幸せ

相変わらずお金はないけどなんか幸せだ

何もかもが普通で怖い
こういう時にこそ気を引き締めなければと思う


自分がまだクソガキだった頃
クラスの可愛い女の子と仲良くしてた男の子に妬いてしまい

静かな湖畔の森の影から
A子ちゃんとB男くんの声がする
いやぁーんばかぁーんそこはだめよぉ〜
とか訳の分からない
森のクマさんの替え歌で茶化してたら

可愛い女の子が泣いた

嫌われてしまったなぁと悲しくなった気がするんだが

冷静に考えたら
B男くんとはそんな関係考えられない
ともとれるわけで

ワシよりB男くんの方が可哀想じゃん
と、この歳になって思った

そういえば大学生になった可愛いA子ちゃんが
同級生のC男くんと付き合っていると聞いた時は
何とも思わなかったな
不思議だ

色々考える事の多い年末年始

幸せすぎるから
ちょっと幸せと不幸のつり合いをうまく合わせるために
タンスの角に足の小指でもぶつけとくか