ゆきちゃんが命を落としてから、少しのあいだですが命を扱う者としてのプレッシャーから遠ざかっていたのですが、つい先日ある知り合いのにゃんこが誤診で命を落としました・・・
誤診で処方された薬によってのショック死との事です・・・何とも悔しい話です。
我が子を助けるために病院に連れて行ったのにそれが原因で大切な家族の命を失うなんて・・・
実は最近、我が家の子にも誤診がありました・・・
角膜に曇りがあるのに気付き動物病院を受診し・・・なんと診断は、FIPの可能性が大きいとの事です。
ご存知の通りFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症した場合、ほとんどの場合は助かりません!
死の宣告みたいなものです。
まずは確認のために血液検査!
間違えないみたい?
今回の場合はFIPのドライタイプ!治療にはステロイドを用います。
とても元気で、今までに1回も病気になった事がなかった子なので、私たちは納得がいきませんでした!我が家の担当の獣医さんにお願いして、同じ症状が出るトキソプラズマ症の検査依頼、それとともに妊婦である可能性が高いので、超音波検査及びレントゲン検査を行いました。
ステロイド治療は胎児に影響が出てしまします(>_<)
トキソプラズマ症の検査結果は数日後・・・
今回診断していただいた病院は獣医さんが5名もいるのですが、私が信頼している獣医さんはまだ若い獣医さん1名だけです。なんかいつもと違う表情・・・
わが子の表情がしかめっ面になるのもしょうがありません。
こんな時はいつものおじいちゃん先生です!
血液検査の結果、診断内容を伝えたところ、FIPじゃないんじゃない?だって!
血液検査なんてあてにならないし、症状もほとんど出てないでしょ?
うんうん。私もそう思う!!
でっ!後日出たトキソプラズマ症の結果は+-・・・
それってわからないって事だよね・・・
でもわかった事は!!我が家の子は死にません(笑)
明らかにFIPではないです!元気なんです!(^^)!
そんな簡単に死なせてたまるか( `ー´)ノ
そんなんこんなで、わが子はリスクのあるステロイド治療もせずに助かりました('◇')ゞ
最初に書いた、亡くなってしまったにゃんこの飼い主さん。
950 なんで亡くなってしまったのですか?
飼い 誤診だったんです。
950 動物病院は複数とお付き合いした方が良いですよ!
飼い そうですよね。後悔しています。
950 診断は3件の動物病院に行けば3通りの診断結果が出ます!
飼い 私がもっと知識をつけていれば良かったんですけど・・・
950 そうですね。獣医さんは私たちを支えてくれる総合職です!
950 我が子を守れるのはいつも一緒にいる私たちだけなんですよ。
この飼い主さんは、素晴らしい飼い主さんだと思います。
誤診を責めなかったです!そればかりか、ご自分で知識を身に付けなかった事を悔やんでいました。なかなか出来ないことです。
私は思うんです。自分で知識をつければ、誤診なんて大体は防げます。
我が家の子の主治医は私ですから!
獣医さんは、専門知識を持った協力者なんだと思います(=^・・^=)
◎診断結果は最後まで疑って納得いくまで説明をしてもらってね!
◎最低でも2件以上の獣医さんから同じ診断をもらってね!
◎飲ませる前に薬の内容を確認してみてね!(自分で調べる)
◎血液検査はあまりあてにならないよ~!
◎腎臓病の疑いは、ほとんど誤診だよ~!
◎大きい病院でも結局は院長の判断の診断内容になるよ!
◎小さな病院の方が、獣医の都合による診断が少ないかもよ!
動物の診断も人間の診断のようにもっと正確になれば良いのにねぇ・・・
おしまい
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2017/05/01 22:32:55