
ここまで雨が降らないと気持ち悪いね。
四季の境や姿がどんどん変ってきてい
る。環境も人も変質していくのだろう。
日本の夏は暑い。湿度の高さもあるし
舗装の多さやエアコンの普及など気温
の数値以上に過酷な状況なのだ。
で、クーリングを考える。写真は46
Mの標準車走行会仕様だ。まず最大限
走行風を取り入れる事を考えたい。ラ
ジエターの前にある移動できそうなも
のは片っ端から移動させて風を逃がさ
ない様に囲い込むのだ。
このクルマの場合ノーマルラジエター
とオイルクーラーが2階建てて付いて
いる。ラジエターの厚み増加を最小限
に抑えて熱変換容量を増やすためにノ
マルオイルクーラーを除去して大型化
した。ラジエターを無闇に厚くするの
は風抜けが悪くなるので良くない。2
層より3層や4層がエライ訳ではない
のだ。ノーマルが2層のクルマに1層
の薄いタイプを製作する事も現実にあ
る。横流れ式で整流板をいれてコアを
均一に長く流れる様に考える。
オイルクーラーは両サイドに振り分け
た。46Mは街で流していても120
度になったりするしサーキットではオ
イルが焦げるw位の温度になるからね。
36Mも46Mもそうなのだがオイル
のサーモスタットが直ぐに壊れてしま
う様に出来ている(呆)ワックスタイプ
のショボイ出来のサーモは何度かの温
度上昇で内部ワックスが流れ出してし
まい作動不良を起こす。作動不良する
とエンジンオイルはオイルクーラーに
流れず内部でグルグル回ってヒートを
おこしてしまうのだ。サーモを交換し
ようにもサーモ単体での部品供給がな
くオイルエレメントブロックと共に購
入しなくてはならない。そしてまたサ
ーモが壊れる恐怖に晒される。
ウチではそのサーモを加工し再利用し
ている。リサイクルだw序でに高開度
としオイルを流れやすくしている。
オイルクーラーコアを換えるだけでは
36も46もオイル温度は落ちません。
オイルの流れを総合的に手入れしない
とダメですね。ファンカップリングが
致命的に弱いのも困る。点検は簡単な
のでご自分で是非。エンジンを掛けて
ボンネットを開けエンジンとラジエタ
の間にあるファンがちゃんと風を送っ
ているかを手をかざしてみてください。
結構な風量があるのが正常。不良なカ
ップリングは扇風機の弱くらいの風量
です。カップリングが弱っているとヒ
ート気味になるしエアコンの利きが悪
くなるし電動ファンが頻繁にハイで回
って電装に負担を掛けます。
無意味なファンカップリング外しや電
動ファン化は慎みたい。ファンカップ
リングを外すと確かにレスポンスUP
らしきw雰囲気にはなる。30Mの標
準車でノーマル整備済ならカップリン
グ外しOK。でも36や46のカップ
リング外し電動ファン追加はNGです。
ファンシェラウドを取り外すのも一部
を除きNGです。
ローテンプサーモのみの取り付けもN
Gですな。オーバーヒートにナンも効
果もありませんです。
レースする訳ではない街乗りでもクー
リングはとても大切です。ドレスアッ
プwする前に点検整備をしっかり行い
ましょう。
どうしても温度が落ちないクルマはコ
ンピューターのセットアップを変えて
ガソリン冷却をする事もあります。現
車合わせだから出来る技ですな。
今日は60M5のマフラー手直し作業
とGZ20ソアラの電装点検とセンサ
ー交換をする。
最近見つけた山岳救助漫画にハマってい
る。何度も何度も読み返し何度も何度も
泣いてしまう。「岳(みんなのやま)」
石塚真一著 ISBN-10: 4091875718
お勧めします。
野口健さんの活動に共感してカードをコ
スモザカードエコにしようと申し込んだ。
壊れた右膝に装具を造って補強してから
だが清掃登山に参加したい。今年後半か
ら来年の目標だ。やるぞ。
続く
Posted at 2007/07/01 10:55:32 | |
作業ちう | 日記