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koichifunのブログ一覧

2019年11月26日 イイね!

先週の星撮り --- スバルと蟹。

先週の星撮り --- スバルと蟹。今夜は新月というのに、こちらでは雨が降っています。
ここ2ヶ月では新月期に天候が優れず、月が明るい時にフィルタを使って
撮影することが続いています。

前回の星撮りブログは、月が明るい時にHαという赤い光を透過するフィルタ
を用いたために赤い星雲ばかりでしたが、今回は20日の下弦の月以降に
撮った写真をご紹介します。

タイトル画像は21日の夜に自宅からケフェウス座辺りを135mmレンズを
付けたD810Aで撮影しているところを、背後から25mmレンズ+D850で
撮った1ショットです。

この週の後半から今週にかけて、今の時期としては気温と湿度が高い日が
続いていて、夜間は1時間もすると機材がびしょ濡れになります。
レンズを拭くために中断を入れて、ISO800、F2.8、SS=360sで20枚撮りました。
前に撮ったガーネットスターと象の鼻星雲が左の方に入っています。
Cepheus_2019.11.21


この夜とその前夜は二日かけてすばる(プレアデス星団)を撮りました。
短い屈折鏡(焦点距離450mm)とAPS-Cサイズの冷却CMOSカメラを使いました。
SS=420sで70枚ほど撮れたので露光時間は十分で、明るい星が纏う星雲と背景のガスも写りました。
M45_2019.11.20


「すばる」は今の時期は北東の空に肉眼でも見えるので誰でも知っている星団ですね。
車好きはもちろん、私たちの世代は「昴」という歌も耳に馴染んでいます。
この星団は太陽系から443光年という比較的近い距離にある若く明るい星の集団で、その星々にガスが照らされる
反射星雲で囲まれています。上の画像に天体のカタログ名を入れてみます。


Alcyone(アルキオネ、アルシオーネ)はスバリストならご存知のフラット6エンジンの車名に使われていますね。
IC349はMeropeを囲んでいる反射星雲、それを含む広い領域は「メローペ星雲」NGC1435です。
上の図には載っていませんが、Maiaを囲む反射星雲は「マイア星雲」NGC1432と呼ばれています。


次は22日と23日の連夜の撮影で、2年ぶりに「かに星雲」を撮影しました。
位置はおうし座で、今の時期は19時過ぎに東北東の空から昇り、ほぼ一晩中観測できます。
太陽系から6500光年の距離にある超新星残骸で、メシエ・カタログのM1で1番目になるほど、比較的明るい星雲です。
かに星雲を生み出した超新星爆発は1054年に地球で観測され、世界中のあちこちに記録が残されています。
藤原定家の「明月記」がその1つですね。昼間でも見えるほどの明るさだったそうです。

撮影は22日の20時頃から始めたのですが、日付が変わった1時頃に酷い夜露にドームの雨センサーが反応し、
途中で終了していました。それで翌日はセンサーの回路を遮断して撮影を始めました。
久しぶりに使う長焦点の反射鏡(RC鏡筒)に0.75倍のレデューサを付けて焦点距離1500mm、F6として、APS-Cセンサー
のカメラでSS=420sで、トータル100枚ほどを撮りました。
ただ、コンディションが悪く、オートガイドが不調で赤経方向に星が流れてしまい、まともな60枚を合成しました。
M1_2019.11.22

超新星残骸に見られる赤いフィラメントに囲まれたコンパクトな星雲です。
35mm換算で焦点距離2250mmの画角でこの大きさなです。
この星雲の中心には超新星爆発で作られた中性子星があり、現在も強いX線を放射しているパルサーと呼ばれる天体です。

超新星残骸と言えば、7月に撮った網状星雲もですが、それは芯が残らず吹き飛んだケースになります。
また、オリオン座のバーナード・ループもそうなのですが、こちらは芯にオリオン大星雲のような活動的に星を生み出す
領域ができました。太陽系もこのパターンであると考えられています。

かに星雲は6500光年で今から1000年近く前に光が届いたので、実際の爆発は7500年ほど前です。
ベテルギウスはその1/10ほどの距離しかないし、太陽質量の11倍の重さなので、超新星爆発をすることは確実で、
その後、芯に中性子星が残ると考えられています。
もしかしたら既に爆発しているかもしれませんね。生きているうちに肉眼で見たいものです。
Posted at 2019/11/27 21:24:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2019年11月25日 イイね!

そろそろ納車。

そろそろ納車。「増車計画」というタイトルのブログを書いて、そろそろ1年になります。

そこに購入に至った経緯を書いていますが、要約すると...

1) 山の麓に新居を建てることにし、当初の予定は2018年年末に完成。
2) 佐賀と言えども山間部は結構雪が積もるし、除雪はされないので、
軽四駆でも買おうと計画。(2018年10月)
3) 建築認可に時間がかかり、完成は翌春になりそうで、ジムニーの中古が割高な
こともあってニューモデルで検討開始。(2018年11月)
4) 12月10日に契約。しかし納期は未定。

その後、今年の3月下旬に「納期は10月初旬」と聞いたのですが、翌4月に
スズキの完成検査における不正が発覚し、10月の納車は厳しくなるだろうと
いう話でした。
で、10月にディーラーに行くと11月末に実車が届くとのこと。
それで先週の帰宅時にコンデジで撮ったのがタイトル画像の写真です。

これから希望ナンバーで登録して今週金曜にはナンバーができるそうですが、私が今週の土曜日終日仕事なので、
順調でも受け取りは12月1日(日)になる予定です。

グレードはXLのMT車です。遅くなると思われたホイールを注文し、既に自宅のガレージにあります。


昼間に見たときは渋いと思ったのですが、夜に見るとグレーはかなり地味ですね。
私が学生時代から一緒にオフロードをバイクで山を走っていた人も去年注文し、イエローを選んだそうです。
崖下に落ちたときに見つかるようにと。確かにバイクで山に入るときはロープを持って行きましたが、当面、車でそんな所には
行く予定は無いです。

ジムニーはすでに色々とカスタマイズするパーツ類が出ていて、これからが楽しみです。
取り敢えず、Apple Car Play対応のAVユニットとリヤカメラ、ドラレコ、レーダ探知機は既にディーラーに渡しています。


10日ほどテッチン・ホイールで乗った後に軽いホイールに交換する予定です。
DC電源周りなどの小物は到着していますが、他は未定です。最初は、灯火類をLEDに変更するくらいでしょうか。
それと、今自宅にある油圧ジャッキでは低いのでジャッキとウマは追加購入です。

通勤と山歩きや近場の撮影で出かけるときに使う予定で、1年程してオフロードにも入ろうかと思っています。
それまではYZでチェックしたフラットなダートくらいにしておきます。
今年、あの大雨と冠水を経験したので、夏前にリフトアップを前倒しかもしれません。
3インチリフトしてタイヤを少し大きいのに変えて10cm弱の床上アップでしょうか。

当面は新しいオモチャで楽しみます。
Posted at 2019/11/25 18:39:22 | コメント(6) | トラックバック(0) | JB64 | 日記
2019年11月24日 イイね!

週末のサイクリング --- 最後の紅葉。

週末のサイクリング --- 最後の紅葉。この週末、11月下旬には珍しく南海上で発生した台風のために、異常に
気温が上がり、午後には23度を超えました。
今朝は朝から地響きがするような雷雨かと思えば、午後3時には晴れて
青空になっています。

土曜日の朝は、高気温と雨で散ってしまい見納めになるだろう紅葉を見る
コースのサイクリングでした。

前の週より軽めの装備にしますが、登りが始まるとすぐに汗が出てきます。
まだ朝8時過ぎなのに、半袖ジャージで良さそうな気温です。

最初に向かったのはタイトル画像を撮った小城市の清水の滝です。
2年前までは今の時期に「竹灯り」という竹灯籠を参道に並べて滝と紅葉を
ライトアップするイベントが開催されていましたが、不正会計問題が
発生し去年から中止されています。
その最後の時の様子はこちらのブログでご覧になれます。

竹灯籠も無く人も居ない静かな山道をロードバイクで登っていきます。
紅葉はちょうど見頃。
清水の滝の紅葉-1

突き当りが滝になっています。
清水の滝-1

手持ちの限界に近いSS=1/6sで。
周りが常緑の葉っぱで季節感がありませんね。
清水の滝-2

出入り口から振り返ってい1枚。これがもっとも紅葉が写った写真でした。
清水の滝の紅葉-3

滝を見た後は県道44号に戻って峠まで登ります。
峠といっても400m程度の低いところで、少し手前では紅葉が残っていました。
県道の登りで

峠を過ぎたところから天山の東から北を通る林道に入ります。
水害による道路損壊で通行止の県道と交差する峠から、いつもの眺望を。
いつもの峠から

北の方は快晴でしたが、南の方から雲が張り出してきました。
林道の終点は天山スキー場の前で、そこから県道に出ます。先週は白石神社の紅葉を見に行きましたが、
この日は反対側に下って近くの神社に寄りました。天川という集落にある若宮神社です。
石の鳥居のすぐ上が綺麗に紅葉していました。
天川若宮神社の紅葉-1

境内の端にある紅葉を青空を背景に撮ります。
天川若宮神社の紅葉-2

季節外れの気温が高い日でしたが、晴れていたので今シーズン最後の紅葉を楽しめました。
Posted at 2019/11/24 15:36:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域
2019年11月20日 イイね!

11月の星撮り第1弾は3夜連続で月夜に。

11月の星撮り第1弾は3夜連続で月夜に。サイクリングと紅葉のブログが続いた後の久しぶりの星撮りの話題です。
今回も赤い成分が多めの写真であることはご容赦を。

今月になって天気がパッとせず、満足に星撮りをしていませんでしたが、
先週後半の14〜16日と3夜連続で撮影の機会がありました。

14日は満月の2日後で月は明るいし、サイクリングの写真のように低空が
霞んだ天気で、長焦点の撮影には厳しいコンディションでしたので、
短い屈折鏡にAPS-Cサイズの冷却CMOSカメラを付けて、35mm換算490mm
で北の空の散光星雲を撮りました。
今年の夏に入手したセミ・ナローバンドフィルタを使うことで、月明かり
の下でも時間はかかりますが赤い輝線星雲なら何とか撮影できます。

タイトル画像は観測室の赤道儀に短い屈折鏡を載せて撮影しているところです。

ドームの内側、スリットの上あたりに月の光が差し込んでいます。
スリットを通して、ちょうどカシオペア座が見えていました。

最初に撮ったのは、このカシオペア座に属する星雲です。
下は2年前にこの辺りをD5300と35mmレンズで撮った画像です。


この写真の右の方に写っている2つの星雲の左が「ハート星雲」(IC1805)、右が「ソウル星雲」(IC1848)です。

木曜の夜から金曜の朝にかけて、このハート星雲を撮っていました。
透過波長域が狭いフィルタなので長めの420sのSSで。ISOの代わりにゲインを標準より少し上げて、センサー温度を-10℃にしました。
明け方近くまで撮影できて70枚を完走できました。
IC1805_2019.11.14

背景の淡い部分まで写っていて、ハートの周辺部の構造も見えています。

翌晩は、お隣のソウル星雲を、前夜と同じ機材・設定で撮りました。
スタート時刻が早かったために、明け方はサイクリングのブログで紹介したように低空が霞む天候で完走
できませんでしたが76枚撮れました。
IC1848_2019.11.15

上の2つの赤い星雲は太陽系から7500光年の距離にあり、よく1フレームに入れて撮られます。

3日目の晩は雲が多かった土曜日です。
同じ機材で北東の空に上がってきた明るめの天体を撮ることにしました。
ゲインは同じにして露出時間を短めの360sにして80枚セットしましたが、翌朝PCを見ると、60枚で終了していました。
対象はペルセウス座の「カリフォルニア星雲」(NGC1499)です。
太陽系から1000光年と、前の2つの星雲よりずっと近く、明るさも6等と、明るめの星雲です。
そのため、無改造の通常のデジカメでも写すことができて、デジイチに100mmより画角が広いレンズですばるを
撮ると、一緒に写っていることもあります。
NGC1499_2019.11.16

ドームを使うようになって最初の冬ですので、これまで撮ったことのあるオリオン座やその周辺の星雲を時間をかけて
撮り直したいと思っています。
今夜が下弦の月で、これから月が暗くなるので長焦点で撮影したいところですが、今週後半から曇りがちだそうで
どうなることやら。
Posted at 2019/11/20 18:08:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2019年11月17日 イイね!

近場の紅葉 --- リベンジ編。

近場の紅葉 --- リベンジ編。土曜日のサイクリングで訪れた紅葉スポットが見頃を迎えていたので、
日曜の朝、先週の週末は今ひとつだった自宅近くの紅葉を見に行ってきました。

タイトル画像は、その1箇所、多久市南部の西渓公園での1コマです。
一部は既に落葉が始まっていますが、大半は見頃の紅葉でした。

今回は多久聖廟をスキップして、西にある八幡神社の駐車場に車を置いて
その境内の紅葉をチェックした後、お隣の公園に移動します。
石段を登ったところにある小さな神社(多久神社)の横を通って公園に
入ることができます。

まず公園奥の山の麓へ向かいます。
斜面のモミジは綺麗に紅葉しています。
西渓公園奥の斜面

池から流れる小川に沿う小さな谷から北側を。
西渓公園奥の谷から

その谷の脇にある東屋。
先週は緑の葉っぱが目立ったので構図に苦労しましたが、今回はいい加減に撮っても絵になります。
西渓公園の東屋前

小さな滝のすぐ手前はまだ青々としたモミジでしたので、ちょっと引いた構図で。
西渓公園の滝の前

小さな池で紅葉のリフレクションを。
薄曇りで光が不足していて、水面の像がクッキリしませんね。
紅葉のリフレクション

公園中央の池を覆うように枝を伸ばすモミジの古木。
白く畝る枝に真っ赤な葉っぱが独特の雰囲気です。
西渓公園池前のモミジ

最後に神社に戻る道の手前から1枚撮って、この写真の右手の小山を越えます。
西渓公園モミジ並木

先週は枝の先の方しか紅葉していなかった背の高いモミジがちょうど見頃でした。
今回は全体を入れる構図で。
多久八幡神社のモミジ-1

周りの杉の木と競うように背が伸びたモミジです。
下から見上げるとこんな感じです。
多久八幡神社のモミジ-2

背が低いモミジも紅葉していました。70-200mmのズームで。
多久八幡神社のモミジ-3

朝日を浴びるオレンジ色や赤の紅葉。
多久八幡神社のモミジ-4

前日のサイクリングの時もそうでしたが、紅葉の見頃になる直前に寒波が来て、日較差が大きくなったためか、
今年の紅葉は見応えがありました。

最後に鳥居の下から灯篭とモミジ、杉木立ちを撮って帰路に着きました。
多久八幡神社の鳥居と紅葉
Posted at 2019/11/17 21:36:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 紅葉狩り | 日記

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ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
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