
先日、遺伝子病セミナーに参加してきました。
1月11に放送された、NHKのクローズアップ現代で、ペットの遺伝子病の実態を見て衝撃を受けた方もいるのではないでしょうか?
実はペット業界でも衝撃が走ったようです!
私が1番驚いたのは、W・コーギーの90%が遺伝子異常を持っていると言う事実でした。
と、言うのも、私のお友達に頼まれて、W・コーギーを買い付けた事があったからです。

(画像は
犬の車椅子工房・クララワークスさんから借りました)
W・コーギーの遺伝子病は変性性脊髄症(DM)と言うものです!
遺伝子に異常がある個体は、約90%!
そして、必ず発症するアフェクテッドはなんと約40%です!!

(上の子は足が長いコーギーです。この子に遺伝子病がない事を祈ります)
W・コーギーの場合は病気の子を買っているようなものです・・・!?
遺伝子異常のないノーマルの子が10%しかいないってどうなんでしょうか?
さて!本題です。
実はアビシニアンも遺伝子病が多い猫種なんです!知っていましたか?
あ~!勿論ソマリも同じです。
PK欠損症。グラフを見ればわかるように約40%がキャリアです!
その内2%がアフェクテッドで、必ず遺伝子病を発症してします子です・・・
寿命は約4年とされています。
そしてアビシニアン(ソマリ)の場合には、多発性嚢胞腎(PKD)も心配されます。
皆様の家の子は、ブリーダーさん・ペットショップから、遺伝子病のリスク説明がございましたか?
PKDは医療食または腎臓配慮されたフードが有効です!
我が子の腎臓に心配がある方やアビやソマリを買っている方は、腎臓疾患に配慮されているフードを選ぶのも賢い選択かもしれません。
遺伝子病は正しい交配知識があればなくせる遺伝子病なんです!
新しく我が子を迎える方は、是非、遺伝子病の情報を得てから購入することをおすすめします♪
P.S ご自分の飼っている猫種の遺伝子病の検索をおすすめいたします。
症状を把握しておけば、獣医さんに遺伝子病の可能性をお伝えすることができますよ!
Posted at 2017/06/21 18:35:33 | |
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