
ここのところパーツネタが無いので、日記ネタを。
動物が好きな方がたくさんおられるようなので、ちょっと我が家の家族を紹介したいと思います(^o^)
長文すみません。
我が家には、捨てられた猫や事故にあって倒れていた猫、その子達が生んだ猫たちが30匹ほど暮らしてます。
近所の畑を運動場にして荒らしたりするので6チームに分けてうち5チームが屋内(別棟)にて暮らしてます。
田舎ならではの飼い方ですよね(^o^)
東京のど真ん中から移り住んでいる私としては最大の魅力です。
決してたくさん飼いたいわけではないのですが、保護したり迷い込んできたりといつの間にか増えてしまいました(T_T)
そんな中、当然オス・メスいるわけで。。。
全て去勢、避妊するとエライことになるので、産みやすい子を避妊したり、オスとメスに分けて隔離したりして増えないように努力はしています。
ただ外ネコでどうしても捕まらない猫たちは、産んでしまいます(>_<)
おなかが大きいうちにでも捕まえればなんとか手術できるのですが、彼女たちも賢くて、妊娠すると姿を消します。
そして子供が歩けるようになると、どこからともなく連れて帰ってきます。
そして生まれると必ず起こるのがコレ。
ボンネット開けたらこの光景です(>_<)
毎朝出勤前にボンネットを開けて隅々までチェックするのが日課になってしまいました。
TTって、3.2Lエンジンが入るくらいなので、2Lエンジンだと隙間だらけなので入りやすいみたいです。
この状態でエンジンをもしかけてしまったらと思うと。。。恐ろしいです。。。
多いときで3匹エンジンカバーの上で寝てます。
ある程度の大きさになると入らないようですが、それまでは毎回チェックして出さなければなりません。
世界一ボンネットを開け閉めしてるんじゃないかな(^o^;
それともうひとつ、昔は1人づつ名前を変えて付けていたのですが、数年経つと家系が全く解らなくなってしうので、最近は兄弟で共通の名前を付けています。
この子「モコヒー」です。モコヒー(1)、モコニー(2)、モコミ(3)の1歳3兄弟でモコヒーだけが女の子です。
昨年の暮れに喉のリンパ節が腫れてきて元気と食欲が無くなってきたので「もしや」と思い病院に連れて行ったところやはり「白血病」と診断されました。
今までの経験上白血病が発症すると3日前後で急激に弱って亡くなってしまうので、病院に行っても治療の施しようが無かったのですが、今回モコヒーは生命力が強いようでがんばりました。
結局20日ほど入院して、輸血や抗がん剤治療を行い1.3kgになった体重を2kgまで戻して退院し、家で注射器を使ってご飯と薬を1日に4回ほど投与して2.3kgまで行ったときに、やっと自分でご飯を食べるようになりました。
他兄弟の半分ほどしかないのに、この子の生命力にはほんと驚かされます。
この病気は空気感染はしないので、壁を隔てて他の子達が過ごしてます。
また人間と違って、キャリアでも発症しないことも多々あるので、検査で陽性が出たからと行って必ず発症すると言うことも無く、他の病気になったときに免疫力が下がったりすると発症することがあるそうです。
実際に陽性反応が出た子が何匹もいますが最高齢で8歳以上の子でも病気したこともなく全く元気です。
猫の白血病は現在の治療では完治することは無いということなのですが、本人がこんなに生きようと頑張っているのを見ると、嫁と2人で全力で助けていくと決めました。
退院して2週間ほどして再び喉のリンパ節が腫れてきたので再度治療を行ったところ、なんとかひいてくれました。
さらにその後モコにーも発症してしまいました。
最近の医学は凄く進歩していて、ホントがんばりました。
苦しいと痛い以外の治療をできる限り行いながら、最後に旅立っていきました。
モコヒーは約8ヶ月、モコにーは約3ヶ月頑張りました。
それまでの間にいろいろエピソードもあります。
自分は動物は大好きですが決してたくさん飼いたいと思っているわけではありません。
この地球上の全ての命を殺すことも生かすことも人間は可能だと思います。
別に人間が制圧している訳でも偉いわけでもありません。
ただ、それが出来るならば自分は人間の役割として生かす側にいたいと思うだけです。
それでもともと社員寮に住んでいたのですが、近所にあった築100年の民家を屋根と重要な柱だけを残して仕事の合間に丸2年かけてコツコツ作り直し移住しました(^o^;
おかげで15kg痩せました!
よく無責任に餌をあげるなと言う人たちがいます。
おそらくココで餌をあげるとあげた人はその場限りだけど動物がここに住みつくと言うことが言いたいのでしょう。
自分はその1回の餌でも今日一日生きて、次の餌を見つける元気をあげたい。
それで明日につながっていくと信じています。
自分が動物の立場だったらそうしてほしいと思うから。
その一日でも生き延びられるよう手伝いが出来ることが人としての責任だと思っています。
もちろんその子は次も期待するでしょう。でもそうじゃないことも学ぶでしょう。
もちろん一時的に餌を与えるときには決してさわったり可愛がったりしません。
一定の距離を取って置いていきます。
同じ人間として、目の前にある命を人ができる役割として、出来る限り守っていこうという想いからいつのか増えてしまいましたが、これもここだから出来ることで、東京だったらここまでは出来ないと思います。
全てを保護するのは不可能ですが、少なくとも自分と縁があった動物たちは出来る限り守っていこうと思っています。
きっとたくさん飼われている方は同じような想いを持った方がいると思います。
ここにきて一番驚いたのが、動物の糞で文句を言う人が多いこと。
ここにはイノシシ、狸やテン、鹿や猿もいます。
そりゃない方がいいに決まってますが、「ココ隣の家も見えないような田舎ですよ」と思って笑ってしまいます。(^o^;
住んでる人より動物の方が圧倒的に多いのに一番びっくりしたことですね。
もちろん生活がかかっていることもわかります。でも人間の数よりも多い動物たちを排除することを考えるなら、入っては困るところを入らないようにして共存することを考える方が早いのでは?と思ってしまいます。
空からも土の下からも来ますし(^o^;
少なくともうちの系列会社では20haほど農業をしていますが、その考えのもと対策してます。
私の考えが正しいかどうかは問題ではありません。
人それぞれ自分の生き方は自分が決めるもので真相はどうあれ正しいと思って生きているはずです。
それを否定する気は全くありません。もちろん法律というルールの中での話ですが。
ただこんな人もいるんだなと知って頂ければありがたいです。
長々とすみませんでした。