なぜ充
放電器なのか?
今の充電器には放電機能がついたものが多くあります。
それはなぜか?
充電池は一度使い切ってから充電するというのが基本なんですね。
特にニッカド。
最初の頃の携帯電話の電池はニッカドでした。
人それぞれ電池の寿命が違っていたと思いません?
電池の容量が減らなくてもマメに充電していた方ほど寿命が短いんです。
ぼくはいつも自然に電源が切れるまでほっておいたので長持ちしてました。
前に出てた
メモリー効果ってヤツですね。
まだ容量が残ってるに充電を始めちゃうとバッテリーがこれ以上容量がありませんと記憶?しちゃうんです。 困ったもんです。
で、自然と容量が減ってしまってバッテリー切れを起こしてしまいます。
なので、ラジコンの場合は大電流を流してバッテリーを使っているため「ドカッ」っと一気に出るけど実際はまだちょこっと残ってるんです。
そこで小電流である程度減るまで放電器を使って使い切ります。
よく例えられるのが水なんですが、風呂桶に水をいっぱい溜めます。
風呂の栓を抜くと水が出始めます。
最後なくなってくると出る量が少なくなってきます。これが電圧低下ですね。
ラジコンはこれぐらいでやめます。=栓をします。
ですが、栓をしてちょっと待つとまだ水が残ってます。
これを今度ストローぐらいの細さで抜いていくと少しずつなくなっていきます。これで出てこないくらいになればOKです。
そのままほっておくと自然と蒸発(自然放電)して空っぽになってしまいます。
ニッケル水素はここまですると使えなくなってしまいます。
これでようやく充電開始ができます。
充電ですが、普段使っている充電器(ラジコン以外)というのはゆっくり充電してます。
風呂桶に普通の蛇口で水を溜めている感じです。
だけど、ラジコンのバッテリーでは容量が多いため時間がかかりすぎます。
なので消火栓のような大きな蛇口で一気に溜めちゃいます。
すると泡が立ったり、波が出たりであふれる頃に止めて水面が落ち着くとまだいっぱいではないですよね。
バッテリーも一緒なんです。
けど、水と違うのが一気に溜めると一気に出やすくて、少しずつ溜めていくと一気には出ないけど長持ちするんです。 ちょっぴり不思議。
次に充電完了時。
バッテリーは充電していくと電圧が上がっていきます。
容量がいっぱいになると電圧が下がってくるのです。(⊿ピーク)
これを感知して充電終了になります。
他にも、電池の温度を測ってこれ以上熱くなったら終了するという方法もあります。
⊿ピークが一般的です。
これを上手に使って、使えなくなったニッケル水素を復活してみました。
タミヤの3300ですが、充電し始めてすぐに完了してしまうんです。
長時間使わなかったバッテリーや古いバッテリーは充電し始めると電圧だけすぐに上がって下がり始めちゃうので完了してしまいます。
これを強制的に終了させずにムリムリ充電すると、あらビックリ!
どんどん入るじゃないですか。
タミヤの3300復活しました。合計で3300以上入りました。
明日、使ってみます。
この方法は電池に熱を持つため温度センサーのついた充電器でないとお勧めできません。
爆発してからでは遅いですからね。
他にも書くこといっぱいなんですが、とりあえずここまで。
疲れました。
こんなんでわかりました?
Posted at 2008/03/23 00:04:23 | |
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