ルポッチのブログ一覧

ルポッチにとって、夏の風景のひとつに

←これがあります♪

今年は何を読もうかな？？

陸上部でスプリント（短距離ランナー）している高校生のお話です。

私がこの本を中学生の時に読んでいたなら、高校は迷わず陸上部に入部していたでしょう（笑）。でもこの本を読んだら、過去に陸上部で走っていた人はもちろん、走る事にまったく縁の無い人まで走ってみたくなります。



私は健康上の理由で、中・高校時代は運動部に所属出来なかったので、この本の世界は憧れます。大学では体育会のソフトテニス（軟式テニス）部に所属して、４年間燃え尽きたという辛く、楽しい思い出がありますが、今でも中・高校時代に部活やっていればよかったな～と思います＾＾

タイトルにもありますが、損も得もなく、ただ「一瞬」の為に何かに打ち込める時間はオトナになっても必要だと思います。


そういえば、走った後、地面に倒れこむほど全力疾走したのって、いつだろう・・・・

週末、ルポGTIで郊外の本屋へ新刊の文庫を物色しに行くと・・・・
う～ん、今月はあんまり面白そうな文庫はない感じ(´･ω･`)ｼｮﾝﾎﾞﾘ

となりの棚に、今回の「ヒート　アイランド」がありました。
この前読んだ「ワイルド・ソウル」・垣根涼介の作品でした。同じ著者の作品は連続して読まないのですが、前作が面白かったこともあり購入しました。

まだ、全部読んでないのですが、この著者は車好きのようです、「ワイルド・ソウル」ではフルチューンしたFDが登場させていたし、今回もインプのSti・Ver・Ⅳやユーノス500・20GT-ⅰを登場させていました。

----------------------こんなかんじで--------------------------------------

「それにな、どうもそのクルマ自体も、おかしい」

「どういうふうに？」

「スバルのインプレッサなんだが、ちょっと見には、ごく普通のセダンにしか見えない。フロントまわりもすっきりしたもんだし、エンブレムもリアウィングも取っ払ってある。クルマに関心のない奴には分からないかも知れないが、ありゃ間違いなくSTiヴァージョンだぜ」

「なぜ、分かった」

携帯の向こうで、かすかに笑う声が聞こえた。

「音だよ、音。アイドリングしたまま停まっているが、その排気音がな、ゴロゴロいってやがる。カリッカリにチューニングしたエンジンに特有のノイズ音だ。おまけにホイールには40（ヨンマル）の扁平タイヤを噛ませている。そんなクルマをわざわざノーマル仕様のエクステリアに戻して乗る奴なんか、そうそういるもんか」

--------------------------------------------------------------------------

と、思わず(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯとしてしまいますね～

クルマだけでなく、人物描写もストーリーもしっかりしているので、楽しめる本だと思います。

週末、いつものように本屋で文庫を物色していたら出会った本です。

「戦後まもなく、豊かな耕作地と住環境が手に入るという宣伝文句を信じ、胸に希望を抱いてブラジルへと旅立った幾万の日本人たちがいた。しかし当時の外務省によって行われたこの移民政策は、実際は「口減らし」政策であり、彼らは現地人たちでさえ住み着かない未開のジャングルへと放り込まれた“アマゾン牢人”であった。家族を失い、どん底の生活から数少ない成功者へとのし上がった衛藤は、・・・・。」

・・・・とまあ、こんなお話しですが、
やってくれました。ﾜｸﾜｸ((o(ﾟ▽ﾟ○)(○ﾟ▽ﾟ)o))ﾄﾞｷﾄﾞｷ
暗そうに見えて全くそんなことはなく、ブラジルのラテン系なノリがあったりして痛快そのものです。一気に読破してしまいました。

特に主人公のフルチューンしたFDが疾走する場面が多数あり、車好きはもちろんFD乗りの方は必読ですよ(^▽^)/

ストーリーは著者のフィクションではあるけれど、歴史的事実はあるのだろうな～
「移民問題」には私も無知でした(／-＼*) ﾊｼﾞｭｶﾁ…

上に書いたように文庫本裏のあらすじを読んだ時、正直迷ったけど買って読んで正解でした。お勧めのエンターテイメント小説ですよ(⌒～⌒)ﾆﾝﾏﾘ


ワイルド・ソウル(上下)
【幻冬舎文庫】
垣根涼介 （著）

と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける330の質問に果たして村上さんはちゃんとこたえられるのか？

ファ○ーレで映画観た後、本屋で買っちゃいました(^▽^)/
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」の第2弾です。

「ノルウェイの森」、「アンダーグラウンド」と純愛からノンフィクション、翻訳と幅広い著書がある作家ですが、私は村上さんの肩の力が抜けるエッセイ旅行記が大好きです。

このエッセイ集（じゃないな、これは・・・）も「ふられても友人でいられる方法は？」、「BMWとメルセデスの試乗比較」まで現実に使える（？）ネタから車ネタまで、面白いのでお勧めです。

その後、イ○ン高岡へ行きスポーツオーソリティでテニスグッツを、ムラサキスポーツでサーフグッツをチェキして最後に、スタバで定番のキャラメルマキアートを飲んで帰りました。

久しぶりに一人でフラフラして、楽しかったです(⌒～⌒)ﾆﾝﾏﾘ