2007年07月08日

曇ってはいますがキッチリ暑いです平野。
どこかの誰かの合コン日和ですわいなw
愛が見つかるとイイでつね。ガンガレよ。
写真は要交換プラグ。
初めて診せてもらうクルマは必ずチェッ
クする部品です。極一部の車種を除いて
ですが簡単に外せてエンジンの状態を的
確に教えてくれるからです。
キャブから電子制御になったからといっ
てプラグの役割は変りませんしその表情
も変りません。昔はキツネ色と言ってい
た好調の証が少しコゲ目に出るだけなん
です。
症状は高回転での失火で出てきますが解
りにくい場合もありますのでアイドリン
グで判断すると良いでしょう。少し走り
回って十分に暖機したらエアコンなどの
電装を全てOFFにして暫く待ちます。
一定のリズムでアイドリングしているな
ら一応OKでしょう。プツプツっと稀に
不整脈があるとかアイドリング回転数が
上下してしまうならプラグを手始めに点
検するべきです。
プラグコードの抵抗やリークチェックと
かDIならコイルの点検なども一緒にす
ると更にお得です。プラグホールを洗浄
清掃しネジ部にはカッパーグリスを塗布
して組み付けます。
プラグの清掃再使用にも注意が必要です。
昔はワイアーブラシでゴシゴシやってい
ましたが最近のプラグ(特にイリジウム)
なんかはゴシゴシやっちゃイケません。
ケミカルクリーナーとエアーで掃除する
かブラストするか一本づつ焼くか、それ
とも諦めて新品使うかです。
プラグ周りをしっかり整備してあれば変
な点火系オカルトパーツや眉唾パーツに
手を出したりしなくてすみます。火花は
的確な時期に頃合の火花を一発バシッと
出せばよいのです。これは純正システム
で十分OKなのです。
もし整備済純正システムが力不足ならア
イドル失火を起こし触媒を焼損し排気ガ
スは汚れてしまいます。ハイカムを組ん
だりチューンドロータリーであったりす
るなら点火系統の強化は必要になる事が
あるかもしれません。
でもあなたのクルマ(エンジンが)ノーマ
ルなら(ノーマルに近いなら)点火系は純
正が一番です。ノイズによる悪影響が一
切なく安価なのですから。
何度もいっている事ですがくたびれた点
火系統を持つ整備不良状態のクルマはま
ず整備をするべきです。変な点火パーツ
をつけるべきでは無いのです。
「低速トルクが増しますよ」と甘言で誘う
パーツは全ての回転数で点火遅れを起こ
します。排気ガスをクリーンにするべく
セッティングされたノーマルのほんの少
しの極低速トルクを増すのは事実ですが
排気ガスを少し汚して高回転ではトルク
抜けしてしまうのですよ。理屈理論を聞
いた上で理解し購入しましたか?甘言に
引き摺られてしまっていませんか?
初期整備をしっかりやって変な部品から
身を守りましょう。ディーラーさんや整
備工場のメカニック達はクルマの構造を
理解しています。主治医を見つけて定期
的な点検整備をお願いします。
ポン付けに良品なし!ですわ。
極一部のディーラーメカさんへ
故障診断機が一般的になって久しいです
が頼り切った整備は危険です。プラグや
点火時期など昔ながらの点検項目もよろ
しくお願いします。
Posted at 2007/07/08 10:42:48 | |
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