2008年02月04日

寒いぞ平野区。日曜は雪が降ったさ。今朝は
雨ザーザーです。空が明るいのがせめてもの
救い。昼間は暖かくなるといいね。
写真はアウディTT。先日峠用脚を造ったのだ。
フロントアッパーマウント基部を改造してピロ
化し車高調整サスを造ったよ。元々底突きば
かりで悪名高い○ーべーの脚が着いていたん
だけど底突きが酷くドアンダーで取り回しも
悪く乗り心地は極悪。どうにもならなくなっ
てのご来店でした。
減衰力や車高の調整バランスをしても元々の
設計が駄目な脚を組んでいたら無意味です。
どんな車高調整式であろうとケースの長さが
車高を決めますしロッドストロークの長さで
バネレートが決まってきます。
ショートストロークと称するストロークの無い
ショックを採用し街乗りするなら相当固いスプ
リングが必要になるでしょう。例えば36M3
の場合ノーマルリアの最終スプリングレートは
20kをはるかに超える堅さです。なのに車高
を下げてストロークを規制してしまっているの
に拘らず12Kとか16Kとか組んでしまって
いるのは迷路に嵌っている証左と考えます。こ
んなにヤワなスプリングを組めるというコトは
ショックが底突きしているか棒の様に堅すぎる
減衰力かスプリングが線間密着しているかノーマ
ル以下の性能になっているのに気付かない○×
△かですね♪
車高にしても減衰にしてもスプリングレートにし
ても変更調整するには基準が必要です。車高で
荷重分布を調整しスプリングレートでロール量と
運動性を決め減衰でロールスピードとその順序を
キメていきます。
ストリートで運用するなら縮みストローク50ミリ
必須です。それ以下でまともなノ乗り心地やレイン
での安全制動力は望めないでしょう。サーキット専
用車や超上級なら30ミリでいける場合があります。
無知な店に底突きサス着けられているのに気付か
ずに減衰力の調整をして「セッティングしている」と
思い込むのは不幸だと早く気付きましょう。
ツルシのサスキットのスプリングレートだけを変え
るのはセッティングではありません。なぜそのレー
トになるのか?その結果どのような動きになりえる
のか?計測して確認して調整するのがセッティング
です。
ロングロッドでショートケースの全長調整式ショッ
クで無い限り車高調整サスは車高調整できないしス
プリングレートに自由度無いのです。
あなたのショックスロトーク知っていますか?
まさか底突きしていませんよね?
このアウディ。この車高でフロントは50ミリ以上
リアは80ミリ以上のストローク残ってます。乗り
心地もイイですよ。
Posted at 2008/02/04 11:07:29 | |
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