今日は
省燃費運転に関して書かせていただこうかと思います。
まず、私の愛車であるランドクルーザーという車は非常に燃費の悪い部類に入る車です。
購入前にも、
恐らく国産車で最悪の燃費であると聞いていました。
普通に乗って、町乗りで
リッター6km以上には伸びず、最悪なシチュエーションでは
リッター3kmを切ったというオーナーズインプレッションも拝見していましたので覚悟はしていました。
4.7Lの排気量でこの燃費では…と、ワンサイズ小さな他のクロカン四駆にしようか散々迷ったものでした。
しかし、しっかりと
要領を抑えた省燃費運転を行った結果、心配は杞憂で終わりました。
現在のところ、6名乗車でフルエアコンでの首都高と都内下道走行メインで出た
最低燃費はリッター6.48km、 フルエアコンで山坂道を登って下った際に出た
最高燃費がリッター9.82kmとなっています。
仕様としては、ランドクルーザー中期100の5速ATで
ガソリン車です。
会社の仲間には、ディーゼルの燃費じゃないの!?と驚かれます。
しかも、あまり大きな声で言うのもどうかと思いますがレギュラーガソリンを使用しています。
通常、低オクタンマップを使用するとパワーが落ち、燃費が悪化するようですが個人的に実感は無いので使い続けています。
ハイオクガソリンを入れればもちろん燃費も更によくなるでしょうし、パワーも上がるのは間違いないと思います。
遠出ではコンスタントに
リッター10kmを目指せるかもしれません。
偉そうに語ってるよと思われて当然かと思いますが、プロドライバーとして仕事をしている私は実はこのような講習を受けています。
日野自動車株式会社の羽村工場で貨物事業者に対してのみ実施されている、省燃費走行の実地講習の受講証です。
たかが研修程度でとお思いの方もいらっしゃると思いますが、侮るなかれ。
日野自動車製の4トントラックに、最大積載量満載で荷物を積んだ状態で
リッター7kmを出せるように(省燃費を意識しない通常の運転ですと、同条件であれば4トン車でリッター5km出れば相当優秀なのです)なるほどの効果がありました。
まず、私の省燃費運転にはいくつかの前提があります。
「他の交通への危険を伴わないこと」
これは、
惰力でのニュートラル走行をしたり、高燃費を得るためにブレーキを踏まずに
前車との車間距離を無視したりしないという事です。
「装備品を外して軽量化しないこと」
車両に搭載されている重量物のうち、必需品を取り除かないという事です。
具体的には。スペアタイヤ、ジャッキ、車載工具など、重量はありますが常識的に考えて
絶対の必需品であり、これらを取り除いて燃費を得る行為は行わないことです。
私はスペアタイヤはおろか、一切の軽量化は行っていません。
燃料も100L(約100kg)、出掛ける際には常に満タン入れます。
危険行為をせず、
安全を第一に、無理なく高燃費を得る方法を伝授したいと思います。
まず、停止状態から加速する際は5速AT車であれば平地では
2ndスタートを徹底してください。
1速でも結構吹き上がるので、2速スタートの方が燃費は節約できるはずです。
一般のアクセル開度の加速に対し、省エネ加速では一回当たり平均して
70~80ccの燃料節約につながります。
タイヤが2~3回回転するまでアクセルは踏まず、はじめは
交通の流れに合わせて多少多めに踏み込み(アクセル開度50%くらい)、徐々に足を離してアクセル開度を少なくしていきます。
「踏みはじめはソロソロ、スピードが乗るに従って踏み足す」といったアクセルワークは禁止です。
その逆をやってみてください。
さらに、減速時は必ずエンジンブレーキを用い、4、3、2と段階的にゲートを落としていきます。
エンジンブレーキ使用時は燃料噴射がカットされるので、燃料使用量は0になります。
100mエンジンブレーキで減速を行ったとして、10回やれば1km走行距離が延びるのです。
省エネ運転での原則では、一回当たり
20~25ccの燃料節約が期待できます。
トヨタ自動車の取り扱い説明書にも書いてありますが、トヨタは中期以降の5速ATであれば、一般道は
50~55kmが最も燃費が延びるギア比になるよう開発されています。
高速道路では
80~85kmです。
速度を10km上げていくと、10%燃費が悪くなるという日野自動車のデータもあります。
そして、アクセルのオンオフやエンジン回転数の変化(ギアの変化)の少ないよう、定速走行を心掛けて下さい。
可能な限り常に一定の、同じ速度で走ることです。
50kmで走るならば、回転数は5速で1100rpm程度で常に安定しているはずなので、これを維持してください。
最後に、可能な限りアクセルは踏まないで下さい。
前の信号が赤でいずれ止まるような状況であったり、坂道等では一切アクセルペダルに触れないで下さい。
トラックや、ランドクルーザーのように車重がある車は慣性が大きいため、アクセルを離してもそうそうスピードは低下しません。
なんだか文章にするとすごくめんどくさい運転のようで、こんなんじゃ運転してて楽しくないよと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、慣れれば全く普通にこなせると思います(笑
普段、踏むところは踏むので特に加速などでストレスもありませんが、きちんと上記の燃費が出ています。
これ以上の燃費も出そうと思えば出せると思うのですが、出だしが遅くなるので後方の渋滞を誘発させたり、慣性を得るためにブレーキをあまり踏まないがゆえに前車と車間距離が詰まってしまったり、安全をないがしろにしてしまうので行いません。
テストコースで走るなら別ですが(笑
もちろんこれら上記のポイントは、ランドクルーザー以外でも、どんな車種の車でも活かせる省燃費テクニックです。
では、今回の日記が皆さんの省燃費運転に寄与できれば幸いです。