツガイが多く見られました。こちらはベニイトトンボ。
ベニイトトンボ

水位が下がった池ですが、ヤゴが育って来年も多くのトンボが見られることを期待します。

夕方に帰宅した時は窓を開けておけば大変涼しく、夜には寒さを感じるほどの気温でした。
この夜は風が強かったのですが雲がほとんど無かったので、久しぶりに星撮りに出動しました。
本日が【遅〜い】梅雨入りでしたので、星撮りはこれが今月最後になるでしょう。
その成果は、また後日。乞うご期待!?
Posted at 2019/06/26 20:42:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイクツーリング | 旅行/地域
2019年06月18日 イイね!

お約束の(?)ストロベリー・ムーン。

お約束の(?)ストロベリー・ムーン。昨日は今月の満月で、巷では「ストロベリー・ムーン」なんて呼ばれていました。
毎月の満月には「〇〇・ムーン」というニックネームがあり、6月はストロベリー
だそうです。(謂れも複数あるようです。)

天文学的には、一年で最大の満月を指す「スーパー・ムーン」や、一月に二度目
の満月に対する「ブルー・ムーン」、皆既月食の際に見られる赤く染まった
満月である「ブラディ・ムーン」なんて呼称があります。

去年の1月末の皆既月食は、役満のような「スーパー・ブルー・ブラッディ・
ムーン」でしたね。
その時も出動したのですが、生憎の曇り空で雲の向こうに薄っすらと月が
書けていく様子が見えるだけでした。

昨晩も曇っていたのですが、10分おきに窓の外をチラ見して、雲が薄くなって
木星が見えた頃からドームに上がって撮影をしました。

まずは、2階の室内から窓越しに撮った月と木星です。
満月前夜は300mmレンズの画角に収まるくらいに近づいていました。
黄色の矢印の先に木星がいます。


昨晩は、70-200mmのズームレンズで200mmより少し広い画角で撮りました。
Exifを見ると焦点距離は170mmです。右の方に木星が写っていて、月の西側になっています。月の出が日に日に
遅れますので。



晴れていればデジイチでの撮影の他に木星を撮った小型のCMOSカメラで月面を拡大した動画を撮って合成したかった
のですが、雲が流れていてシャープな画像は望めませんでした。
エクステンダーを付けて焦点距離を1350mmにして、D850のDX(APS-C)モードでの静止画です。
70枚撮って合成しました。満月は立体感が無く、ノッペリとした画像になります。
タイトル画像はこの中の1カットを色温度を調整して現像しました。
Moon_2019.06.17

機材はそのままで、D850の4K動画で2分ほど動画を撮影しました。


Youtubeのサイトで解像度を上げてご覧になると雲が流れているのがわかるかと思います。

この動画(2分少々)を30fpsで撮っていたので静止画では3700枚ほどあります。
これを木星の画像処理に用いたソフトを使って合成し、画像処理しました。
Moon_mov_2019.06.17

等倍で見ると動画から合成した方が、さすがに枚数が多いのでシャープですね。
曇っていなければ、静止画からの合成も結構行けるのですが。

木星、土星が見られる惑星シーズンになりましたが、こちらはずっと曇りの天気で、なかなか撮影できません。
惑星は明るいし、撮影も短時間でも良いので、晴れ間が見えたら月が出ていても撮影したいと思います。
良い動画が撮れたら、こちらで画像処理のワークフローをご紹介します。
Posted at 2019/06/18 22:21:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2019年06月17日 イイね!

週末の野外活動。

週末の野外活動。いつもなら「サイクリング」というところですが、土曜は朝から雨で、
日曜にロードバイクで山に向かったところ、中腹から雨がポツポツと。
先週はシットリ濡れてしまったので、今回は中腹から別方向に下りました。

梅雨入りは未だだそうですが、梅雨といってもおかしくないくらいの強い
雨が金曜夜から土曜の夕方にかけて降りました。
出かけられないのは残念でしたが、これで少しは水不足も解消するかと、
少し安堵するほど。

日曜は曇り後晴れの予報だったので、朝のうちは山はどっぷり雲がかかって
いましたが、その内晴れてくるだろうと、自宅の裏から登り始めます。

4月には桜が咲いていた林道では、アジサイが咲き始めました。

途中で一時停止して、パシャり。
林道沿いのアジサイ-1

先ほどまで雨が降っていたのか、水滴が見えます。
林道沿いのアジサイ-2

小さな川を渡るところで。見ごろはもう少し先でしょうか。
林道沿いのアジサイ-3

林道区間を抜けると少し明るくなりますが、雨がポツリポツリと降ってきました。
この先を登ると、雲に向かって突入することになるので、別の方向へと下ります。
ちょっと走り足りないので、平地を遠回りして帰宅。
2時間くらいしか走れなかったので、かなり不完全燃焼です。


午後からは山にかかっていた雲が消えて山頂が見えてきたので、近場の山を歩くことにしました。
靴だけはトレッキングシューズですが、ザックはカメラ用のものにD850、105mmマクロ、300mm F4、そして
風景用に軽量な24-85mmを入れます。
こんな軽装でLEADで作礼山という標高880mくらいの低い山に向かいます。
9合目まで行けるし、勾配も緩いのでトレッキングというよりは土や岩の上の散歩のようなものです。
山頂の手前に3つの池があり、トンボでも撮ろうかと思ったのですが、気温が低く風が強いためか、あまりいませんでした。
とりあえず、クロイトトンボと
クロイトトンボ

シオカラトンボを撮ります。
シオカラトンボ

池の周りのキャンプ場跡には未だヤマツツジが咲いていました。
ヤマツツジ

そこから西峰に向かいます。
途中何人かとすれ違いましたが、山頂は独り占め状態。周りに木があって見晴らしが今ひとつですが、唐津湾を1枚。
西峰山頂から唐津方面

雲が低いですね。
ここから神社(といっても祠だけですが)がある東峰に移動します。
下の写真のような緩やかな道を歩いていきます。とても涼しく、森林浴気分。
森林浴

階段を登ると小さな石造りの鳥居が見えてきます。
鳥居

かなり散っていますが、ここにもヤマツツジが残っていました。
石段とヤマツツジ

この石段の先にもう1つ石段があり、その上にタイトル画像の祠があります。
こちらの方が視界がひらけています。
南の武雄方面。
東峰から武雄方面

少し下ったところから、佐賀市方面です。
晴れ間が無くなって雲が分厚くなってきました。
有明海方面

山道を歩いているとあちこちで白い花がたくさん咲いていて、近づくとヤマボウシでした。
ヤマボウシ


下山した後、未だ時間があったので、多久市南部の聖光寺に向かいます。
ここは境内の奥にある池に二千年蓮が植えてあって、それをチェックしに。
二千年蓮-1

未だ蕾ばかりで、最も開いている花が次の画像です。
二千年蓮-2

月末か来月初旬が見頃でしょう。
お隣の池にはスイレンも植えてありますが、こちらも蕾ばかり。
ちょうど日が射してきたので、キラキラしたところを。
スイレン@聖光寺-1

こちらは少し開いています。
スイレン@聖光寺-2

ここの2つの池には、トンボもいるので、この時はこちらがメインでした。
105mmマクロでモノサシトンボ。
モノサシトンボ-1

池の縁からトンボまで距離があるので300mmレンズに付け替えます。
クロイトトンボ。
クロイトトンボ

モノサシトンボ。
モノサシトンボ-2

今年は未だ撮っていなかったベニイトトンボ。
ベニイトトンボ

ギンヤンマ。
ギンヤンマ

これも今年初もののショウジョウトンボ。
ショウジョウトンボ

こちらもハスの蕾に乗っているオオシオカラトンボ。
オオシオカラトンボ

ハスやスイレンはまだ未だでしたが、アジサイは見頃でした。
アジサイ@聖光寺-1

奥のやつは枯れていますね。
アジサイ@聖光寺-2

ガクがまるっこいアジサイ。
アジサイ@聖光寺-3

ガクアジサイ。こちらは花が開ききっていないので、これからでしょうか。
アジサイ@聖光寺-4


梅雨空のような天気でしたが、サイクリングと合わせると結構な距離移動しました。

夜は月と木星が近づいていたのですが、曇っていて天体写真は撮らずじまいで、この日を締めました。
Posted at 2019/06/17 21:00:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山歩き | 旅行/地域
2019年06月12日 イイね!

6月前半の星撮りのまとめ。

6月前半の星撮りのまとめ。先月末以来の久々の星撮りブログです。

6月3日が新月で、その前後1週間が天体撮影の好機なのですが、曇りや
雨の夜が多く、前半はホタル撮影で【地上の星】ばかりを撮っていました。

天気が安定して晴れていれば出動して天の川でも撮るつもりでしたが、天気に
恵まれないまま10日の上弦の月を迎えることになりました。
タイトル画像はその上弦の月を撮ったものです。
ドームから焦点距離2000mmの反射鏡にD850で撮りました。

6月に入ってからホタル撮りが終わって天候が悪い夜に、久しぶりにその
反射鏡をバラして、主鏡と副鏡を掃除しました。その様子を写真で撮るの
を忘れたのですが、六角レンチとドライバーで分解できる単純な構造を
しています。ホコリをブロワで吹いて、その後、カメラのイメージセンサー
の清掃で使うシルボン紙と無水アルコールで拭き上げます。

組み立てた後に光軸調整をします。
調整用のレーザーを使って大凡合わせておいて、赤道儀に載せて明るい星を導入し、
カメラのライブビューを見ながら微調整します。
星を画面中央付近にしておいて、ピントを外して星像がドーナツ状になるようにします。中心の黒い部分は副鏡の影です。
下の写真の1段目が微調整前で綺麗な同心円になっていません。主鏡の傾きをネジで調整して3段目くらいに調整します。
その次に、星を画像の隅に置いて、副鏡の傾きを調整し同心円になるようにします。
この夜は風が強くシーイングが悪くて、像が揺れて追い込むのに難儀しましたが、この程度であれば画像全体で星像が
丸くなります。


その調整後に月を80枚撮りました。像がユラユラしていて1枚だとシャープでないので、80枚撮って合成しました。
Moon_2019.06.10

よくよく見ると、月面X、V、Lが写っています。わかりますか?
分からない時は、去年11月のブログをご覧ください。そちらに種明かしがあります。

月を撮るには時間がかからないので、この後、カメラをD5300に付け替えて撮影用のソフトを起動し東の空で輝いていたベガの
近く(こと座)のリング星雲(M57)を導入します。
月明かりの下で、今回初めて使うバンド幅が狭いフィルタ(IDAS NB1)のテストを兼ねて、ターゲットを鮮やかな星雲にしました。
鏡筒は焦点距離2000mm、F8で、フィルタを使うのでISO800、SS=420sにして50枚セットしましたが、途中で曇って39枚で終了。
M57_2019.06.10

この星雲は「惑星状星雲」に分類されるもので、太陽程度の質量の恒星の終末期の様子です。
恒星は核融合を燃料としていて、それによる圧力(高温の電離ガスの圧力)と重力が釣り合って星の形を保っています。
燃料が尽きかけるとこのバランスが崩れて、周りのガスを吹き飛ばし、芯に原子がギュッと詰まった白色矮星が残ります。
その周りに広がったガスが惑星状星雲を形成しています。太陽も最後はこのような星雲と白色矮星になると考えられています。

写真の出来としては、画面の隅でも星像が丸くなっていることと、フィルタの効果で月明かりと街の光害が抑えられていて、
良い感じです。薄雲がかかっていたので明るい星と星雲が少し滲んでいるのが惜しいです。

この夜は空がそれほどクリアではなかったし、一杯引っ掛けながら撮影しようと思っていたので出動せずに玄関先に
小型赤道儀を設置しました。200mmレンズにD810Aを付けて電線の上に昇ってきたアンタレス周辺を狙います。
時間が経つとお隣の杉の木にかかるので、2時間ほどしか撮影できませんが、アンタレスの横の球状星団M4や色とりどりの
ガスが写せました。
Antares周辺_2019.06.10

こちらは光害の少ない山中で撮り直したいと思います。


翌日の11日も風が強く山には雲がかかっていましたが、前日よりは空がクリアな感じでした。
3月から銀河を撮るために長焦点の反射鏡を使ってきましたが、この時は長い屈折鏡にしました。さらに1.5倍エクステンダーを付けて、
焦点距離1350mm(F11.25)にします。光害カットフィルタを付けたマウントアダプタにD850を付けて比較的明るい天体に向けます。
ヘルクレス座の球状星団(M13)です。
この星団は北天最大の球状星団で、中心部が大変明るいので、ISO400にして、SS=30sと60sを各10枚ずつ、
360sを40枚撮りました。4時間以上の撮影なので、パソコンに任せて就寝しました。撮影終了まで雲が広がることなく
久しぶりに完走できました。
中心部が白トビしないようにHDR合成しました。
M13_2019.06.11

このM13や上のアンタレスの横のM4の球状星団は、1億から10億のオーダーの数の古い星からできていて、天の川銀河の外周を
公転しています。(因みに天の川銀河のような銀河は1000億から1兆のオーダーの星の数です。)
アマチュアが望遠鏡で撮影できる星雲や星団は大抵、銀河面内かそれに近いところにあり、銀河が形成される時かその後に
生まれたと考えられますが、球状星団は銀河の近くにあった別の小さな銀河が大きな銀河の重力で星が剥がされ、残った星が
凝集してあの形になったという説があります。


12日以降は月も明るくなり、曇り空でしたので撮影を諦めて画像処理をしていました。
13日も帰宅時は曇っていましたが、夜半前に晴れ間が現れて木星が見えたので、急遽カメラを惑星撮影用のCMOS
カメラに変えて、4倍拡大レンズを入れて木星を動画撮影しました。1.5倍エクステンダーも使っていたので
焦点距離は900mmの6倍、5400mm相当でカメラのセンサーも小さいのでかなりの拡大率になります。
30,000フレームを撮る間、下の部屋で一杯やっていました。30fpsとしても1000秒、つまり17分はかかります。
ソフトでベターな15,000フレームを選択して合成しました。
Jupiter_2019.06.13


週明けの満月以降しばらくは星雲などの撮影はお休みで(晴れれば木星は撮るかも)、次回の本格的な撮影は
7月の梅雨明けの後になりそうです。気温も高くなるので涼しい山の中で撮影したいですね。
Posted at 2019/06/15 09:12:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味

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ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
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