2009年4月28日(火曜)快晴
川奈ゴルフコース・富士コース、大島コース
ツアー史上はじめて、最大風速33Mという強風により7番ホールの旗竿(ピンフラッグ)が折れるほどの状況で、決勝最終日のラウンドが中止となった今年の「フジサンケイレディスクラシック」。
2日後の火曜日は朝から快晴の1日となりました。
エスハイを走らせて、東名高速から正面に見える富士山はすばらしくきれいで、小田原厚木道路の終点まで約1時間、そこから真鶴道路、熱海ビーチラインと国道135号線を抜けて川奈ゴルフクラブに向かいます。
ゴルフ場への入口は歴史ある「川奈ホテル」玄関です。
お出迎えのホテルのボーイさんにバッグを卸してもらいます。ホテルからは連絡通路で併設するクラブハウスまで歩いて移動。
今年で開場70周年、歴史と伝統を感じさせる佇まいです。
唯一残念なのは練習場が無いことですね。トーナメントでは隣接する「大島コース」の一部をドライビングレンジとして開放するようですが、普段は練習グリーンしかありません。東京から川奈まで約2時半のドライブで、練習なしのラウンド開始はちょっと不安でした、本番がそのまま練習になりそうでもったいない、という感じがします。
富士コースアウトのスタートホール1番は高台にあり、いきなり相模湾にむかって豪快な打ち下ろしとなるミドルホールです。ティーグランド周辺ではスタート待ちが数組あり、大勢のギャラリーの目の前で、川奈ゴルフでの記念すべき最初のティーショットはかなりの緊張に包まれました。
同組全員、地に足が着いていない状態で振り回したドライバーは、OB、チョロ、こすり球などを連発、散々な内容で1番ホールをスタートしました。しかも、セカンド地点ではラフに入ったボールをうまく打ってパーオン、ホッとしたのもつかの間、直後に同伴者のボールであった事に気付き、「誤玉」といういきなりのミスを犯してしまい、2番ホール以降でも動揺が隠せません。
相模湾の向こうには「初島」や「伊豆大島」がすごくきれい、そんな余裕もすぐさまふっ飛び、初めての川奈ゴルフに緊張しっ放しのラウンドが続きました。途中でOBも打ち、完全に雰囲気に呑込まれたフロント9は、なんと50を叩いてしまいました。
この日の川奈ゴルフはトーナメント終了後で、翌週はすべてトーナメントと同じティーグラウンドの位置から打てました。グリーンは決勝終了以降では芝を刈ってないのか、高麗芝でもあり早くは感じなかったです。ラフのセッティングはそんなに長くは感じませんでしたが、いざショットを打つとやはりかなり喰われてしまいます。ゴルフ場の地層は岩盤層らしく、整地もできないことから自然の地形が活かされており、ほとんど平らな場所がありません。セカンドは前下がりや左足下がりなど、さまざまなライからショットを打たされます。グリーンも当然小さく、グリーンまわりは身長をはるかに超える高さのアリソンバンカーでガードされ、ショットの良し悪しなどで天国と地獄に分かれます。
距離は無いですが、ゴルフの基本的なスキルとマネジメント力が試されるコースであると感じました。70年も前にこのようなレイアウトをほぼ完成させているところなど、さすがの名門であり、また難攻不落の川奈たるゆえんでしょうか。
9番を終え、スルーで10番ホールに向かいます。
後半は、テレビ観戦でよく見る風光明媚な景色が続きます。特に川奈灯台に向かって打つ568ヤード、ロングホールは素晴らしい景色でした(プログのヘッダー画像)。
そして、名物の16番ロング。左側は絶壁の相模湾でフェアゥエイは海に向かって傾斜しておりOBゾーンに吸い込まれそうです。今年からは「ラテラルウォーターハザード」に変更され、より攻めやすくなってます。
狙いは右側バンカー方向。前週のトーナメントの横峯さくらはこのバンカーを越えて飛距離275ヤード、三塚優子は更に飛ばして302ヤード地点でした。テレビの予習を頭に入れて、バンカー方向を狙います。自分のショットも思い通りの弾道を描き、バンカー先に落下して見事フェアウェイセンターをキープし、さくらは超えました、三塚はムリ。セカンド以降はグリーンまで打ち上げており、まったく先が見えません。確か、横長の2段グリーンだとテレビで記憶しているだけでしたが、若干前上がりのライから放ったセカンドショットもほぼ完璧に打てました。期待してグリーンに歩いて行くと、ピン位置とは違う下の段でしたが約5メートル横にツーオン、イーグルチャンス到来です。段を駆け上がるパッティングは惜しくも30センチ右にそれて、それでも楽々とバーディー奪取です。
この名物ホールを完璧なショットの連続でいい結果を残すことができ、最高の思い出が作れました。
続くは、またも名物のショートホール。過去にも数々のドラマを作り出したテレビで必ず観戦するパー3です。さて、ここもなんとかイーブンで切り抜けたいと祈りを込めたショットでしたが、無残にも右の崖下へ転がり落ちました。しかも、セカンドはビルの3階部分のようなグリーンまでの打ち上げ、ところがラフからのインパクトの瞬間にヘッドアップしてしまいトップボールとなってボールは反対側の崖下へ転がり落ちました。心を落ち着けて放ったサードショットはまたもトップして元の崖下へ落としてしまう羽目に、もう尋常ではいられません。しかもこの昇り降りの往復で足腰ヘロヘロ状態、結果はなんと5オンの2パット。
この場所で、バーディーの後で、しかも崖下から崖下へ、更に崖下へ、川奈の洗礼を浴びてしまいました、完全に玉砕されてしまいました、がっくりでした。
OUT(50)-IN(44)=94
同伴していただいたキャディの「角田」さん、魅力的でステキな方で、大変お世話になり有難うございました。富士コース終了後、追加で大島コースへラウンドに出掛けたため、きちんとしたお礼の挨拶もできずに大変失礼いたしました。またお会い出きる事を心より願っております。
川奈・富士コースは、通常は川奈ホテル宿泊者限定でのラウンドが基本ですが、今回は裏ワザの恩恵に与り、日帰りのラウンドで満喫させていただきました。
●川奈ゴルフコース富士コース「No.2」
●川奈ゴルフコース富士コース「No.3」
●川奈ゴルフコース富士コース「No.4」
●川奈ゴルフコース富士コース「No.5」
●川奈ゴルフコース富士コース「No.6」
2009年4月29日(祝日)快晴 「群馬カントリークラブ」
翌日29日(祝日)は会社のコンペなので川奈から300km移動して群馬の月夜野へ。
川奈を終えた自分には、すごく気楽であり、緊張感のないラウンドとなりましたが、いい意味で力が抜けた結果、41 - 42 = 83 のラウンドでした。表彰式では準優勝となり、Nintendo Wii をゲットしました。
2009年5月9日(土曜)快晴 「烏山城カントリークラブ」
GW仕事の見返りとして、先週末の土日である9日と10日はいつもの栃木でラウンド合宿でした。天気予報はばっちり、ほぼ完璧な空模様。
ところが先週末は連日30℃を越える真夏日となり、まだ暑さに慣れていないメタボな体には正直危ないと感じさせるほどの気温でした。
金曜前泊で現地入りし、晩餐はいつものそば処「一徳」でお世話になりました。
土曜は、今年3回目の訪問となる「烏山城カントリークラブ」の二の丸コースを07:28にスタートし、続いて三の丸コース、そして昼食後は本丸コースをラウンドしましたが、結果は45 - 47 - 45 = 137 と納得のいかないスコアになりました。
●烏山城カントリークラブ
2009年5月10日(日曜)快晴 「ジュンクラシックカントリークラブ」
夕方には、隣接する「ジュンクラシックカントリークラブ」(今年2回目)に移動してチェックイン、今晩の宿も前回と同じで「浮舟」に宿泊です。鍵をもらった部屋はベッドタイプ、前回は敷き布団タイプ、違いが楽しめて面白いです。晩餐は、敷地内の「ベビーフェイス」でイタリアン。
翌日のラウンドも土曜以上の真夏日、バイザーには塩が白く噴出します。
結果は、47 - 47 = 94、なかなか攻略させてくれません。
●ジュンクラシックカントリークラブ「No.3」
●ジュンクラシックカントリークラブ「No.4」
2009年5月11日(月曜)快晴 「大宮ゴルフコース」
月曜日の11日は振替休日を取得して、なんと土日月と3日連続のラウンドです。
もう、この真夏日ですべてがヘロヘロ状態です。
ここは街中の林間コースなので、ティーショットを曲げると林の中で「与作」の連続となり、スコアを大きく崩します。セルフで18ホールをスルーでまわり、午前8時30分のスタートで午後1時に終了しました。結果は、49 - 42 = 91
この3日間の真夏日で、腕や顔は真っ赤に日焼けしヒリヒリ状態です。単身で最近は部屋に一升瓶をキープするなど、ひとり酒の量も増えてしまい、メタボな体に。
しかも車通勤でまったく歩かなくなり、脚力の衰えは凄まじく、ティーショットの後のフィニッシュではヨロヨロともたついて、以前のようにピシッとフィニッシュが決まらなくなりました。
なんかもう、90台半ばが実力という感じです。
もう当分、クラブは握りたくありません。
が、しかし次回ラウンドは今月末の2日間、北海道・由仁町でのラウンド予定です。